1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース3473

タクシー運転中に信号無視で事故、乗客が骨折した過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・出口泰我弁護士が受任した過失運転致傷の事例。被害者との示談は成立しませんでしたが、禁錮1年執行猶予3年の判決を得ました。

事件の概要

依頼者は50代の男性で、事故当時はタクシー運転手として勤務していました。タクシーを運転中、都内の交差点で信号(右折矢印)を見落として直進した結果、対向から右折してきた車と衝突する事故を起こしました。この事故により、同乗していた乗客の方が左上腕を骨折し、178日間の治療を要する大怪我を負いました。事故後、依頼者は警察から複数回の取調べを受け、その後、検察庁にも呼び出されました。検察官からは起訴される可能性を示唆されていましたが、後日、自宅に裁判所から起訴状が届き、在宅起訴されたことを知りました。刑事裁判の経験がなく、今後の手続きに大きな不安を感じた依頼者は、弁護活動を依頼するため当事務所に相談されました。事故後、依頼者は勤務先を退職し、免許取消の行政処分を受けていました。

罪名

過失運転致傷

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

本件は、被害者の怪我が大きいことから公判請求(正式裁判)となり、在宅起訴された後にご依頼いただきました。依頼者は初めての刑事裁判に強い不安を抱いており、執行猶予付き判決を得て実刑を回避することを強く望んでいました。弁護士は、依頼者の不安を和らげ、裁判で有利な情状を主張するため、被告人質問の練習を綿密に行いました。検察官からの反対尋問も想定した準備を徹底し、依頼者が落ち着いて自身の反省の情を述べられるようにサポートしました。また、依頼者には過去に交通違反歴がありましたが、その点についても裁判で不利にならないよう、質問への応答を丁寧に準備しました。

活動後...

  • 逮捕なし

弁護活動の結果

公判は2回開かれ、検察官からは禁錮1年が求刑されました。弁護側は法廷で、依頼者が深く反省していること、二度と事故を起こさないよう誓っていることなどを主張しました。その結果、判決では禁錮1年、執行猶予3年が言い渡され、実刑を回避することができました。被害者の方との示談は成立していませんでしたが、依頼者に前科がなかったことや、入念な準備のもとで行われた被告人質問で反省の態度を真摯に示せたことが、執行猶予付き判決につながったと考えられます。これにより、依頼者は刑務所に収監されることなく、社会生活を維持することができました。

結果

禁錮刑1年 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

過失運転致死傷の関連事例

バイクと接触し立ち去ったひき逃げ(道路交通法違反)の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は50代の男性です。市内の交差点で自動車を運転中、並走していたバイクと接触しました。依頼者は後方で大きな音がしたため接触したかもしれないと思いましたが、バックミラーで転倒などが確認できなかったため、そのまま走り去りました。しかし、実際にはバイクの運転手は転倒し、左半身を打撲する怪我を負っていました。後日、警察がひき逃げ事件として捜査を開始し、依頼者は事情聴取を受け、被害者が診断書を提出すれば人身事故となり、救護義務違反に問われると説明を受けました。刑事処分を不安に思い、弁護士に相談されました。

弁護活動の結果事件化せず

酒気帯び居眠り運転による人身事故で過失運転致傷と道路交通法違反に問われた事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は20代の会社員の男性。前夜に飲酒後、車内で仮眠を取り、翌朝、酒気が残った状態で車を運転しました。運転中に居眠りをしてしまい、赤信号を無視して交差点に進入した結果、別の車と衝突し、相手の運転手に頸椎捻挫などの傷害を負わせました。事故現場にいた警察官による呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出され、在宅で捜査が進められました。依頼者は将来的に一級建築士の資格取得を考えており、禁錮刑以上の刑罰を受けると資格が取り消されてしまうため、これを回避したいと当事務所に相談されました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

非接触事故に気づかず走り去り、ひき逃げと過失運転致傷で捜査された事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は40代の会社役員で会計士。都内で車を運転中、交差点を右折する際に、対向車線を直進してきたバイクが転倒し、運転手が負傷しました。依頼者はバイクとの接触はなく、事故に気づかないままその場を走り去りました。後日、警察からひき逃げ(過失運転致傷、道路交通法違反)の疑いで連絡を受け、事情聴取のため呼び出されました。依頼者は会計士の資格への影響を心配し、今後の見通しや対応について相談するため、警察署へ向かう途中で弁護士に連絡しました。

弁護活動の結果不起訴処分

駐車場から後退時に自転車と衝突、死亡させた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者は30代の会社員男性です。数年前、自動車を運転中に自転車との衝突事故を起こし、被害者の方が亡くなられるという重大な結果を招いていました。 事故後、在宅のまま捜査が進められていましたが、約2年後に過失運転致死罪で起訴されました。依頼者は、近々海外への転勤により生活拠点が大きく変わる予定がありましたが、その前に自らの罪としっかり向き合い、法的な審判を受けた上で責任を果たしたいと考え、起訴状が届いた段階で当事務所へご相談に来られました。

弁護活動の結果禁錮1年6月 執行猶予3年

自動車運転中に歩行者と衝突し後遺障害を負わせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は40代の会社員男性です。自家用車を運転し市内の信号のない交差点を右折する際、横断していた高齢の歩行者に衝突する事故を起こしました。依頼者は事故後すぐに救護活動を行い警察に連絡しましたが、被害者は頭部に重い傷害を負い、高次脳機能障害という後遺障害が残りました。事故から約10ヶ月後、在宅のまま過失運転致傷罪で起訴され、起訴状が届いたため、今後の対応に不安を感じて当事務所へ相談されました。

弁護活動の結果禁錮1年2か月 執行猶予3年