1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース2290

交差点右折時、歩行者に衝突し重傷を負わせた過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・池宮昌也弁護士が受任した過失運転致傷の事例です。示談は不成立でしたが、禁錮1年6か月、執行猶予3年の判決で実刑を回避しました。

事件の概要

依頼者は30代の女性です。自家用車を運転し、横浜市内の信号機のある交差点を右折しようとした際、横断歩道を青信号で渡っていた60代の女性に気づかず衝突し、轢いてしまうという交通事故を起こしました。この事故により、被害者の女性は骨盤骨折など、加療に約1年を要する重傷を負いました。依頼者は任意保険に加入していましたが、被害者の治療が長引いたこともあり、示談交渉は始まっていませんでした。依頼者は逮捕されることなく在宅で捜査を受けていましたが、事故から約8か月後、検察官から過失運転致傷罪で起訴する旨の起訴状が届きました。初めてのことで刑事手続きの流れが分からず、また、禁錮刑になると幼い子どもがいるため生活に大きな支障が出ることへの強い不安から、当事務所へ相談に来られました。

罪名

過失運転致傷

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

本件は起訴後のご依頼でした。依頼者には幼いお子さんがおり、実刑判決は絶対に避けたいという強いご希望がありました。しかし、被害者の怪我が重く、示談も未了であったため、実刑のリスクも懸念される状況でした。弁護活動では、公判において事故態様が悪質ではないこと、深く反省していること、今後は運転を控えるといった具体的な再発防止策を丁寧に主張しました。また、裁判当日、当事務所のスタッフがお子さんの面倒を見ることで、依頼者が裁判に集中できる環境を整えました。これにより、依頼者は裁判官の前で自身の言葉で真摯な反省の気持ちを伝えることができました。

活動後...

  • 逮捕なし

弁護活動の結果

弁護士の主張が裁判所に認められ、判決は禁錮1年6か月、執行猶予3年となりました。検察官からは禁錮1年8月が求刑されていましたが、これを下回る判決を得ることができ、依頼者が最も懸念していた実刑を回避することができました。被害者の方とは、刑事裁判中に示談が成立することはできませんでしたが、任意保険を通じて賠償が行われる予定です。刑事手続きが終わったことで、依頼者は精神的な負担から解放され、今後はお子さんとの穏やかな生活を取り戻すことができます。交通事故で起訴された場合でも、適切な弁護活動を行うことで、執行猶予付き判決を得て社会生活への影響を最小限に抑えることが可能です。

結果

禁錮刑1年6か月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

過失運転致死傷の関連事例

ひき逃げと薬物使用が疑われたが、示談により事件化を回避した事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は20代の男性で、過去に薬物事件での逮捕歴(前科はなし)がありました。依頼者は飲酒後に自動車を運転中、市内の路上で対向車線を走行していた車両と衝突する事故を起こしました。相手車両の運転手は軽傷を負いました。事故当時、依頼者は大麻やコカインを使用していたため、薬物検査による発覚を恐れてその場から逃走しました(ひき逃げ)。さらに、この事故とは別に、駐車場のゲートバーを破損させて逃走した器物損壊事件も起こしており、そちらは被害届が出されていました。警察がまだ介入していない段階で、自身の複数の犯罪行為が事件化することを強く恐れ、今後の対応について相談するため当事務所に来所されました。

弁護活動の結果事件化せず

自転車との接触事故に気づかず立ち去ったひき逃げ(過失運転致傷)の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者の妻(60代・学校関係者)が、アルバイト先へ車で向かう途中、見通しの悪い交差点で自転車と接触する事故を起こしました。本人は、サイドミラーが何かに当たった程度の認識で、降車して確認することなくその場を立ち去りました。被害者は若い男性で、鎖骨を骨折するなどの怪我を負いました。同日、依頼者の妻は車の修理のため修理工場を訪れたところ、警察官に任意同行を求められ、その後、過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されました。逮捕の知らせを受けた夫である依頼者が、妻の身柄解放を求めて当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

無免許運転で人身事故を起こした無免許過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carPerson parkinglot

依頼者は70代の会社役員です。9年前に運転免許が取り消された後、再取得しないまま約5年前から日常的に運転を繰り返していました。ある日、コンビニエンスストアの駐車場内で自動車を運転中、歩行者にバックミラーを接触させ、全治5日の打撲を負わせる人身事故を起こしてしまいました。被害者とは、依頼者が加入する自動車保険の保険会社を通じて示談が成立していました。その後、本件は無免許過失運転致傷罪で在宅起訴され、裁判所から弁護人選任を促す通知が届いたため、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役6か月 執行猶予3年

運転代行と交代後に事故、酒気帯び運転・過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は30代の会社役員の男性です。飲食店で飲酒後、運転代行を呼んで帰宅する途中でした。しかし、自宅近くの狭い路地で代行業者が運転できなくなり、依頼者が運転を代わってしまいました。その際、誤ってバックしてしまい、代行業者に衝突して腕を骨折させる怪我を負わせ、店舗のシャッターも破損させました。駆けつけた警察官による検査で、呼気から相当量のアルコールが検出され、在宅で捜査が進められることになりました。事故から数日後、実況見分や取調べが予定される中、依頼者は今後の刑事処分を不安に感じ、特に生まれたばかりの子供のために前科が付くことを避けたいと強く願い、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

車線変更時の接触事故。過失運転致傷で無過失を主張し事件化を回避した事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は60代のアルバイトの男性。業務中に軽自動車を運転中、片側二車線の道路で停車中のバスを避けて車線変更しようとしたところ、後方から来たバイクと衝突しました。この事故でバイクの運転手は肋骨を骨折する怪我(全治5週間)を負いました。依頼者は警察から事情聴取と現場検証を受け、今後は検察庁から呼び出しがあると言われたため、刑事処分への不安からご相談に来られました。依頼者は、自身の車は停止しており、相手のバイクがぶつかってきたと主張していました。

弁護活動の結果事件化せず