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刑務所について<刑務所の生活>

④刑務所の生活

受刑者の日常生活はどのようなものでしょうか。

食事

食事は国から給与されます。被収容者の体質や健康状態、年齢、性別、作業の就業状態などを考慮した上で、被収容者の状態にあったカロリーや栄養の食事が与えられます。また、宗教上の理由または食習慣の著しい違いにより一般の食事をとることができない者については、特別の食事が給与されます。多くは受刑者が外国人である場合に特有のケースといえます。

たとえば、米飯に替えてパンや麺などの主食が用意されることがあります。イスラム教徒であることの申告をすれば、豚肉は一切出されず、肉類もハラールフードの缶詰を出されるなどの配慮がなされています。ヒンドゥー教徒であることの申告をすれば牛肉は一切出されません。
なお、これらの配慮は、やむを得ない場合になされる配慮ですから、食べ物の好き嫌いなどの単なる習慣や嗜好では、代替食が与えられることはありません。

居室

単独室と共同室があります。居室には、生活に必要な食卓、学習用の小机、清掃用具等が備え付けられています。また、建築基準法で定められている基準値を満たす窓や換気孔が備え付けられ、採光や換気にも配慮がなされています。

受刑者は基本的には共同室に入ることになります。しかし、受刑者が他の被収容者と接触することにより刑事施設の規律及び秩序を害する恐れがあるとき、他の被収容者から危害を加えられるおそれがあり、これを避けるために他に方法がないときなどは、受刑者を他の被収容者から隔離して、昼夜、単独室に収容されることがあります。これが昼夜間独居拘禁(厳正独居)です。
この処遇を受けると、運動、入浴、面会の場合を除いて、ずっと単独室に入れられることになります。運動や入浴も単独室専用の非常に狭い設備を使って、一人で行います。面会がない限り職員以外の人と会話することもできません。

入浴

受刑者の入浴は、1週間に2回以上実施されています。入浴の時間はおよそ15分、女子はおよそ20分です。また、夏期は毎日の作業終了後、体を拭く時間を設けることで、入浴できない日も体を清潔に保つことができるように配慮されています。

運動

受刑者の生命や健康の維持は、刑事施設の重要な責務のうちのひとつです。そのため、健康の保持上必要となる運動は、1日に30分以上の機会が与えられています。天候等が許せば戸外において実施されます。高齢者や、薬物事犯者のように体力が低下している者に対しては、ストレッチ体操を運動種目に組み入れるなどして、体力に応じた運動内容となるように配慮されています。

医療

受刑者も風邪をひく、怪我をするなど、医療を必要とすることがあります。また、あらかじめ腎臓病など慢性的な疾病を持って刑務所に収容される受刑者もいます。様々な状況におかれている被収容者を収容している刑事施設ですから、被収容者の健康の管理・維持のために、医療を充実させることが必要となってきます。

一般の刑事施設には、医師等の医療関係専門の職員がいます。医師が刑事施設の職員として仕事に従事しているのです。医療関係専門の職員は、被収容者の保健衛生及び医療に関する業務に従事しています。また、その他に、さらに高度で専門的な医療行為を必要としている被収容者を集め、被収容者の状態に合わせて専門的な治療を行っている医療刑務所が全国に4か所あります。その中には、医療法による病院として、開設の承認を受けている施設もあります。

上述したように、被収容者の生命及び健康の維持は刑事施設の重要な責務ですから、日常的な診察は刑事施設の職員である医師が行いますが、病気やけがの程度や緊急性などから、職員である医師では対応しきれないような場合は、外部の医師による診察を行い、必要に応じて刑事施設外の医療機関に通院や入院させることもあります。そして、その診療の費用は国が負担します。

また、刑務所は外部から隔絶されていますが、受刑者の心は社会とつながっています。社会とつながっているという気持ちが、更生の励みにもなります。特に、家族や恋人、友達とのつながりが、つらい時に励みになるのは、刑務所の中でも外でも同じことです。自由のない日々において、外部の人との面会や手紙のやりとりは、多くの受刑者の心のよりどころになっています。

受刑者は、親族のほか、特に面会することが更生のために役立つと思われる者と面会することができます。また、手紙のやりとりは、犯罪性のある場合を除き、することができます。

刑務所外の人々と交流することは、家族や雇用主と円満な関係をつづけることができるなどして、更正の意欲が高まったり、やがて刑務所を出た後の社会復帰に良い影響を与えたりします。一方で、犯罪の背景となった交友関係を断絶できず、再び犯罪を行う伏線となってしまうことも考えられますから、無制限に外部の人間との交流を許すわけにはいきません。そのため、面会や手紙のやりとりに関して、その相手方や内容には、一定の制限があります。

面会をすることができるのは、一般的に平日の日中となっています。回数には制限があり、刑事施設によって定めがあります。所内での受刑態度が良好であれば、許される面会の回数が増えます。時間は一回30分程度ですが、他に面会を希望している申込みの件数が多いような場合は、ひとりあたり一回5分程度に面会の時間が短縮されてしまう場合もあります。

手紙の発信の数にも制限があります。これもそれぞれの刑事施設によって数がさだめられています。ひと月につき4通は少なくとも発信することができます。

面会や手紙のほかに、基本的に電話をすることは認められていません。しかし、釈放日が近くに迫った受刑者等については、社会復帰のためや更生のために必要であると認められる場合には、電話で刑事施設外の人と会話をすることが許されることがあります。

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