依頼者は50代の会社員男性です。SNSで知り合った未成年の少女2名に対し、それぞれ現金を渡し複数回にわたって性行為を行いました。その後、被害者の1人が警察に相談したことで事件が発覚。依頼者は一度逮捕されましたが翌日に釈放され、在宅で捜査が進められました。検察官から起訴される旨を告げられたため、刑事裁判に向けて弁護を依頼されました。ご家族も事件の事実を承知の上で、依頼者を支えていました。
ご依頼を受けた時点で起訴は避けられない見通しであったため、執行猶予付き判決の獲得を目標として弁護活動を開始しました。まず、被害者の1名と示談交渉を行い、示談金100万円で一度は宥恕(許し)を含む示談に応じてもらいました。しかし、第1回公判で示談の取消しを求められました。弁護士が粘り強く再交渉した結果、最終的に宥恕の文言は削除するものの、示談自体は維持することで合意を得ることができました。
被害者1名との間で示談が成立していること、ご本人が深く反省していることなどを裁判で主張しました。公判には被害者両名の親族が多数傍聴に来る緊迫した状況でしたが、最終的に懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が言い渡され、実刑を回避しました。判決言い渡し後には、裁判所職員の立ち会いのもとで依頼者が被害者側に直接謝罪する機会を設け、謝罪を行いました。
休日や深夜も弁護活動をして頂き、精神的に乗り越えることができました。

この度は私の弁護を請け負って頂き本当に有難う御座います。本当に情けない事件を引き起こしてしまい、刑事さんからは指示があるまで被害者の方に謝罪などを勝手にしないようにと言われておりましたが、検察官から社会的責任は必らず負ってもらうと厳しく申しつけられて恐怖を感じ、アトム法律事務所さんに弁護を求めて駆け込んだ感じです。裁判も含めてもちろん初めての体験で日々恐怖の連続でしたが、貞先生には休日や深夜までも弁護活動に奔走して頂き、恐怖からくる私の質問に対しても励ましを込めて応対して頂いたおかげで何とか精神的に乗り越えることが出来ました。心より御礼申し上げます。