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  4. ケース4827

自宅マンションから犬の糞を不法投棄した廃棄物処理法違反の事例

事件

軽犯罪法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・木村隆輔弁護士が担当した廃棄物処理法違反の事案です。被害者と示談が成立し、最終的に不起訴処分で解決しました。

事件の概要

依頼者は40代の会社員の男性です。自宅マンションの5階から、飼っている犬の糞をベランダなどから複数回にわたり投棄しました。糞は、他人の所有地である駐車場や道路に落下したとみられます。近隣住民からの通報があったのか、警察官が自宅を訪問するようになりました。依頼者は当初居留守を使っていましたが、後日、仕事帰りに警察官に声をかけられて警察署へ連行され、取り調べを受けました。その後、警察から再度の取り調べの連絡があったため、前科がつくのを避けたいと考え、弁護士に相談しました。依頼者自身は、当時服用していた睡眠薬の影響で意識が朦朧としており、犯行の記憶が定かではないと話していました。

罪名

廃棄物処理法違反

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の「前科を避けたい」という要望を受け、弁護活動を開始しました。廃棄物処理法違反は、本来は特定の被害者がいない犯罪とされます。しかし本件では、糞が落下した先に駐車していた車の所有者など、事実上被害を受けた方が存在しました。そこで、検察官が不起訴処分を判断しやすくなるよう、弁護士はまず、この車の所有者との示談交渉を進めました。また、依頼者が犯行当時に睡眠薬を服用していたという事情を踏まえ、今後は医師の指導のもとで適切に服薬することを約束させました。さらに、反省の態度を示すため、付近の清掃活動を行うことなども提案しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護士の活動の結果、車の所有者との間で示談金5万円での示談が成立し、相手方の許し(宥恕)を得ることができました。マンションのオーナーに対しても、誠実に対応していくことを約束しました。これらの弁護活動の結果、検察官は本件を不起訴処分としました。検察官からは、①投棄の量が多くはなかったこと、②事実上の被害者である車両の所有者と示談が成立していること、③今後は医療機関を受診し適切な処方で服薬することを約束していること、などが総合的に考慮された旨の説明がありました。これにより、依頼者は前科がつくことなく事件を解決することができました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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