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  4. ケース3624

配達中に右折事故を起こし相手に重傷を負わせた過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・野尻大輔弁護士が担当した過失運転致傷の事例です。被害者との示談は不成立でしたが、執行猶予付き判決を獲得しました。

事件の概要

依頼者は50代の女性で、パートとして配達の仕事をしていました。仕事中に軽トラックを運転し、都内の交差点を右折しようとした際、対向から直進してきたバイクと衝突する事故を起こしました。この事故で、バイクを運転していた男性は両足骨折などの重傷を負いました。事故後、警察による捜査が行われ、依頼者は複数回にわたり事情聴取を受けました。
事故から1年近く経った頃、検察庁から呼び出しがあり、当初は略式起訴による罰金刑と説明されました。しかし、その後説明が覆され、正式な裁判になると告げられました。処分の見通しが二転三転したことや、今後の裁判への強い不安から、当事務所に相談されました。被害者とは保険会社を通じて交渉していましたが、示談には至っていませんでした。

罪名

過失運転致傷

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は、事故から1年以上が経過し、刑事処分の見通しが二転三転したことで精神的に不安定な状態でした。弁護士はまず、刑事裁判の流れを丁寧に説明し、依頼者の不安を和らげることに努めました。 公判では、被害者との示談は成立していませんでしたが、依頼者が加入する保険会社から手厚い補償が行われていることを主張しました。また、依頼者がこれまで20年間にわたり無事故無違反で過ごしてきたこと、事故後は運転を控え深く反省していることなど、酌むべき事情を具体的に訴えました。ドライブレコーダーの映像に基づき、事故態様についても詳細に主張し、執行猶予付きの寛大な判決を求めました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

被害者の処罰感情が強く、弁護士を通じても示談が成立することは困難な状況でした。しかし、公判で依頼者の反省の情や、任意保険による十分な被害弁償が行われていることなどを主張した結果、裁判所はこれらの事情を考慮しました。 最終的に、検察官からは禁錮10か月が求刑されましたが、判決では禁錮10か月、執行猶予3年が言い渡されました。これにより、実刑を回避し、刑務所に収監される事態は免れました。依頼者は事故を起こしたことへの償いを続けながらも、社会生活を維持することができました。交通事故は誰にでも起こり得るものであり、早期に弁護士へ相談することで、精神的な負担を軽減し、適切な処分を得ることが重要です。

結果

禁錮刑10月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果不起訴処分