1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース104

交差点でUターン時にバイクと衝突した過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・野尻大輔弁護士が受任した過失運転致傷の事例。示談は不成立でしたが、不起訴処分(起訴猶予)を獲得しました。

事件の概要

依頼者は40代の男性です。車を運転中、市内の交差点でUターンしようとした際、対向車線を直進してきたバイクと衝突する事故を起こしました。依頼者は、自身の信号が赤になり対向車線の車も停止したため、対向側の信号も赤になったと判断し右折を開始しましたが、車の脇から来たバイクと衝突しました。この事故でバイクの運転手は肩甲骨と肋骨を骨折し、全治約1.5ヶ月の怪我を負いました。事故現場で警察の事情聴取を受け、後日改めて呼ばれることになっていました。依頼者は被害者に電話で謝罪し、保険会社にも対応を依頼していましたが、被害者側は自身の信号は青だったと主張しており、今後の刑事処分に不安を感じて相談に来られました。

罪名

過失運転致傷

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

本件は、信号の色について依頼者と被害者の主張が食い違うなど、事故態様に争いがある事案でした。弁護活動としては、まず被害者との示談成立を目指しました。弁護士から被害者へ謝罪の連絡を入れるとともに、依頼者が作成した謝罪文を送付するなどしましたが、交渉は難航し、示談成立には至りませんでした。一方で、依頼者の刑事処分を軽くするため、事故態様に関する主張を積極的に行いました。依頼者の「対向車線の信号も赤だったはず」という主張を裏付けるため、保険会社の調査資料や交差点の信号サイクル表などを証拠として検察官に提出し、本件が双方に過失のある事故であることを主張しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

被害者との示談交渉は最終的に成立しませんでした。被害者の怪我が骨折と比較的重かったため、罰金刑も覚悟される状況でしたが、最終的に不起訴(起訴猶予)処分を獲得しました。弁護士の報告によると、後の捜査でドライブレコーダーの映像などが確認され、被害者側が赤信号で交差点に進入したことが明らかになったようです。弁護側が当初から、保険会社の資料などを基に依頼者の過失が限定的であることを主張していたことも、有利な処分につながったと考えられます。本件は、交通事故において、示談交渉だけでなく事故態様を正確に主張・立証することが、最終的な刑事処分を左右する上で極めて重要であることを示す結果となりました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

過失運転致死傷の関連事例

自動車で2件のひき逃げ(過失運転致傷)を起こした事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は40代の男性で、個人事業主として運送業を営んでいました。仕事で自動車を運転中、バイクと接触事故を起こしましたが、仕事への影響を考えてしまい、警察に通報することなくその場を立ち去ってしまいました。その数か月後、再び仕事中に自転車と接触する事故を起こし、この際は一度現場を離れたものの、戻って警察に名乗り出ました。この事故により警察の捜査が始まり、依頼者は未発覚だった先の事故が発覚することを恐れました。今後の対応や、先の事故について自首すべきか悩んだ末、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金53万円

信号無視でバイクと衝突、相手に重傷を負わせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は20代の大学生。車を運転中に赤信号を見落とし、交差点に進入したところ、バイクと衝突してしまいました。この事故で相手の方は開放骨折の重傷を負いました。事故後、警察と救急に通報し、病院へ駆けつけ被害者のご家族に謝罪しました。後日、警察と検察からそれぞれ事情聴取を受け、検察官から「裁判を考えている」と告げられました。依頼者は大学で建築を専攻しており、建築関係の会社への就職が内定していましたが、執行猶予判決を受けると建築士の資格が一定期間取得できなくなるため、罰金刑での解決を強く望み、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果略式罰金80万円

追い越し時にバイクと接触し重傷を負わせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者は50代の女性。普通乗用自動車を運転し、市内の片側2車線道路を走行中、前方を走っていた原動機付自転車を追い越す際に接触する事故を起こしました。この事故により、バイクを運転していた80代の男性は転倒し、外傷性くも膜下出血などの傷害を負い、意識不明の状態で回復見込みのない四肢麻痺等の後遺症が残りました。事故後、在宅で捜査が進められ、過失運転致傷罪で起訴された後、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果禁錮1年 執行猶予3年

自転車との接触事故に気づかず立ち去ったひき逃げ(過失運転致傷)の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者の妻(60代・学校関係者)が、アルバイト先へ車で向かう途中、見通しの悪い交差点で自転車と接触する事故を起こしました。本人は、サイドミラーが何かに当たった程度の認識で、降車して確認することなくその場を立ち去りました。被害者は若い男性で、鎖骨を骨折するなどの怪我を負いました。同日、依頼者の妻は車の修理のため修理工場を訪れたところ、警察官に任意同行を求められ、その後、過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されました。逮捕の知らせを受けた夫である依頼者が、妻の身柄解放を求めて当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

交差点で横断中の歩行者をはね、重傷を負わせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carWoman

依頼者は50代の女性です。自動車を運転し、市内の信号のない交差点に進入した際、対向車に気を取られ、横断歩道を渡っていた50代の女性に気づくのが遅れて衝突してしまいました。被害者はこの事故により、鼻や顎などを骨折する加療約6か月の重傷を負いました。事故直後、依頼者は自ら警察に通報し、在宅のまま捜査が進められました。事故後、保険会社を通じて被害者側とやり取りをしていましたが、検察庁から公判請求(起訴)する旨を告げられました。今後の裁判の見通しや執行猶予が付くかについて強い不安を覚え、当事務所へ相談し、公判対応を依頼されました。

弁護活動の結果禁錮1年2か月 執行猶予3年