刑事手続き概要<保釈その7>

一般的に実務で行われる保釈は、先に解説した権利保釈か職権保釈のどちらかですが、保釈にはもう一つ義務的保釈というものがあります。

義務的勾留の取り消し・保釈 刑事訴訟法第91条

勾留による拘禁が不当に長くなったときは、裁判所は保釈請求権者の請求により、又は職権で、決定を以て勾留を取り消し、又は保釈を許さなければならない。

勾留による身柄拘束の期間が不当に長くなった場合には、裁判所は保釈を許さなければなりません。

これを義務的保釈と言います。
勾留による身柄の拘束期間が不当に長くなってしまった場合には、権利保釈や裁量保釈が認められないケースであっても、裁判所は「義務として」身柄の解放を許さなければなりません。

その際、原則として身柄の解放は勾留の取り消しではなく保釈によってなされます。

ただ、保釈される際には、必ずお金(保釈保証金)を担保として預ける必要があります。
しかし被告人の全てが提示された額の保釈保証金を支払える訳ではありません。

被告人の財産状態から見て保釈保証金を納付することができないと判断される場合には勾留を取り消すという取扱いで対応されます。

では、勾留による身柄拘束の期間が“不当に長い場合”とはどの程度の期間でしょうか。
この期間は、ただ単なる時間の長さではなく、事件の内容や、犯罪の軽重、審理の経過や、裁判の難しさ等、いろいろな事情から相対的に判断されるもので、特定の基準となる期間がある訳ではありません。

義務的保釈も法律で認められた制度ですが、実務では義務的保釈が認められて、身柄が釈放されるケースは、非常にまれということができます。

▲ 刑事事件コラム一覧にもどる

地図・アクセス

以下のボタンを押すと、詳細な地図とアクセス方法が表示されます。

アトム法律事務所アトム法律事務所埼玉大宮支部アトム市川船橋法律事務所千葉支部アトム市川船橋法律事務所アトム法律事務所新宿支部アトム法律事務所北千住支部アトム法律事務所横浜支部アトム法律事務所名古屋支部アトム法律事務所京都支部アトム法律事務所大阪支部アトム法律事務所福岡支部  ※千葉オフィス・市川オフィスはアトム市川船橋法律事務所弁護士法人に属します

弁護士紹介(五十音順)

レビュー

Googleレビュー

4.6 159件のレビュー

S

S・Hさん★★★★★

24時間相談可能でLINEでも相談できるので良かったです。LINEでは回答に時間がかかる場合があるので、お急ぎの方は電話のほうが良いかもしれません。私はLINEで相談し、たいへん丁寧・親切にお答えいただきました。ありがとうございました。

N

N・Sさん★★★★★

加害者お断りが多い中、親身になって聞いて頂けるので大変助かりました。

Y

Y・Mさん★★★★★

24時間365日無料LINE相談は心強いです。

H

H・Rさん★★★★★

福岡の弁護士事務所の先生に対応していただけました。いろいろ私どもにとって、最良と思われる方向性を丁寧に教えて戴きました。一人で悩んでいたところを救われた想いです。大変感謝しております。ありがとうございました。

P

P・Sさん★★★★★

24時間相談可能なのは助かります。ラインでも相談できるので、気軽に出来ますね。自分の事故は車の損傷の割には人間は軽症だったので、相談すべきかどうか迷っていました。電話で問い合わせするのも迷うので、まずはこの様にラインで相談できるのは有り難いです。

M

M・Hさん★★★★★

時間に縛られず、LINEで気軽に相談できるのが非常にありがたい。

ほかのレビューをみる >>