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賭博の有名裁判例

賭博罪は、「一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるとき」は成立しません。
ここでは、少額の賭金であっても「一時の娯楽に供する物」にはあたらないとした判例をご紹介します。
また、賭けの勝敗が決まらず金銭の授受がされなかった場合でも賭博罪が成立するとした判例についてもご紹介します。

少額の賭金は一時の娯楽に供する物ではないと判示した判例

裁判所名: 最高裁判所 事件番号: 昭和23年(れ)第643号 判決年月日: 昭和23年10月7日

判決文抜粋

「本件賭博は仮りに所論の縷述するような賭金の少額なこと等の事情があるとしても、骨牌を使用し偶然のゆえいに関し金銭の得喪を争ったものであることは、判文上明らかなところであつて、単に一時の娯楽のためにしたもので罪となるべきものでないとはいえない」

弁護士の解説

「一時の娯楽に供する物」か否かは、価格の僅少性、費消の即時性を加味して判断されており、その典型例は菓子や食事です。
金銭については、少額であっても「一時の娯楽に供する物」にあたらないとされています。

勝敗が決まらず賭金授受がなされなかった場合でも賭博罪が成立すると判示した判例

裁判所名: 最高裁判所 事件番号: 昭和37年(あ)第618号 判決年月日: 昭和37年6月26日

判決文抜粋

「金銭を賭けて麻雀遊技をした以上、勝敗を決するに至らず、また賭金の授受がなされるに至らなかつたとしても、賭博罪の成立に欠けるところはない旨判示したのは正当である」

弁護士の解説

賭博罪は実行の着手すなわち賭博行為をした時点と同時に既遂になる罪です。
そのため、本件のように、偶然の事情に関して財物を賭け、勝敗を争えば賭博罪が成立します。
つまり実際に勝敗が決したかどうか、賭金の授受がされたかどうかは、罪の成立には影響しないわけです。

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