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一方通行をバックで逆走し歩行者に衝突した過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・渋谷勇気弁護士が担当した過失運転致傷の事例です。被害者と示談が成立し、禁錮1年執行猶予3年の判決を得ました。

事件の概要

依頼者は60代の男性です。車庫に車を入れるため、一方通行の道路をバックで逆走していました。その際、後方確認が不十分だったため、歩行していた当時81歳の男性に気づかず衝突し、第二腰椎圧迫骨折など骨癒合に約99日間を要する重傷を負わせてしまいました。事故直後に自ら救急車と警察を呼び、現場検証に協力。その後も警察から数回呼び出しを受け、取り調べに応じていました。民事については被害者と400万円で示談が成立していましたが、事故から約1年4か月後、突然自宅に起訴状が届きました。刑事裁判にどう対応すればよいか分からず、不安に駆られて当事務所へ相談に来られました。

罪名

過失運転致傷

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

ご依頼を受け、弁護士はまず執行猶予付き判決の獲得を目標としました。依頼者は既に民事賠償を終えていましたが、刑事処分を軽くするためには、被害者の方から「宥恕(ゆうじょ)」、つまり許しを得ることが非常に重要です。そこで、弁護士は改めて被害者と交渉を行いました。被害者の方は当初、処罰について特に意見はないとの姿勢でしたが、粘り強い交渉の結果、見舞金10万円をお支払いすることで宥恕していただくことができました。また、公判に向けて、依頼者が深く反省し、事故後は車を息子に譲渡し二度と運転しないと誓っていること、妻が監督者として支えることなどを情状証拠として準備し、寛大な処分を求める弁護方針を固めました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

公判では、弁護士が準備した情状証拠を提出し、依頼者の深い反省と再犯防止策を具体的に主張しました。特に、被害者の方から宥恕を得られた示談が成立している点が、裁判官に有利な事情として考慮されました。その結果、検察官からは禁錮1年が求刑されましたが、判決では禁錮1年、執行猶予3年が言い渡されました。これにより、依頼者は刑務所に収監されることなく、社会内での更生の機会を得ることができました。起訴後のご依頼でしたが、適切な弁護活動を行うことで、実刑を回避し、平穏な日常生活を取り戻すことができた事案です。

結果

禁錮1年 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果略式罰金20万円