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赤信号を見落とし歩行者をはねた過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・竹原弁護士が担当した過失運転致傷の事例。示談は不成立でしたが、執行猶予付き判決(禁錮1年2か月、執行猶予3年)を獲得しました。

事件の概要

依頼者は60代の男性です。夜間に自動車を運転中、押しボタン式信号機の赤信号を見落とし、横断歩道を横断中の歩行者に衝突してしまいました。この事故により、被害者は急性硬膜下血腫など全治約3ヶ月を要する重傷を負いました。事故後、依頼者は逮捕されることなく在宅で捜査を受けていましたが、後日、検察庁から過失運転致傷罪で起訴状が送達されました。起訴状には弁護人を選任するよう記載があり、刑事裁判の見通しや自身が置かれた状況に強い不安を感じたため、当事務所へ相談に来られました。

罪名

過失運転致傷

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

ご依頼は起訴後であったため、弁護活動は公判対応が中心となりました。依頼者は初めての刑事裁判に強い不安を抱えていたため、弁護士は精神的なサポートに努めました。特に、法廷での被告人質問で的確に受け答えができるよう、事前にリハーサルを繰り返し行いました。公判では、依頼者が深く反省していること、事故後に乗っていた車を廃車にし、免許も返納する意向であることを具体的に主張しました。また、被害者の方への謝罪の気持ちを伝えるとともに、民事上の賠償は保険会社を通じて適切に行われる見込みであることなどを裁判官に伝え、寛大な処分を求めました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

刑事事件としての示談は成立しませんでしたが、公判での弁護活動が実を結び、判決は禁錮1年2か月、執行猶予3年となりました。求刑通りの判決ではありましたが、執行猶予が付されたことで、刑務所に収監される事態は回避できました。依頼者は事故の重大性を深く受け止め、免許の返納も決意されました。受任から約3か月で裁判は終了し、依頼者は日常生活に戻ることができました。本件のように、結果が重大な人身事故であっても、真摯な反省の態度を示し、適切な弁護活動を行うことで、執行猶予付き判決を獲得できる可能性は十分にあります。

結果

禁錮1年2月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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依頼者は50代の医療関係者の男性です。自動車を運転中、市内の路上で転回しようとした際に、後方から走行してきたオートバイと衝突する事故を起こしました。この事故により、オートバイの運転手は肋骨や足の小指を骨折するなどの怪我を負いました。依頼者に前科・前歴はなく、医療従事者という職業柄、本件で前科がつくことを強く恐れていました。今後の捜査や処分の見通しについて不安を感じ、当事務所へ電話でご相談され、速やかな解決を希望しご依頼に至りました。

弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果略式罰金15万円

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依頼者は50代の男性で、資格を要する専門職に従事していました。車を運転中、見通しの悪い交差点でバイクと衝突事故を起こしました。車を降りてバイクの運転手に声をかけ、救急車を呼ぶか尋ねたところ「大丈夫」と断られたため、警察への連絡等をせずにその場を離れてしまいました。しかし、その日の夜に警察から連絡があり、相手が被害届を提出し、ひき逃げ(過失運転致傷、救護義務違反)として扱われていることを知らされました。翌日の警察署への出頭を前に、前科がつくことで資格を失うことを何としても避けたいと、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果略式罰金70万円

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弁護活動の結果禁錮1年7月 執行猶予3年

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弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年