「警察の取調べには応じなきゃいけない?」
「黙ってる方がいい?釈明する方がいい?」
このページでは取調べの意味と対処法について説明しています。
取調べとは?供述調書とは?
そもそも取調べってなんですか?
取調べとは、捜査機関が犯罪を犯したと疑う人物(被疑者)や事件の関係者(参考人)から話を聞くことを言います。
取調べ中に被疑者や参考人が話した内容は、「供述調書」という書面に記録され、後の裁判などで重要な証拠とされる可能性があります。
一般的に、取調べは警察署内の取調べ室において行われます。
供述調書ってなんですか?
供述調書は取調べの内容を記録した書類です。
取調官が取り調べした内容を元に書面を作成し、取調べを受けた人にその内容を確認させ、最後に取調べを受けた人が署名することによって完成します。
署名された供述調書は、原則的に後から訂正することができません。
取調べにはどのように対応すべき?
取調べには応じるべき?
逮捕・勾留されていない場合、取調べに応じるか否かは被疑者・参考人の自由です。
捜査機関からの要請を拒否しても何ら問題はありません。
ただし被疑者として取調べの要請をうけている場合、取調べを拒否したことによって逮捕されるリスクが高まることも考えられます。
取調べではなにもかも話さなきゃいけない?
取調べの際、捜査機関に何をどこまで話すかは自由です。
一貫して黙ったままでいることもできます。
また取り調べの最後に作成される供述調書についても、署名を拒否したり、内容の訂正を求めたりすることができます。
これらは「黙秘権」「署名押印拒否権」といい、法律で認められた権利なのです。
取調べで怖い思いをした!
捜査機関はしばしば強圧的、脅迫的な取調べを行うことがあります。
本来、暴力をふるうのはもちろんのこと、供述を強要したり「罪を認めれば刑を軽くしてやる」などと甘い言葉で供述を誘導するのも違法とされています。
しかし取調官や警察署などによって、これら違法な取調べが行われることもあります。
弁護士に依頼するメリットとは?
弁護士は専門知識と経験から取調べに応じるべきか、黙秘すべきかなどの判断をより正確に下すことができます。
供述内容に関するアドバイスも行うことができ、より自身の意に則した供述をできるようになることでしょう。
また捜査機関への抗議、裁判所への協力要請などの活動により違法な取調べを抑止・阻止できます。
アトム法律事務所では24時間・365日対応の相談予約受付窓口を開設しています。
・取調べに不安がある!
・取調べについてアドバイスが欲しい!
そのような方は以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。