1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース2912

横断歩道で歩行者をはねて死亡させた過失運転致死の事例

事件

死亡事故、過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕からの早期釈放

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・渋谷勇気弁護士が受任した過失運転致死の事例です。被害者遺族との示談は不成立でしたが、禁錮2年6月執行猶予3年の判決を得ました。

事件の概要

依頼者は50代の男性です。仕事で自動車を運転中、市内の信号のない幹線道路にある横断歩道を渡っていた歩行者と衝突し、死亡させてしまいました。事故後、依頼者は現行犯逮捕され、2日間留置された後に釈放されました。在宅捜査に切り替わったものの、今後の刑事処分や被害者遺族への対応に大きな不安を感じていました。また、保険会社などを通じて遺族への謝罪を試みましたが、受け入れてもらえない状況にあり、当事務所に相談・依頼されました。

罪名

過失運転致死

時期

釈放後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の望みは被害者遺族への謝罪でしたが、遺族の処罰感情は非常に強く、弁護士が保険会社や検察官、被害者参加弁護士を通じて謝罪を申し入れても、謝罪文の送付すら受け入れてもらえない状況でした。そのため、示談交渉は進められませんでした。公判では、依頼者の「被害者が車のピラーに隠れて見えなかった」という主張や、過去の交通違反歴について検察官から厳しい追及を受けました。弁護人としては、依頼者に深い反省の意を示させるとともに、事故の状況を丁寧に説明し、実刑判決を回避すべく弁護活動を行いました。

活動後...

  • その他

弁護活動の結果

被害者遺族との示談は成立しませんでした。公判では、検察官から禁錮2年6月が求刑されました。弁護側は、依頼者に前科前歴がないこと、事故態様に特に悪質な点はないこと、深く反省していることなどを主張しました。その結果、判決では求刑通りの禁錮2年6月が言い渡されたものの、3年間の執行猶予が付され、実刑を回避しました。死亡事故という重大な結果を招いた事案でしたが、適切な弁護活動により、社会内での更生の機会を得ることができました。

結果

禁固2年6月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

死亡事故の関連事例

高速道路での居眠り運転による死傷事故(過失運転致死傷)の事例

依頼者は50代の男性。高速道路を自動車で走行中に居眠りをしてしまい、前方を走行していた軽乗用車に追突しました。この事故の衝撃で、追突された軽乗用車の運転手は加療約14日間を要する傷害を負い、同乗していた方は車外に放出され、後続車に轢かれて死亡するという重大な結果に至りました。事故後、依頼者は在宅のまま警察から複数回の取り調べを受け、その後、検察庁から起訴される旨を告げられました。裁判所から弁護人選任に関する通知が届いたことを受け、刑を軽くできないか、どう対処すべきか相談したいと弊所に依頼されました。

弁護活動の結果禁錮3年 執行猶予5年

トラックで男性を轢き、気づかず走行した過失運転致死・ひき逃げの事例

依頼者は50代の運送会社役員の男性です。仕事でトラックを運転中、国道で道路上に横臥していた男性を轢いてしまいました。依頼者は何か物を踏んだ程度の認識しかなく、人であるとは気づかずに十数キロメートルにわたり走行を続けました。その後、異常音に気づいて駐車場に停車したところ、車体の下に人が挟まっているのを発見し、警察に通報しました。しかし、轢かれた男性はすでに死亡していました。依頼者は、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕の2日後、今後の見通しや対応に不安を感じた依頼者の妻が弊所に相談に来られ、弁護活動を開始することになりました。

弁護活動の結果不起訴処分

通勤中に自動車で歩行者をはねて死亡させた過失運転致死の事例

依頼者は26歳の会社員の男性です。通勤のため普通乗用車を運転中、信号のない丁字路において、横断していた50代の男性歩行者に自車を衝突させ、死亡させてしまいました。事故は午前5時半頃に発生し、周囲が暗かったため被害者の発見が遅れたとのことです。被害者は頭部打撲などを負い、外傷性くも膜下出血により亡くなりました。事故後、依頼者は保険会社を通じて対応していましたが、遺族から直接の謝罪は待ってほしいと言われ、どうすればよいか分からず困っていました。今後の刑事処分の流れや遺族対応について相談するため、メールで当事務所に連絡され、来所相談を経て正式に依頼されました。

弁護活動の結果禁錮3年 執行猶予4年

自動車運転中に自転車の高齢者をはねて死亡させた過失運転致死の事例

依頼者は40代の男性です。普通貨物自動車を運転中、片側一車線の道路で、自転車を押して横断していた75歳の男性をはねてしまいました。依頼者は考え事をしていたため被害者の発見が遅れ、時速40キロ制限の道路を約50キロで走行していた過失がありました。被害者の男性は病院に搬送されましたが、約10日後に外傷性くも膜下出血で死亡しました。<br /> 依頼者は事故の翌日に逮捕されましたが、家族が身元引受人となり、検察庁に送致されることなくその日のうちに釈放されました。その後は在宅のまま複数回の取り調べや実況見分に応じていました。依頼者は被害者の通夜に参列して謝罪していましたが、今後検察庁に送致される見込みとなったことから、刑事処分の見通しや被害者遺族への対応について不安を抱き、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果禁錮1年 執行猶予3年

過失運転致死傷の関連事例

非接触事故でバスの乗客に怪我を負わせた過失運転致傷の事例

依頼者は50代の会社役員の男性です。自動車を運転中、急な進路変更と、その後の店舗駐車場に入るための急ブレーキが原因で、後続のバスが急停車しました。この影響でバスに乗っていた高齢の乗客1名が車内で転倒し、頭部を縫い、腰を打つなどの怪我を負いました。事故直後に警察による現場検証が行われ、依頼者は在宅のまま捜査を受けることになりました。ご自身の任意保険会社が被害者対応を行っていましたが、警察から事情聴取の連絡を控えている状況で、今後の刑事手続きへの不安から当事務所へ相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

右折時にバイクと衝突し相手を死亡させた過失運転致死の事例

依頼者は60代の男性です。ある日の早朝、私用で自動車を運転中、市内の信号機のある交差点を右折しようとしたところ、対向車線を直進してきた大型バイクに気づかず衝突してしまう事故を起こしました。この事故により、バイクを運転していた方はお亡くなりになりました。依頼者は過失運転致死の容疑で現行犯逮捕されましたが、翌日には釈放されました。その後、在宅のまま捜査が進められ、後日、検察官によって起訴されてしまいました。裁判になることが決まり、ご本人が今後の対応に不安を感じ、当事務所へご依頼されました。

弁護活動の結果禁錮1年4月 執行猶予3年

酒気帯び運転で対向車と衝突し2名に怪我をさせた事例

依頼者は60代の自営業の男性です。ある日の夕方、飲酒後に自家用車を運転中、カーブを曲がりきれずに対向車線へはみ出し、停止していた車両と正面衝突しました。この事故により、相手の車に乗っていた夫婦2名に、それぞれ全治約10日間の傷害を負わせました。<br /> 事故直後、駆け付けた警察官による呼気検査で、基準値を大幅に上回るアルコールが検出されたため、依頼者はその場で現行犯逮捕されました。逮捕から2日後に釈放されたものの、在宅で捜査が進められました。<br /> 事故から約4か月後、依頼者は道路交通法違反(酒気帯び運転)と過失運転致傷の罪で起訴されました。裁判所から起訴状が届き、今後の裁判への対応や刑の減軽を希望して、ご家族が当事務所へ相談に来られ、正式に依頼となりました。

弁護活動の結果懲役10月 執行猶予3年

自転車で歩行者に衝突し、傷害を負わせた過失傷害の事例

依頼者は20代の男性公務員です。雨天時、電動自転車で走行中に視界が悪く、横断歩道を渡っていた歩行者に衝突し、骨盤打撲等の傷害を負わせてしまいました。事故後、依頼者自身が警察と救急に通報し、被害者は搬送されました。警察から後日出頭するよう指示されたことを受け、公務員という立場上、刑事事件になることでの職場への影響を懸念し、今後の警察への対応や被害者との示談について相談するため来所され、即日依頼に至りました。

弁護活動の結果不起訴処分