「執行猶予がつくと刑務所に行かずに済む?」
「執行猶予がつくのはどんな場合?」
このページでは執行猶予の意味と執行猶予獲得のためにできることについて説明しています。
執行猶予とは?どんな刑罰につき得るの?
そもそも執行猶予ってなんですか?
実際に刑を執行するまでに数年間の猶予期間をあたえ、その間なにも問題を起こさなければ刑が消滅するという仕組みを執行猶予と言います。
執行猶予期間中は、普通の日常生活を送ることができます。
公務員など法的に定められた一定の職業を除き就職転職は自由ですし、進学結婚引っ越しも何の制限もなく行えます。
執行猶予はどんな罪につき得るの?
執行猶予が付く条件は上記の画像の通りです。
なお罰金刑に執行猶予が付されるケースは非常に稀であるため、基本的には「3年以下の懲役・禁錮」のときに執行猶予が付き得ると捉えて頂いた方が良いでしょう。
執行猶予をつけたい場合はどうする?
もう一度執行猶予となりたいんですが…
執行猶予期間中の犯罪についても、再度執行猶予がつく可能性はわずかではありますが残されています。
保護観察期間中の犯罪ではなく、かつ上記の画像の条件にあてはまる場合には再度の執行猶予判決を得られます。
執行猶予判決獲得のためにすべきことは?
執行猶予をつけるかどうかは、犯罪ごとの情況や更生可能性について検討した上、裁判官の裁量にゆだねられることになります。
「被害者と示談を締結し被害を弁済する」「更生のため精神面の治療を開始する」「計画的な犯行でなかったことを立証する」などの活動は、執行猶予判決となる可能性を大きく引き上げます。
弁護士に依頼するメリットとは?
裁判の場において被告人に有利な証拠を提示することができるのは、基本的には弁護士だけです。
また被害者の多くは加害者本人と連絡を取り合うことを拒否します。
弁護士ならば被害者と加害者の間に立ち、示談締結に向けての活動を行うことができます。
執行猶予判決獲得の可能性を上げることができるのです。
アトム法律事務所では24時間・365日対応の相談予約受付窓口を開設しています。
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そのような方は以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。