1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース3655

同棲相手の影響でMDMAを使用した麻薬取締法違反の事例

事件

麻薬/向精神薬

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・田端孝司弁護士が受任した麻薬取締法違反の事例です。国選弁護人から交代し、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決となりました。

事件の概要

依頼者は20代の女性。薬物の常習者であった同棲相手の男性が異常な行動を起こしたことで警察が出動し、その際に依頼者も任意で警察署へ。尿検査の結果、MDMAの陽性反応が出たため、後日逮捕されました。
逮捕当初、依頼者は睡眠薬を多量に摂取した影響で、意識がないままMDMAを誤って摂取してしまったと主張していました。しかし、付いていた国選弁護人から、早く釈放されるためには意図的に使用したと認めた方がよいと助言され、供述を変更しました。ところが、使用した動機などをうまく説明できなかったため、検察官からは否認していると判断され、起訴後に請求した保釈も認められませんでした。
この状況に不安を感じた依頼者とご家族が、国選弁護人との信頼関係を築けないとして、弁護人の交代を希望し、当事務所へ相談されました。

罪名

麻薬及び向精神薬取締法違反

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

依頼者はすでに起訴されており、最大のニーズは早期の身柄解放(保釈)と執行猶予付き判決の獲得でした。 受任後、弁護士はまず、国選弁護人から引き継いだ状況を整理しました。問題は、依頼者が「誤飲」という否認の主張から、「自主的に使用した」という認める供述に不自然な形で転じていた点にありました。使用動機などが曖昧だったため、捜査機関や裁判所に反省の態度が伝わらず、保釈が却下されたものと考えられました。 そこで弁護士は、依頼者と綿密に接見を重ね、事件に至る経緯や当時の心境を丁寧に聞き取りました。その上で、なぜMDMAを使用してしまったのかについて、矛盾のない合理的なストーリーを再構築し、依頼者が自身の言葉で説明できるよう指導しました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 被害者なし

弁護活動の結果

弁護士が改めて保釈請求を行った結果、裁判所に主張が認められ、依頼者は無事に保釈されました。これにより、勾留施設から解放され、自宅から裁判に出廷することが可能となりました。 公判では、弁護士が再構築した主張に基づき、事件の背景に同棲相手からの影響や依頼者の精神的な不安定さがあったこと、深く反省していることなどを説得的に訴えました。 その結果、判決では懲役1年6か月、執行猶予3年が言い渡されました。実刑を回避し、社会生活を続けながら更生を目指せることになりました。国選弁護人の下で一度は認められなかった保釈を実現し、最終的に執行猶予付き判決を獲得した事案です。

結果

懲役1年6か月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

誠意ある対応に満足しています。

お手紙

別件含め、何人かの弁護士と関わりをもった事があるが、相談者本位でなく勝てるか勝てないか?報酬の事しか考えない弁護士事務所がほとんどでした。人として弁護士に良い印象がなかった。貴所、野尻先生、田端先生をはじめ、関わっていただきましたスタッフ様には誠意を持ってご対応いただき、本来あるべき弁護士のお姿を感じることができ、満足しております。以前より娘とコミュニケーションが取れ、今日もこのあと一緒に外食ですが、娘に会ってきます。本当に貴所を選んで良かったです。野尻先生、田端先生のコンビ良かったですよ!!

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

麻薬/向精神薬の関連事例

コカイン所持・使用で逮捕、故意を否認し不起訴となった事例

依頼者は40代の男性です。過去にハーブ店を経営しており、その際にサンプルとして受け取った薬品を車内で保管していました。洗車中にその薬品を見つけ、中身を確認したところ、職務質問を受けました。とっさに隠そうとして逃走したため警察官に追われ、薬品の入った缶を押収されました。当初の簡易検査では薬物反応は出ませんでしたが、後日、科捜研の鑑定でコカインの陽性反応が出たとして、麻薬及び向精神薬取締法違反(所持・使用)の容疑で逮捕・勾留されました。依頼者は、それが麻薬であるとの認識はなかったと主張していました。逮捕後、国選弁護人として選任され、弁護活動を開始しました。

弁護活動の結果不起訴処分

自己使用目的で複数の薬物を使用し逮捕・起訴された事例

依頼者の息子である20代男性(フリーター)が自宅で逮捕されたとの連絡を受け、当事務所に相談がありました。男性は以前、自ら警察に薬物使用を申告しており、その後の捜査でMDMAの使用が発覚し、麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕されました。逮捕当日には家宅捜索も行われ、警察からは他の薬物についても立件する方針が示唆されていました。突然の逮捕で状況が全く分からないご両親から、まずは息子と接見して話を聞いてほしいとの依頼を受け、弁護士が警察署へ向かいました。

弁護活動の結果懲役2年 執行猶予3年

LSD使用の麻薬取締法違反で、違法性の認識を争い不起訴となった事例

依頼者は20代の方です。クラブで遊ぶ前にLSDを1錠服用しました。その後、気分が悪くなり友人宅へ移動しましたが、そこで友人とトラブルになり逃走。自ら警察を呼び、保護を求める中で薬物の使用が発覚しました。警察署で尿検査と取り調べを受け、翌朝には自宅の家宅捜索も任意で行われました。現物が見つからなかったためその場での逮捕はされませんでしたが、警察からは「今後連絡するかもしれない」と告げられました。ご家族は、刑事事件化や前科が付くことを不安に思い、不起訴処分を目指したいと当事務所に相談。その後、尿検査の結果などから、依頼者はおよそ2か月後に麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕されました。

弁護活動の結果不起訴処分

職務質問で大麻リキッド所持が発覚、後にMDMA使用で逮捕された事例

依頼者の息子(20代・アルバイト)は、友人らと駐車中の車内で大麻リキッドを吸引後、警察官から職務質問を受けました。車内から大麻リキッドが発見され、警察署で尿検査と事情聴取を受けました。その際、違法なものとは知らずCBDリキッドだと思ったと虚偽の供述をしましたが、実際にはSNSを通じて違法薬物を購入し、半年前から使用していました。警察からは鑑定結果が出次第、再度呼び出すと言われ、在宅事件として捜査が進められていました。今後の対応に不安を感じた父母が、弁護士に相談されました。後日、尿検査の結果からMDMA(覚醒剤成分含有)の使用が発覚し、本人は覚せい剤取締法違反等の容疑で逮捕されました。

弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

海外から大麻やLSDを密輸した大麻取締法違反などの事例

依頼者の息子である20代男性は、海外滞在中に知り合った人物に依頼し、大麻樹脂とLSDを国際郵便で日本国内の自宅に送らせたとして、大麻取締法違反などの疑いで逮捕されました。当事者には前科前歴がありませんでした。大麻は税関で発見されていましたが、後日行われた家宅捜索で吸引パイプが押収され、逮捕に至りました。さらに捜査の過程で、自宅にLSDを所持していたことも発覚しました。息子が逮捕されたことを受けたご両親が、今後の対応について弁護士に相談し、初回接見を依頼されました。

弁護活動の結果懲役2年6か月 執行猶予4年