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赤信号無視で横断中の歩行者に重傷を負わせた過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・狩野祐二弁護士が受任した過失運転致傷の事例。被害者との示談は不成立となり、禁錮1年・執行猶予3年の判決が下されました。

事件の概要

依頼者は20代の医学生でした。部活動のため不慣れな土地を自動車で運転中、カーナビを注視したことで赤信号を見落とし、横断歩道を歩いていた親子をはねてしまいました。この事故で、母親は腰椎骨折(全治3か月)の重傷を負い、息子も打撲傷を負いました。警察の捜査が始まり、依頼者の親は、将来医師になる息子に前科がつくことで、大学の停学や留年、医師国家試験、免許取得に大きな不利益が生じることを強く懸念。不起訴処分による解決を強く希望し、当事務所に相談されました。

罪名

過失運転致傷

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の希望は、前科による将来への影響を回避すること、特に不起訴または罰金刑で事件を終えることでした。弁護活動は、まず被害者との示談成立を最優先に進めました。依頼者は事故直後から真摯な対応を続けており、弁護士も被害者側の代理人弁護士と交渉を開始。見舞金を提示し、宥恕(許し)を得られるよう努めましたが、被害者側は謝罪文の受け取りさえも拒否し、示談交渉は難航しました。最終的に示談が不成立となったため、検察官に対しては、略式罰金での終結を求める意見書を提出するなど、公判請求を回避するための活動を粘り強く行いました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

被害者との示談は成立しませんでした。検察官との交渉も続けましたが、被害者の怪我が重いことなどから公判請求(正式起訴)は避けられませんでした。刑事裁判では、執行猶予付きの禁錮刑以上になると、将来国立病院などで研修医として働く際に制約が生じる可能性などを具体的に主張し、懸命に罰金刑を求めました。しかし、判決は禁錮1年・執行猶予3年となり、実刑は回避できたものの、依頼者が強く望んだ不起訴や罰金刑という結果には至りませんでした。示談が困難な状況下で、可能な限り有利な処分を求めて最後まで活動を尽くした事案です。

結果

禁錮刑1年 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果略式罰金40万円

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果懲役1年2か月 執行猶予3年