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  4. ケース3842

歩行者に重傷を負わせたひき逃げ(過失運転致傷)事件の事例

事件

ひき逃げ、過失運転致死傷、道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・野尻大輔弁護士が担当した、過失運転致傷と道路交通法違反の事例。示談は不成立でしたが、執行猶予付きの判決を獲得し、実刑を回避しました。

事件の概要

依頼者は60代で塗装業を営む会社経営者の男性です。夜間に自動車を運転中、歩行者に接触して腰の骨を折るなどの重傷を負わせたにもかかわらず、その場を立ち去ったとして、過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪に問われました。事故から数か月後、警察の捜査により逮捕されました。当事者は当初、事故の記憶がないとして犯行を否認していましたが、起訴されています。ご家族は、先に依頼した弁護士の対応に不満を抱き、弁護士の変更を検討するため、当事務所にご相談されました。ご相談の時点では、当事者は起訴後に勾留されている状況でした。

罪名

過失運転致傷,道路交通法違反

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

受任後、まずは保釈許可を得ることを目指しました。前任の弁護士による保釈請求が却下されていたため、監督体制を重点的に整備しました。同居のご家族ではなく長年の友人を監督者とし、別のご友人やご家族にも身元引受人となってもらい、複数名から上申書を取り付けました。こうした入念な準備が功を奏し、保釈が許可されました。公判では、被害者感情が非常に強く、示談交渉はすべて断られました。そのため、情状酌量を求める弁護活動に注力しました。疑われていた飲酒運転について、事故直前の飲食店の伝票を取り寄せ、飲酒していなかったことを示唆する証拠として提出しました。また、異例ながら3名の情状証人による証言の機会を設けました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 示談不成立

弁護活動の結果

被害者との示談は最後まで成立しませんでした。しかし、判決前に依頼者の車を売却して得た100万円を、お見舞い金として受け取ってもらえないか打診するなど、真摯な姿勢を示す活動を尽くしました。その結果、判決では懲役2年2か月、執行猶予5年が言い渡され、実刑を回避することができました。判決理由では、実刑も検討されたものの、お見舞い金の提示といった弁護活動が考慮された旨の言及がありました。示談が絶望的な状況であっても、考えられる限りの情状弁護を尽くすことで、執行猶予付き判決という結果に繋がった事案です。

結果

懲役2年2か月 執行猶予5年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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ひき逃げの関連事例

飲酒運転で人身事故を起こし逃走した過失運転致傷・道交法違反の事例

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依頼者は30代男性。過去に飲酒運転による罰金前科がありました。事件当日、飲酒後に乗用車を運転し、一方通行の道路に進入したところ対向車と衝突。相手の運転手に加療約16日間を要する傷害を負わせたにもかかわらず、その場から逃走しました。事件当日に警察の取調べを受け、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されましたが、逮捕はされずその日のうちに帰宅できました。依頼者は実刑判決を科されることを恐れ、事件から約2週間後に当事務所へ相談し、即日依頼に至りました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

バイクとの接触事故後に立ち去ったひき逃げ(過失運転致傷等)の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は40代の公務員の男性です。自動車を運転中、府内の道路において前方のバイクを追い抜こうとした際にドアミラーが接触しました。交通量が多く、大丈夫だろうと思いその場を立ち去りましたが、後にひき逃げとして問題になるのではないかと心配になり、今後の対応について相談したいと当事務所へ連絡がありました。公務員という立場から、報道されることを回避したいというご希望が強くありました。

弁護活動の結果事件化せず

自動車で歩行者に衝突後、逃走した過失運転致傷・ひき逃げの事例

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依頼者は30代の会社員男性です。市内の道路で自動車を運転中、対向車を避けるためにハンドルを切ったところ、歩行者に衝突し、打撲の怪我を負わせました。しかし、依頼者は警察に報告せずそのまま現場を立ち去ってしまいました(ひき逃げ)。依頼者は任意保険に未加入でした。その後、警察での取調べを一度受け、検察庁から呼び出されるのを待っている状況で、起訴されないようにしてほしいと当事務所に相談されました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

非接触事故に気づかず走り去り、ひき逃げと過失運転致傷で捜査された事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は40代の会社役員で会計士。都内で車を運転中、交差点を右折する際に、対向車線を直進してきたバイクが転倒し、運転手が負傷しました。依頼者はバイクとの接触はなく、事故に気づかないままその場を走り去りました。後日、警察からひき逃げ(過失運転致傷、道路交通法違反)の疑いで連絡を受け、事情聴取のため呼び出されました。依頼者は会計士の資格への影響を心配し、今後の見通しや対応について相談するため、警察署へ向かう途中で弁護士に連絡しました。

弁護活動の結果不起訴処分

自動車で人と接触し怪我をさせ走り去ったひき逃げの事例

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依頼者は30代の女性。自動車で堤防沿いの道を走行中、ミラーに何かが当たり落下しました。過去の経験から標識などに接触した物損事故だと思い、一度その場を離れました。しかし、後に現場を通りかかった際に警察官から、人と接触したひき逃げ事件であることを告げられました。被害者は堤防から転落し、肋骨骨折などの怪我を負っていました。警察から事情を聞かれ、今後の刑事処分に不安を感じた依頼者は、弁護士に相談しました。

弁護活動の結果不起訴処分

過失運転致死傷の関連事例

飲酒運転で人身事故を起こし危険運転致傷の疑いで逮捕された事例

依頼者は60代の男性です。ある日の夜、飲酒後に自家用車を運転し、交差点を右折する際に自転車2台と衝突し、乗っていた10代の少年2名に打撲などの怪我を負わせました。事故直後、依頼者は一度その場を離れようとしましたが、周囲に引き留められました。その後、現場に駆け付けた警察官によって逮捕されましたが、取り調べの翌日には釈放され、在宅事件として捜査が継続されることになりました。後日、警察から再度呼び出しを受けたため、今後の刑事手続きや被害者への対応に大きな不安を感じたご家族が、減刑の可能性などについて相談するために当事務所へ来所されました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

交差点で赤信号を見落とし自転車と接触した過失運転致傷の事例

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依頼者は30代の医療関係の専門職の男性です。自動車を運転中、先行車に続いて交差点に進入した際、赤信号であることに気づかず、自転車と接触する事故を起こしてしまいました。被害者に声をかけたところ「大丈夫」と言って立ち去られましたが、後に捜査が開始されました。実況見分の際、警察官から信号の見落としを指摘され、それを認めていました。刑事罰を受けることへの不安から当事務所に相談し、ご依頼に至りました。

弁護活動の結果禁錮刑1年 執行猶予3年

自動車運転中に高齢者をはねて死亡させた過失運転致死の事例

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依頼者は40代の女性です。早朝、お子さんを駅まで送るために自動車を運転していたところ、信号や横断歩道のない道路を横断していた80代の高齢者をはね、死亡させてしまいました。事故現場は日の出前で暗く、依頼者の車は制限速度の時速40キロを超える時速約66キロで走行していました。事故後、依頼者はすぐに救急車を呼ぶなど救護活動を行いましたが、被害者の方は搬送先の病院で死亡が確認されました。その後、警察の捜査が開始され、ドライブレコーダーが押収されました。後日、警察から再度現場検証で呼ばれる予定だと伝えられたことから、今後の刑事手続きや処分の見通しに強い不安を抱き、ご主人と一緒に当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金70万円

自動車で歩行者に衝突後、逃走した過失運転致傷・ひき逃げの事例

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依頼者は30代の会社員男性です。市内の道路で自動車を運転中、対向車を避けるためにハンドルを切ったところ、歩行者に衝突し、打撲の怪我を負わせました。しかし、依頼者は警察に報告せずそのまま現場を立ち去ってしまいました(ひき逃げ)。依頼者は任意保険に未加入でした。その後、警察での取調べを一度受け、検察庁から呼び出されるのを待っている状況で、起訴されないようにしてほしいと当事務所に相談されました。

弁護活動の結果略式罰金50万円

通勤中の交通事故でバイク運転手を骨折させた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は、資格・専門職として働く50代の男性です。通勤中にご自身の自動車を運転し、信号のない交差点を右折しようとした際、直進してきたバイクに気づかずに衝突する事故を起こしました。この事故により、バイクを運転していた男性は転倒し、親指の中手骨を骨折する全治2か月の怪我を負いました。<br /> 事故後、依頼者は在宅で捜査を受け、警察から促されるまま略式裁判の書類にサインしました。しかし、後日検察庁から呼び出しの通知が届いたことで、略式裁判が起訴にあたり前科がつくことを初めて知りました。依頼者はご自身の職業柄、前科がつくことで資格に影響が出ることを強く懸念し、前科を回避できないかと弊所に相談されました。

弁護活動の結果略式罰金40万円

道路交通法違反の関連事例

居眠り運転で人身事故を起こし、現場を離れたひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten drowsyDriving man

依頼者は30代の女性です。仕事帰りに居眠り運転をしてしまい、交差点で横断歩道を歩いていた歩行者の男性に衝突し、打撲の怪我を負わせました。依頼者は一度車を降りて被害者に声をかけたものの、警察へ通報することなくその場を立ち去ってしまいました。後日、警察官が自宅を訪れ、ひき逃げ(救護義務違反)の疑いで捜査が開始されました。警察の取調べでは、依頼者の説明に対して否定的な態度を取られ、「逮捕だよ」と告げられるなど、厳しい追及を受けました。シングルマザーである依頼者は、子どもたちの生活のためにも逮捕されることだけは避けたいと強く願い、次の取調べを前に当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

大麻事件の執行猶予中に酒酔い運転で逮捕された事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は30代の会社員の男性です。3年前に大麻事件で執行猶予判決を受け、その執行猶予期間中に本件を起こしました。他にも窃盗罪などで罰金刑の前科がありました。依頼者は、昼頃から缶チューハイを複数本飲んだ後、車を運転しました。運転中にも飲酒し、途中で路肩に停車して仮眠をとっていたところ、パトロール中の警察官に発見され、酒酔い運転の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕から3日後に勾留請求が棄却され釈放されたものの、執行猶予中の犯行であることから重い処分を懸念し、会社の解雇を避けたいという思いで当事務所に相談されました。

弁護活動の結果略式罰金70万円

車でバイクに接触し走り去った過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は40代の会社員の男性です。ある日の夜、車を運転中、バイクを追い越しながら車線変更をした際に衝撃を感じました。バックミラーで確認したところ、道路に何も転がっていなかったため、そのまま帰宅しました。しかし、自宅の駐車場で車を停めようとした際に、車のサイドミラーが破損し、助手席付近に傷がついていることに気がつきました。もしかしたら事故を起こしてしまったのかもしれない、このままでは当て逃げやひき逃げになってしまうのではないかと大変不安になり、今後の対応について相談するため、当事務所に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

酒気帯び運転で人身事故後、逃走した過失運転致傷等の事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は40代の男性です。飲酒後に自家用車を運転中、被害者3名が乗車する車両に衝突する人身事故を起こしました。事故の認識が薄く、縁石に乗り上げた程度に思い、救護措置などを取らずにその場を走り去りましたが、その後警察官に発見され、呼気検査で基準値を大幅に超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕から2日後、検察官による勾留請求が裁判官によって却下されたため釈放されました。釈放後、今後の捜査への対応や、被害者との示談交渉を弁護士に依頼するため、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年8か月 執行猶予3年

執行猶予中に無免許運転を繰り返し4度目の逮捕となった事例

eyecatch dourokoutsuuhou unlicensed man

依頼者の弟である20代男性は、過去3回無免許運転で検挙され、3回目には懲役1年執行猶予3年の判決を受けていました。その執行猶予期間中、自宅付近で車を運転していたところを警察官に発見され、無免許運転の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕後は勾留され、起訴されました。当初は国選弁護人がついていましたが、2度の保釈請求はいずれも認められませんでした。本人の体調不良なども懸念した家族から、まずは接見に行ってほしいと弊所に相談がありました。

弁護活動の結果懲役8か月