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  4. ケース539

海賊版ゲーム機をネット販売した著作権法・商標法違反の事例

事件

商標法違反

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

京都支部の弁護士が担当した著作権法違反・商標法違反の事例。示談はありませんでしたが、罰金40万円の略式命令で終了しました。

事件の概要

依頼者の夫(50代男性・通販サイト経営者)が、家庭用ゲーム機の海賊版をインターネットで販売したとして、著作権法違反および商標法違反の容疑で逮捕された事例です。男性は、有名なゲームソフトのデータが内蔵されたゲーム機を自身のサイトで販売していました。過去にも同様の行為で警告を受けたことがありましたが、在庫処分のつもりで販売を継続していたとのことです。逮捕当日、事務所と自宅が家宅捜索を受けました。逮捕の連絡を受け、すぐにでも弁護士に接見に行ってほしいと、ご家族(妻と義理の妹)が弊所に相談に来られました。

罪名

著作権法違反, 商標法違反

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

弁護士は依頼を受け、速やかに逮捕されている警察署へ接見に向かいました。被疑者本人から詳しく事情を聞くと、ゲームに詳しくなく、販売していた商品に何のソフトが内蔵されているか詳細には把握していなかったものの、違法性の認識は認めていました。弁護士は、検察官に対し、本人が深く反省していることなどを主張し、可能な限り軽い処分を求めました。売上額などから公判請求(正式裁判)も懸念されましたが、略式手続きでの終了を目指して活動しました。

活動後...

  • その他
  • 示談不可

弁護活動の結果

弁護活動の結果、検察官は罰金50万円を求刑しましたが、最終的に罰金40万円の略式命令が下されました。経営者として長期間にわたり違法な商品を販売していたことから、公判請求され懲役刑となる可能性もありましたが、弁護士の主張が考慮され、想定よりも軽い罰金刑で事件を終えることができました。被害者である企業との示談はしませんでしたが、正式な裁判を回避し、罰金の納付をもって身柄が釈放され、社会復帰を果たすことができました。

結果

略式罰金40万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

事案の認否を見極めて頂き、事件がいい方向に進みました。

お手紙

どの部分を認めるのかをしっかりと教えて頂き、その後の事件の進行がいい方向へ進みました。他の弁護士…と思うと勾留延長や再逮捕などあったかもしれません。適切なアドバイスありがとうございました。

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