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  4. ケース2855

高齢者の器物損壊事件、一貫して否認し不起訴処分となった事例

事件

器物損壊

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕で身柄拘束

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・池宮昌也弁護士が受任した器物損壊の事例。一貫して犯行を否認し、勾留延長を阻止。最終的に不起訴処分を獲得しました。

事件の概要

依頼者は、80代の母親が器物損壊の容疑をかけられているという娘様です。お母様は、近所の月極駐車場に駐車中の車に傷をつけたと疑われていました。警察によると、同様の被害届が複数回出されており、防犯カメラの映像を根拠に被疑者と特定したとのことでした。
ご相談時にはすでに家宅捜索が行われ、衣類などが押収されていました。お母様は一貫して犯行を否認していましたが、警察は犯人であることを前提として、ご家族に対し「認めて弁償するか」などの選択を迫っていました。警察は確固たる証拠は示さず、このままでは不利な状況に追い込まれると不安に感じた娘様が、今後の対応についてご相談に来られました。

罪名

器物損壊

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

ご依頼を受け、弁護活動を開始しましたが、契約当日にご本人が逮捕される事態となりました。本件は一貫して犯行を否認する事件であったため、捜査段階で不利な内容の供述調書を作成させないことが最重要課題でした。弁護士は、接見を通じてご本人に黙秘することの重要性を伝え、取調べへの対応方針を固めました。 また、身体拘束が長引けばご本人の心身への負担が大きくなることを懸念し、勾留延長を阻止するための活動に着手しました。被害者宅がご自宅と近かったため、わざわざ転居先を探すなど、身柄解放に向けた環境調整を周到に行い、勾留満期日の前に裁判官へ勾留延長をしないよう求める意見書を提出しました。

活動後...

  • 不起訴で釈放

弁護活動の結果

弁護士が提出した意見書が裁判官に認められ、勾留延長の請求は却下されました。これにより、ご本人は逮捕から10日で釈放され、在宅のまま捜査が続けられることになりました。身体拘束下での不当な取調べによる自白のリスクを回避できたことは、大変大きな成果でした。 その後も弁護士は捜査機関とやり取りを続け、最終的に、嫌疑不十分として不起訴処分を獲得しました。否認事件において、証拠が不十分な状況で安易に供述に応じず、黙秘を貫いたことが功を奏した結果です。ご本人は前科がつくことなく、平穏な生活を取り戻すことができました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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eyecatch hitIzakaya man staff

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eyecatch fightPark man man

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弁護活動の結果不起訴処分