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刑務所について<仮釈放>

⑤仮釈放

仮釈放について、刑法28条にはこのような定めがあります。
「懲役または禁錮に処せられた者に改悛(かいしゅん)の状があるときは、有期刑についてはその刑期の三分の一を、無期刑については十年を経過した後、行政官庁の処分によって仮に釈放することができる。」

刑期の一定の範囲を経過した受刑者が、自分の犯した罪に対して十分に反省をしていて、再び罪を犯すおそれがないと判断された場合に、刑期を満了するより前に釈放される制度を仮釈放(かりしゃくほう)といいます。実際は、刑期の3分の2を過ぎたころから仮釈放されることが多いようです。仮釈放は、刑の免除でも執行終了でもありません。主として受刑者の改善更生を目的とした、刑の執行のひとつの形態であるといわれています。

仮釈放は、更生の意欲や反省の様子、家族などの身元引受人がいるかどうか、再び罪を犯すおそれはないか、社会の感情が受刑者の仮釈放を是認すると認められるかどうかなどを、担当者との面接によって総合的に審査されて決められます。仮釈放の申請は、刑事施設の長が行うことになっており、受刑者に申請する権利があるわけではありません。仮釈放を許すかどうかを決定する権限は地方更生保護委員会にあります。

仮釈放されると、残りの刑期の期間中、保護観察に付されます。その間も保護観察の停止がない限りは刑期が進行することになり、仮釈放の許可を取り消されずに残りの刑期の期間を経過すれば、刑の執行は終了となります。

仮釈放中にさらに罪を犯したり、仮釈放前にした他の罪について罰金以上の刑に処せられたり、仮釈放中に遵守するべき事項を遵守しなかった場合は、仮釈放が取り消されることがあります。

仮釈放の制度があることで、受刑者は、毎日刑務所の規則や刑務官の命令に従ってきちんと刑に服していれば、予定されている刑期よりも早く刑務所からでることができるかもしれない、という希望を持つことができます。刑務所という場所においても、人間は希望や目標があるとがんばることができます。もし刑務所内でどんな過ごし方をしたとしても、同じように刑期の間ずっと釈放されないと考えると、受刑者は規則や命令などに従わず、無秩序に生活してしまうかもしれません。何か目標となるものを制度として設けることは、刑務所の治安の維持や、受刑者たちの早期の更生のために、有用であるといえます。

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