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信号無視で歩行者らに重傷を負わせた過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷、道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・木村隆輔弁護士が担当した過失運転致傷の事例です。被害者への謝罪等を行い、禁錮1年8ヶ月、執行猶予3年の判決を得て実刑を回避しました。

事件の概要

依頼者は40代の男性です。出張先で不慣れな道をレンタカーで運転中、信号を看過して交差点に進入し、横断歩道を横断中の歩行者と自転車に衝突する人身事故を起こしました。この事故により、歩行者の方は頭蓋骨骨折等の重傷を負い、高次脳機能障害の後遺症が残りました。事故から約5か月後、警察から呼び出しがあり、被害者の状況を伝えられるとともに、起訴する方針であると告げられました。依頼者には扶養すべき家族がおり、実刑判決は避けたいとの思いから、当事務所へ相談に来られました。

罪名

過失運転致傷

時期

検察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

本件は被害者が重傷を負っており、特に高次脳機能障害という重大な後遺症が残っているため、実刑判決の可能性も否定できない事案でした。弁護士はまず、重傷を負った被害者ご本人に連絡を取り、依頼者の謝罪の意思を伝え、謝罪文を受け取っていただきました。残念ながら示談や嘆願書の獲得には至りませんでしたが、真摯な反省の態度を示すことは重要です。また、公判では、依頼者が事故を深く反省し、今後は車を運転しないと誓っていることや、障害を持つお子様を含むご家族を養っているといった事情を丁寧に主張しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

被害者のお一方は、ご依頼の時点ですでに示談が成立していました。重傷を負われたもう一方の被害者とは、示談には至りませんでしたが、弁護士を通じて謝罪文をお渡しすることができました。刑事裁判は2回開かれ、検察官からは禁錮2年が求刑されました。弁護士による情状弁護の結果、裁判所は依頼者の反省の態度や家族の状況などを考慮し、禁錮1年8ヶ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。これにより、依頼者は刑務所に収監されることなく、社会生活を継続することが可能となり、ご家族との生活を守ることができました。

結果

禁錮1年8ヶ月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果略式罰金30万円

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弁護活動の結果禁錮1年4か月 執行猶予3年

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弁護活動の結果略式罰金3万円

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弁護活動の結果懲役1年2か月 執行猶予3年

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弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

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弁護活動の結果懲役8月 執行猶予4年

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弁護活動の結果不起訴処分