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複数回の前科がある中、無免許で飲酒運転をした道交法違反の事例

事件

道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

実刑判決

解決事例まとめ

名古屋支部・佐藤一三弁護士が受任した、無免許飲酒運転の事例です。被害者がいない事件のため示談はなく、最終的に懲役8か月の実刑判決となりました。

事件の概要

依頼者は50代で自営業を営む男性です。過去に飲酒運転や無免許運転で罰金刑、執行猶予付き判決の前科がありました。本件では、居酒屋で飲酒後に無免許で自動車を運転して帰宅したところ、自宅駐車場で警察官に声をかけられ、呼気検査の結果、酒気帯び運転が発覚しました。その後、警察から取調べを受け、事実は認めていました。同種前科が複数あることから、弁護士からは実刑判決が見込まれると説明を受け、執行猶予付き判決の獲得を強く望み、当事務所へ弁護活動を依頼されました。

罪名

無免許運転, 道路交通法違反(酒気帯び運転)

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者には同種前科が複数あり、特に前回の執行猶予期間満了から日が浅い中での再犯であったため、実刑判決の可能性が非常に高い事案でした。弁護方針として、依頼者の深い反省と更生に向けた具体的な行動を示すことに注力しました。具体的には、贖罪寄付として20万円を交通遺児育英会へ寄付しました。また、仕事で使用していた車両を売却処分し、二度と運転しない環境を整えたことを廃車証明書と共に示しました。さらに、今後の監督を誓約する情状証人を用意し、更生意欲の高さと再犯防止策が具体的であることを裁判官に強く訴えかけました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 被害者なし

弁護活動の結果

本件は被害者が存在しないため、示談交渉は行いませんでした。第一審の公判では、弁護側が主張した様々な情状酌量を求める事情は考慮されたものの、無免許運転に加えて呼気アルコール濃度が高かったという犯行態様の悪質性や、複数回にわたる同種前科が重く評価されました。その結果、第一審では懲役8か月の実刑判決が言い渡されました。この判決を不服として控訴しましたが、高等裁判所は第一審の判断を支持し、控訴は棄却されました。これにより実刑判決が確定しました。

結果

懲役8か月

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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