依頼者は20代の男性です。大学院に在学中、同じ研究室に所属する同級生の女性に対し、性的な行為を求めました。依頼者は同意の上での行為だと認識していましたが、後日、女性が大学および警察に被害を申告。その結果、依頼者は大学から退学処分を受け、さらに警察から出頭要請の連絡があり、当事務所へ相談に来られました。
依頼者は事件のショックから精神的に不安定な状態であったため、弁護士はまず警察の取調べを延期するよう交渉し、依頼者のケアを優先しました。精神的な回復を待ってから取調べの練習を重ね、弁護士の付き添いのもと、「行為に同意があった」という依頼者の主張を貫きました。検察官からは不起訴の見込みであるものの、被害者の処罰感情が強いことが示唆されていましたが、その後、被害者側の弁護士から示談の申し入れがあり、交渉に応じることになりました。
被害者側の弁護士との交渉の結果、示談金170万円で示談が成立し、被害者から宥恕(加害者を許すという意思表示)をいただくことができました。この示談成立が決め手となり、検察官は本件を不起訴処分としました。これにより、依頼者は前科が付くことを回避できました。精神的に不安定な依頼者に寄り添い、取調べの練習や付き添いを重ねて一貫した主張を支えたこと、そして適切なタイミングで示談が成立したことが、最良の結果につながった事例です。
今の私がいるのは先生のおかげです。

出口先生、アトム法律事務所の皆様へ。この度は、私の起こした刑事事件を弁護してくださり、本当にありがとうございました。初回相談から警察・検察の取り調べ、示談交渉に至るまで、ていねいかつスピード感のある対応をしていただき、感謝しきれない思いです。ショックで倒れた時や、つらくて泣きそうな時、私の心の支えになっていたのは出口先生のLINEのメッセージでした。出口先生の弁護が無ければ、私は刑務所に行っていた未来もあったと思います。今の私がいるのは、出口先生のおかげです。その思いを生涯忘れることなく、立派な社会人となって出口先生に恩返しをしたいです。私は弁護士という仕事を誇りに思います。出口先生、本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。