1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース1419

くしゃみで対向車と衝突、重い後遺障害を負わせた過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕からの早期釈放

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

名古屋支部・中村弘人弁護士が担当した過失運転致傷の事例です。被害者の方と示談が成立し、当初は禁錮刑も見込まれましたが、略式罰金70万円で解決しました。

事件の概要

依頼者の息子(10代・会社員)が自動車を運転中、花粉症によるくしゃみが原因でセンターラインをオーバーし、対向車と衝突する事故を起こしました。この事故で、相手の運転手は両下肢完全麻痺という極めて重い後遺障害を負うことになりました。事故から数か月が経ち、検察庁での取調べの際に検察官から、結果が重大であるため公判請求(裁判にかけること)となり、禁錮刑になる可能性が高いと告げられました。被害者の方は謝罪を受け入れ、息子を励ましてくれるなど寛大な対応でしたが、刑事処分は別問題です。ご両親は、今後の社会生活に及ぼす影響を懸念し、当事務所に相談に来られました。

罪名

過失運転致傷

時期

検察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼の目的は、公判請求を回避し、略式命令による罰金刑で事件を終えることでした。結果が重大であるため、通常であれば公判請求は免れません。弁護士は、検察官が処分を決定する上で、被害者の許し(宥恕)が明確に示されれば、罰金刑を検討する可能性があると考えました。そこで受任後すぐに、依頼者とご両親に同行して被害者の元へ謝罪に伺い、自動車保険からの賠償とは別に、謝罪の気持ちとして慰謝料100万円をお支払いしました。その結果、被害者の方から宥恕付きの嘆願書をいただけました。弁護士は、この嘆願書を添えた意見書を検察庁に提出し、寛大な処分を求めました。

活動後...

  • 釈放済み
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護士の迅速な活動の結果、被害者の方から嘆願書をいただけ、これを検察官に提出しました。検察官は、事故態様が悪質ではないこと、被害者への被害弁償がなされ宥恕が得られていることなどを考慮し、公判請求はせず、略式起訴を選択しました。最終的に、裁判所から略式命令として罰金70万円の処分が下されました。受任から約3か月で事件は終結しました

結果

略式罰金70万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

過失運転致死傷の関連事例

赤信号無視で交差点に進入し2名に軽傷を負わせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten tunnel

依頼者は60代の自営業の男性です。自動車を運転中、考え事をしていて赤信号を見落とし、そのままの速度で交差点に進入してしまいました。その結果、右方から直進してきた車両と衝突し、さらにその車両が玉突きで前方のタクシーに衝突する事故を起こしました。この事故で、2名の運転手がそれぞれ全治10日間程度の頸椎捻挫などの軽傷を負いました。事故後、警察から人身事故として扱われ、後日実況見分を行うとの連絡があったため、今後の対応に不安を感じて相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金15万円

非接触事故で救護せず立ち去ったひき逃げ・過失運転致傷の事例

eyecatch policetel

依頼者の息子である20代の大学生Aさんは、市内の交差点付近で軽トラックを運転中、車線変更したところ、後方を走行していたバイクがこれを避けようとして転倒する事故が発生しました。Aさんはバイクとの接触がなかったため事故に気づかずその場を去りましたが、バイクの運転手は全治3ヶ月の重傷、同乗者も全治24日間の怪我を負いました。後日、警察から連絡があり、過失運転致傷と救護義務違反(ひき逃げ)の容疑で在宅捜査が進められました。Aさんは事故の認識がなかったと否認を続けましたが、警察での取調べが終わり、免許取消につながる行政処分の意見聴聞の通知が来た段階で、ご両親が今後の刑事・行政処分の見通しについて相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金20万円

交差点で右折時にバイクと衝突し死亡させた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は30代の女性です。自動車を運転中、市内の信号のある交差点を右折する際、対向車線を直進してきたバイクを見落として衝突し、バイクの運転手である40代男性を死亡させてしまいました。事故後は逮捕されることなく在宅で捜査が進められました。警察と検察庁で複数回の取調べを受けた後、検察官から「起訴するから弁護士をつけたほうがいい」と告げられ、今後の刑事手続きや処分の見通しに強い不安を覚え、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果禁錮刑1年4か月 執行猶予3年

女子中学生に車を接触させ走り去った過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten driving woman

依頼者は20代の会社員女性です。通勤中に細い道路で、歩行していた女子中学生に自動車のサイドミラーを接触させました。この事故で、直接接触した生徒と、その生徒がよろけてぶつかったもう一人の生徒の計2名が全治1週間の怪我を負いました。依頼者は接触に気づかずその場を立ち去りましたが、後日、警察から書面で連絡があり出頭を求められました。当初は身に覚えがないと否認していましたが、警察から防犯カメラに接触の様子が映っていると伝えられ、今後の対応に不安を感じて相談に至りました。

弁護活動の結果不起訴処分

赤信号を見落とし歩行者をはねた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は60代の男性です。夜間に自動車を運転中、押しボタン式信号機の赤信号を見落とし、横断歩道を横断中の歩行者に衝突してしまいました。この事故により、被害者は急性硬膜下血腫など全治約3ヶ月を要する重傷を負いました。事故後、依頼者は逮捕されることなく在宅で捜査を受けていましたが、後日、検察庁から過失運転致傷罪で起訴状が送達されました。起訴状には弁護人を選任するよう記載があり、刑事裁判の見通しや自身が置かれた状況に強い不安を感じたため、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果禁錮1年2月 執行猶予3年