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  4. ケース3854

同種前科がある中、駅の階段で盗撮した性的姿態等撮影罪の事例

事件

盗撮

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・出口泰我弁護士が担当した性的姿態等撮影罪の事案です。被害者不明のため贖罪寄付を行い、略式罰金80万円となりました。

事件の概要

依頼者は30代の会社員の男性です。ある日、駅の階段において、女性のスカート内をスマートフォンで動画撮影しました。その行為を一般の方に目撃され、一緒に交番へ行きました。その後、警察署で事情聴取を受け、スマートフォンが押収されました。その日は身元引受人である家族が迎えに来て帰宅を許されたものの、後日改めて警察から呼び出されることになりました。依頼者には、過去に同種の盗撮事件で罰金刑を受けた前科がありました。今回は二度目の犯行であること、また、押収されたスマートフォン内には多数の余罪データが残っていたことから、実刑判決を受けるのではないかと感じ、当事務所へ相談に来られました。

罪名

性的姿態等撮影罪

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

本件は被害者が特定できなかったため、示談交渉を行うことができませんでした。そこで弁護人は、反省の情を示すための代替手段として、性犯罪被害者支援団体への「贖罪寄付」を提案しました。依頼者はこれに応じ、30万円を寄付しました。また、盗撮という行為への依存を断ち切るため、専門のクリニックへの通院を開始し、治療に真摯に取り組んでいることを示す証拠を提出しました。これらの活動を通じ、検察官に対し、依頼者が深く反省し、再犯防止に向けて具体的な行動を起こしていることを強く主張しました。

活動後...

  • 逮捕なし

弁護活動の結果

弁護活動の結果、検察官は正式な裁判は請求せず、略式命令を請求しました。最終的に、裁判所から罰金80万円の略式命令が出され、事件は終結しました。依頼者には同種の前科がありましたが、公判請求を回避し、罰金刑で終えることができました。被害者不明の盗撮事案では、従来、贖罪寄付などを行うことで不起訴処分となるケースもありました。しかし、本件は性的姿態等撮影罪が新設された後の事案であり、検察官の処分が厳格化している傾向がうかがえました。そのような状況下でも、贖罪寄付やクリニックへの通院といった再犯防止への取り組みを具体的に示すことで、実刑や公判請求を回避し、罰金刑という結果を得ることができました。

結果

略式罰金80万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果事件化せず