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  4. ケース4538

電車内で繰り返し痴漢、示談不成立で罰金刑となった事例

事件

痴漢

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・篠共成弁護士が担当した痴漢事件。被害者との示談は不成立でしたが、略式命令による罰金30万円で解決しました。

事件の概要

依頼者は60代の男性です。約2〜3ヶ月にわたり、同じ電車内で特定の女性に対し、10回に満たない程度の痴漢行為を繰り返していました。被害者が事前に警察へ相談していたため、捜査が進められていました。
ある日、依頼者は電車内で被害者に近づきましたが、他の乗客が間にいたため何もせずに降車しました。その後、立ち寄った店の外で警察官に声をかけられ、任意で事情聴取を受けることになりました。
聴取において、依頼者は過去の痴漢行為を認めたため、警察からは後日改めて連絡する旨を伝えられました。前科はなかったものの、刑事処分による影響を懸念し、被害者との示談による不起訴処分を強く希望され、当事務所にご相談に来られました。

罪名

大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反(痴漢)

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の希望は不起訴処分であったため、弁護活動は被害者との示談交渉を最優先に進めました。受任後、速やかに担当警察官に連絡を取り、被害者へ示談の意思があることを伝えてもらうよう依頼しました。 しかし、被害者からは「連絡を取りたくない」との理由で、示談の申し入れは拒絶されました。 事件が検察庁に送致された後も、弁護士は諦めずに担当検察官を通じて再度示談交渉を試みました。警察段階での申し入れを含め合計3回にわたり交渉を打診し、示談金も最終的に100万円まで増額して提示しましたが、被害者の処罰感情は非常に固く、最後まで示談に応じてもらうことはできませんでした。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

弁護士による粘り強い交渉もむなしく、最終的に被害者との示談は成立しませんでした。その結果、事件は起訴されることになりました。 しかし、検察官は、依頼者が長期間にわたり複数回の痴漢行為を認めていたものの、そのうちの1回の行為のみを起訴の対象としました。 最終的に、公開の裁判は開かれず、略式命令により罰金30万円の処分が下されました。逮捕・勾留されることなく在宅のまま手続きを終え、罰金を納付することで本件は終結しました。示談は不成立でしたが、弁護活動により身体拘束や公判廷での審理を回避し、社会生活への影響を最小限に抑えることができました。

結果

略式罰金30万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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