「保釈されるための条件とは?」
「保釈金っていくらくらい必要?」
このページでは保釈の意味と手続きについて説明しています。
保釈とは?保釈金ってなに?
そもそも保釈ってなんですか?
保釈とは、裁判官の審査の下、一定の金額のお金を預ける代わりに身体拘束から解放されるという手続きです。
保釈の請求は起訴後にも身体拘束が継続した場合に限り行うことができます。
裁判官によって保釈が認容された場合、指定された金額のお金を預けたあとすぐに拘置所から解放されます。
保釈金ってなに?
保釈が認容された際に、預けるよう言われる一定の金額のお金を保釈金と言います。
保釈金は基本的に裁判が終了すれば返還されます。
ただ保釈期間中に逃亡したり裁判に出席しなかったりすると一部もしくは全部が没取されます。
いわば、保釈中の逃亡を防止するための担保金が保釈金なのです。
保釈される可能性は?保釈金っていくらぐらい?
保釈される可能性とは?
保釈が認容されるにはいくつか条件がありますがとくに問題となるのは、証拠隠滅のおそれがあるかどうかです。
証拠隠滅のおそれが認められた場合、保釈は認容されません。
実務上、保釈が認容されるケースは多くなく、たとえば平成30年版犯罪白書によると地方裁判所管轄の事件の保釈率は約30%でした。
保釈金っていくらぐらいになる?
保釈金の金額は一定ではなく、被告人の犯罪の性質や情状、資力などそれぞれの情況により決められます。
つまり、一概に何万円と断言することはできませんが、過去アトム法律事務所がとり扱った事例を見てみると、最低でも100万円は超えるようです。
弁護士に依頼するメリットとは?
「証拠隠滅のおそれ」「逃亡のおそれ」がないことを証明すると保釈認容の可能性は大きく高まります。
また被告人を身体拘束し続けることによって生じる被告人家族や関係者への実害などについても有効な説得材料となります。
弁護士は被告人を保釈すべき理由などについて論拠をもって裁判官に意見できます。
アトム法律事務所では24時間・365日対応の相談予約受付窓口を開設しています。
・保釈されたい!
・保釈について疑問がある!
そのような方は以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。