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  4. ケース4661

電動キックボードによる酒気帯び運転(道路交通法違反)の事例

事件

道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・狩野祐二弁護士が受任した道路交通法違反の事例。被害者はなく、略式手続により罰金25万円の処分となりました。

事件の概要

依頼者は法曹界を目指す20代の大学生の女性です。友人らと飲食店で飲酒後、電車で移動し、深夜に友人宅へ向かうため電動キックボードを運転しました。約200m走行したところでパトカーに停止を求められ、呼気検査の結果、基準値を超えるアルコールが検出されました。警察官の指示に従って電動キックボードを返却し、その日は帰宅。後日警察からの連絡を待つ在宅事件として捜査が開始されました。依頼者はロースクールへの進学を控えており、飲酒運転で前科が付くことで将来の夢が絶たれることを強く危惧し、不起訴処分による前科の回避を希望して当事務所に相談されました。

罪名

道路交通法違反

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の希望は、法曹志望という将来を考慮し、不起訴処分を獲得して前科を回避することでした。弁護士は、この希望を実現するため、検察官に対して不起訴処分を求める意見書を提出する方針を立てました。意見書では、運転したのが自動車に比べて危険性の低い電動キックボードであったこと、走行距離が極めて短かったことなどを主張しました。さらに、依頼者に反省文を作成させ、贖罪寄付を行うなど、深く反省している態度を具体的に示しました。また、前科前歴がなく、ご両親による監督も期待できること、そして何より前科が付くことで将来の夢が絶たれてしまうという、依頼者にとって処分が過度に重い制裁となる点を強く訴えました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 被害者なし

弁護活動の結果

本件は被害者が存在しないため、示談交渉はありませんでした。弁護士は不起訴処分を求めて意見書を提出しましたが、検察官は略式起訴を選択し、裁判所は罰金25万円の略式命令を下しました。これにより依頼者には前科が付くことになりました。刑事処分に続き、行政処分に関する手続も進められました。弁護士は免許取消処分を回避するため、公安委員会の聴聞手続において意見書を提出するなどの活動を行いました。しかし、酒気帯び運転と歩道走行の違反点数が合計25点に達したため、結果として免許取消(欠格期間2年)の処分は覆りませんでした。活動はこれをもって終了となりました。

結果

略式罰金25万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

長期にわたりありがとうございました。

お手紙

狩野先生、長期にわたりありがとうございました。(そもそも、私が情けないことを引き起こすべきではなかったのですが、)結果として弁護士のお仕事を肌身で感じることができて良かったです。二度と依頼者(被疑者・被告人)としてお世話になることのないようにするとともに、切り替えていこうと思います。繰り返しになりますが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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