1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース3804

フリマアプリでブランド品の偽物を販売した商標法違反の事例

事件

商標法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・出口泰我弁護士が受任した商標法違反の事例。被害者との示談は不成立でしたが、贖罪寄付を行い、略式罰金20万円で終了しました。

事件の概要

依頼者は40代の会社員で、副業としてフリマアプリでブランド品を販売していました。その中で、特定のブランドのTシャツを「並行輸入品」と記載して販売した行為が、商標法違反にあたるとして警察の捜査対象となりました。ある日、警察が自宅を訪れ家宅捜索を行い、商品や領収書、携帯電話などが押収されました。依頼者は偽物であるとの認識はなかったものの、警察の捜査が始まったことで、今後の刑事手続きや会社への発覚を不安に思い、弁護士に相談しました。

罪名

商標法違反

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は一貫して偽物であるとの認識(故意)を否定していました。弁護士は、依頼者が商品をオンラインショップで購入した際に「並行輸入品」との記載があったことなどを主張しました。しかし検察官は、販売価格が相場より著しく低かったことや、フリマアプリ運営から複数回警告を受けていたことなどを理由に、少なくとも「偽物が混じっている可能性を排除しないまま漫然と売っていた」として未必の故意があったと判断しました。公判で無罪を争う選択肢もありましたが、裁判が長引くリスクを考慮し、依頼者は略式命令による早期解決を希望。被害者であるブランド側への謝罪と賠償を試みましたが叶わなかったため、反省の意を示すために30万円の贖罪寄付を行いました。

活動後...

  • 逮捕なし

弁護活動の結果

被害者であるブランド側との示談交渉は、連絡先が不明であったため成立しませんでした。しかし、依頼者が贖罪寄付を行うなど反省の意を示したこと、また、公判廷で争うよりも早期解決を望んだことなどから、検察官は略式起訴を選択しました。最終的に、裁判所から罰金20万円の略式命令が下され、事件は終了しました。正式な裁判が開かれなかったため、依頼者が心配していた勤務先への発覚といった事態を回避し、社会生活への影響を最小限に抑えながら事件を解決することができました。

結果

略式罰金20万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

商標法違反の関連事例

有名ブランド風バッグの販売・所持による商標法違反の事例

依頼者は40代の女性で、小売店を経営していました。約5年前から、有名ブランドのバッグに類似した形状のバッグに装飾を施し、独自の商品名で販売していました。取引先が摘発されたことをきっかけに、依頼者の店舗と自宅にも家宅捜索が入り、商品バッグが多数押収されました。今後の見通しや対応に不安を感じ、家宅捜索の翌日に当事務所へ相談し、即日依頼に至りました。その後、依頼者は商標法違反の容疑で逮捕されました。

弁護活動の結果略式罰金30万円

偽ブランド品のiPhoneケースをネット転売した商標法違反の事例

依頼者の知人である当事者は、2019年10月頃から約半年の間、海外のネット通販で仕入れたハイブランドの偽iPhoneケースを、フリマアプリで転売していました。売上総額は約50万円に上りました。ある日、警察の家宅捜索を受け、スマートフォンや通帳などを押収されました。当事者は20代の男性で、海外で働くためのVISA申請を控えていたため、前科が付くことを何としても避けたいとの思いから、弁護士に相談しました。

弁護活動の結果不起訴処分

偽ブランド品を販売した商標法違反と詐欺の事例

依頼者は20代の会社員の男性。海外旅行の際に購入した偽物のブランド時計などを、インターネット掲示板で正規品と偽って販売した。購入者からの被害届により、警察官が自宅を家宅捜索し、依頼者は商標法違反と詐欺の容疑で逮捕されました。逮捕当日、ご両親が「今後どうなるのか知りたい」と当事務所に相談され、状況把握のため初回接見をすることになりました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

海賊版ゲーム機をネット販売した著作権法・商標法違反の事例

依頼者の夫(50代男性・通販サイト経営者)が、家庭用ゲーム機の海賊版をインターネットで販売したとして、著作権法違反および商標法違反の容疑で逮捕された事例です。男性は、有名なゲームソフトのデータが内蔵されたゲーム機を自身のサイトで販売していました。過去にも同様の行為で警告を受けたことがありましたが、在庫処分のつもりで販売を継続していたとのことです。逮捕当日、事務所と自宅が家宅捜索を受けました。逮捕の連絡を受け、すぐにでも弁護士に接見に行ってほしいと、ご家族(妻と義理の妹)が弊所に相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金40万円

人気ゲームのキャラクター商品を無断で製造販売した著作権法違反の事例

依頼者は、キャラクター商品の製造販売を行う会社の40代の社長です。人気パズルゲームのキャラクターを模倣したぬいぐるみ商品を海外で製造・輸入し、自社のクレーンゲーム景品などとして販売していました。大手量販店の知財部門の審査を通過していたため問題ないと考えて販売を継続した結果、売上は約3000~4000万円、利益は1000万円を超える規模になっていました。<br /> ある日、ゲームの権利者側からクレーム文書が届きました。依頼者は当初、権利者に対して既存商品を並行輸入しただけだと虚偽の説明をしてしまいましたが、事態の悪化を懸念。刑事事件になることを極度に恐れており、今後の対応について相談するため、当事務所に来所されました。第一の希望は刑事事件化の回避であり、賠償金は支払う意向でした。

弁護活動の結果事件化せず