1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース3011

一方通行をバックで逆走し歩行者に衝突した過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・渋谷勇気弁護士が担当した過失運転致傷の事例です。被害者と示談が成立し、禁錮1年執行猶予3年の判決を得ました。

事件の概要

依頼者は60代の男性です。車庫に車を入れるため、一方通行の道路をバックで逆走していました。その際、後方確認が不十分だったため、歩行していた男性に気づかず衝突し、第二腰椎圧迫骨折など骨癒合に3か月以上を要する重傷を負わせてしまいました。事故直後に自ら救急車と警察を呼び、現場検証に協力。その後も警察から数回呼び出しを受け、取り調べに応じていました。民事については被害者と400万円で示談が成立していましたが、事故から約1年4か月後、突然自宅に起訴状が届きました。刑事裁判にどう対応すればよいか分からず、不安に駆られて当事務所へ相談に来られました。

罪名

過失運転致傷

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

ご依頼を受け、弁護士はまず執行猶予付き判決の獲得を目標としました。依頼者は既に民事賠償を終えていましたが、刑事処分を軽くするためには、被害者の方から「宥恕(ゆうじょ)」、つまり許しを得ることが非常に重要です。そこで、弁護士は改めて被害者と交渉を行いました。被害者の方は当初、処罰について特に意見はないとの姿勢でしたが、粘り強い交渉の結果、見舞金10万円をお支払いすることで宥恕していただくことができました。また、公判に向けて、依頼者が深く反省し、事故後は車を息子に譲渡し二度と運転しないと誓っていること、妻が監督者として支えることなどを情状証拠として準備し、寛大な処分を求める弁護方針を固めました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

公判では、弁護士が準備した情状証拠を提出し、依頼者の深い反省と再犯防止策を具体的に主張しました。特に、被害者の方から宥恕を得られた示談が成立している点が、裁判官に有利な事情として考慮されました。その結果、検察官からは禁錮1年が求刑されましたが、判決では禁錮1年、執行猶予3年が言い渡されました。これにより、依頼者は刑務所に収監されることなく、社会内での更生の機会を得ることができました。起訴後のご依頼でしたが、適切な弁護活動を行うことで、実刑を回避し、平穏な日常生活を取り戻すことができた事案です。

結果

禁錮1年 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

過失運転致死傷の関連事例

交差点で歩行者に衝突し負傷させ、その場を去ったひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は40代の男性です。車を運転中、見通しの悪い交差点を右折する際に歩行者2名に接触し、うち1名に加療約1か月を要する外傷性くも膜下出血等の傷害を負わせました。衝突音に気づき5分後に現場に戻ったものの、被害者を救護するなどの措置を講じなかったため、過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で在宅捜査を受けました。検察から公判請求(起訴)される見込みだと聞き、被害者との示談もできていない状況であったため、今後の刑事処分、特に執行猶予が付くかどうかに強い不安を抱き、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

飲酒運転で玉突き事故を起こした過失運転致傷・酒気帯び運転の事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は50代の自営業の男性です。深夜に飲食店等で飲酒した後、約1時間の仮眠をとり自家用車を運転して帰宅する途中、市内の路上で停車中の車両に追突し、計2台が絡む玉突き事故を起こしました。駆け付けた警察官による呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転等の容疑で現行犯逮捕されました。依頼者は翌日に釈放されたものの、今後の刑事処分について不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

先行車両に続き高齢男性をはねた過失運転致死とひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は30代の会社員男性です。早朝、自動車を運転中に、先行する2台の車両にはねられて路上に倒れていた高齢男性に気づかず、乗り上げてしまいました。何かを踏んだ感覚はありましたが、人だとは思わず、一度は現場付近に戻ったものの、異常を認識できなかったためそのまま立ち去りました。この事故で男性は亡くなりました。後日、警察の捜査により依頼者が特定され、過失運転致死とひき逃げ(道路交通法違反)の疑いで逮捕されましたが、2日後に勾留請求されることなく釈放されました。その後、在宅で捜査が続くことになり、今後の刑事処分の見通しなどに大きな不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

赤信号無視のひき逃げで重傷を負わせた過失運転致傷等の事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は60代の男性。要介護状態の母親と二人暮らしで、介護のために無職でした。自動車を運転中、赤信号を無視して交差点に進入し、人に衝突。被害者は肋骨骨折など全治1か月の重傷を負いました。依頼者は、事故の認識がなく、看板か何かに当たったと思いその場を離れてしまったため、後日ひき逃げ(過失運転致傷、道路交通法違反)の容疑で逮捕されました。逮捕の連絡を受けた依頼者の兄が、今後の対応について相談するため当事務所に来所されました。

弁護活動の結果略式罰金70万円

停車中のドア開放で自転車が衝突した過失運転致傷・報告義務違反の事例

eyecatch kasitsuunten cardoor

依頼者は70代の女性です。孫を自動車で送る途中、駅近くの路上に停車し、孫が後部ドアを開けたところ、後方から自転車で走ってきた女性がドアに衝突し、全治1週間の怪我を負いました。依頼者は女性に声をかけましたが、「大丈夫」と言って去られたため、警察への連絡等をせずその場を離れました。後日、事故に関する立て看板を発見して自ら警察に連絡し、複数回にわたり事情聴取を受けました。しかし、取調べの過程で今後の刑事処分に不安を感じ、当事務所へご相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分