1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース2909

知人に融資話を持ちかけ、キャッシュカードを譲り受けた犯収法違反の事例

事件

犯罪収益移転防止法違反

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・渋谷勇気弁護士が担当した、犯罪収益移転防止法違反の事件です。弁護活動の結果、略式罰金30万円の処分となりました。

事件の概要

依頼者は20代の会社経営者。仕事上の知人から「特別なルートで融資を通せる」という話を持ちかけられました。自身も過去に金銭的に苦労した経験から、借金で悩む別の知人にこの話を紹介。その知人から融資の担保としてキャッシュカード複数枚を預かり、指定された住所に送付しました。しかし、これは詐欺であり、後日、依頼者は犯罪収益移転防止法違反の疑いで自宅に捜索を受け、そのまま逮捕・勾留されました。逮捕後、遠方に住むご家族が刑事事件に強い弁護士を探し、当事務所へ電話で相談され、初回接見の依頼に至りました。

罪名

犯罪収益移転防止法違反

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は一人で会社を経営しており、逮捕による事業への影響と、初めての逮捕で精神的に不安定な状態にあることを非常に心配していました。また、接見禁止決定がついており、家族とさえ会えない状況でした。そこで弁護士は、まず裁判所に接見禁止の一部解除を申し立て、ご家族との面会を実現させ、依頼者の精神的な支えを確保しました。また、弁護士が外部との窓口となり、取引先への対応を行うなど、事業への支障を最小限に留めるよう活動しました。取調べに対しては、依頼者が犯罪組織の一員ではなく、巧妙な融資話に騙された側面があることを丁寧に主張する方針で臨みました。

活動後...

  • その他
  • 示談不可

弁護活動の結果

本件は譲り受けたキャッシュカードが犯罪に利用されたもので、直接的な被害者がおらず示談交渉にはなじまない事件でした。弁護活動では、依頼者が詐欺の被害者でもあることや、深く反省している点を検察官に主張しました。その結果、正式な裁判は開かれず、略式起訴による罰金30万円の命令で事件は終結しました。依頼者は勾留されていましたが、罰金を納付することで刑事手続きは終了し、身柄を解放されました。懲役刑などの実刑判決を回避できたことで、依頼者は会社経営を継続し、早期に社会生活へ復帰することができました。

結果

略式罰金30万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

早い段階で日常生活に戻ることができました。

お手紙

弁護士(渋谷先生)にお願いして良かった点 1.事件から逮捕・勾留に至るまでの経緯・今後の見通し等を伝えて頂いた事。 2.勾留中の息子の様子を知らせてもらえ、息子への伝言の取りつぎをして頂いた事。 3.息子は家族との面会を禁止されている状態でしたが、一部接見禁止解除の手続きをしてくださったので、面会が許可され息子の心身の状態が確認できた事。接見禁止解除により書籍の差し入れ可となり、読書をすることで息子が心の安定を保持できた事。 4.身柄解放の上申書提出を代行して頂いたので、早い段階で日常生活に戻れた事。 5.渋谷先生と電話以外にLINEでやりとりができた事(時間に関係なく疑問点や連絡事項を伝達でき、私の心の負担が軽減された。私が電話に出ることができない時は、長文のメッセージで伝えて下さった)

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

犯罪収益移転防止法違反の関連事例

口座売買の仲介をしていた犯罪収益移転防止法違反の事例

依頼者は20代の男性会社員。多額の借金が原因で、SNSを通じて自身の銀行口座を売却したことをきっかけに、口座売買の仲介役(リクルーター)として活動するようになりました。約50件の口座売買を仲介したとされ、犯罪による収益の移転防止に関する法律違反の疑いで家宅捜索を受けた後、逮捕されました。逮捕の連絡を受けた遠方の母親が、息子の状況を心配し、当事務所に相談。初回接見を経て、正式に弁護活動を依頼されました。

弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

覚せい剤の売人行為で逮捕。営利目的所持・譲渡で起訴された事例

依頼者は30代の男性です。約2年間にわたり、指示役から携帯電話で指示を受け、覚せい剤の売人として活動していました。その手口は、郵便局留めで送られてくる覚せい剤を受け取り、自宅に保管。その後、指定された場所で客に覚せい剤を売り渡し、代金を指定口座に入金するというものでした。<br /> ある日、依頼者がいつものように郵便局へ覚せい剤を受け取りに行ったところ、荷物を不審に思った局員が警察に通報していました。待ち構えていた警察官に取り囲まれて任意同行を求められ、警察署での尿検査で覚せい剤反応が出たため、現行犯逮捕されました。その後の家宅捜索では、自宅に保管していた覚せい剤や注射器なども押収されました。<br /> 当事者と連絡が取れなくなった知人が逮捕を心配し、当事務所に初回接見を依頼されたのが相談のきっかけです。

弁護活動の結果懲役2年10か月 罰金50万円

覚醒剤の営利目的所持と口座売買で逮捕されたが不起訴処分となった事例

依頼者は、他人になりすまして銀行口座を利用する目的で、他人名義のキャッシュカードを譲り受けたとして、犯罪収益移転防止法違反の容疑で逮捕されました。その後、営利目的で覚醒剤約47グラムを所持していた覚せい剤取締法違反の容疑でも再逮捕・勾留されました。最初に口座売買の容疑で逮捕された後、当事者の交際相手の方から当事務所に電話でご相談があり、弁護活動の依頼に至りました。

弁護活動の結果不起訴処分

知人に頼まれ口座を譲渡した詐欺・犯収法違反の事例

依頼者は、知人から「会社の口座ではサービスの登録ができないため、代わりに口座を作って貸してほしい」と頼まれました。依頼者はこの依頼を断り切れず、銀行にて譲渡する意図を隠したまま自身の名義で口座を開設し、知人に譲渡しました。その後、この行為が銀行に対する詐欺罪および犯罪収益移転防止法違反の疑いがあるとして、警察の捜査対象となりました。警察からは、共犯関係が疑われる知人との連絡をしないよう指示され、在宅のまま捜査が進められました。依頼者は前科前歴がなく、今後の刑事手続きや処分の見通しについて大きな不安を感じ、当事務所へ相談されました。

弁護活動の結果不起訴処分

融資の担保として銀行口座を譲渡した犯罪収益移転防止法違反の事例

依頼者は50代の会社員男性です。SMSで来た低金利融資の案内に応じ、融資の担保として自身の銀行口座2つ分のキャッシュカード等を郵送で譲渡してしまいました。後日、警察から連絡があり、犯罪収益移転防止法違反の容疑で取り調べを受け、口座が振り込め詐欺に悪用されたことを知らされました。警察の取り調べからしばらく連絡がありませんでしたが、約8か月後に検察庁から呼び出しを受けたため、今後の対応や見通しに不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金30万円