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酒気帯び運転で物損事故を起こし、報告しなかった道交法違反の事例

事件

道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・池宮昌也弁護士が受任した、道路交通法違反の事例です。贖罪寄付を行いましたが、最終的に略式罰金55万円の処分となりました。

事件の概要

依頼者は20代の男性です。アルコール依存症の治療を受けていましたが、就職活動がうまくいかないストレスから、自宅で飲酒してしまいました。その後、酔った状態で車を運転し、コンビニへ向かう途中に看板や電柱、車止めなど複数箇所に衝突する物損事故を起こしました。事故を警察に報告しないまま一度帰宅しましたが、その後、家族とともに自ら110番通報しました。駆け付けた警察官による呼気検査で、呼気1リットルあたり0.15ミリグラムのアルコールが検出されました。警察の事情聴取を受け、書類送検になると告げられたことから、前科がつくことを回避したいと考えたご両親が、当事務所に相談に来られました。当事者本人は幼稚園教諭の免許を保有しており、将来を案じていました。

罪名

道路交通法違反(酒気帯び運転), 道路交通法違反(申告義務違反), 道路交通法違反(安全運転義務違反)

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者のご家族は不起訴処分を強く希望されていました。しかし、酒気帯び運転は悪質な犯罪とされ、不起訴処分の獲得は極めて困難です。弁護士は、その点を率直に説明した上で、少しでも処分を軽くするために考えられる全ての弁護活動を行う方針を立てました。具体的には、本人が深く反省していることを示す反省文、二度と運転しない誓いとしての運転免許の返納、ご両親による監督を約束する身元引受書などを検察官に提出しました。また、アルコール依存症の治療に真摯に取り組んでいることを示す資料や、物損被害の弁償に誠実に対応している状況も報告しました。さらに、反省の情を示すために、50万円の贖罪寄付も行いました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 被害者なし

弁護活動の結果

物損の被害弁償は迅速に行いましたが、個別の示談交渉はありませんでした。弁護士は、本人の反省やご家族のサポート体制、贖罪寄付を行ったことなどをまとめた意見書を検察官に提出し、寛大な処分を求めました。その結果、正式な裁判が開かれる公判請求は回避され、略式起訴による罰金55万円の処分となりました。検察官からは、本来であれば公判請求もあり得る事案であったものの、本人の反省や事故後の対応、贖罪寄付などの情状を考慮して略式罰金にしたとの説明がありました。不起訴処分とはなりませんでしたが、公判請求を回避し罰金刑で事件を終えられたことで、社会復帰への影響を最小限に抑えることができました。

結果

略式罰金55万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果不起訴処分