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  4. ケース618

執行猶予中の覚せい剤所持。一貫して否認し不起訴処分を獲得した事例

事件

覚醒剤

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕で身柄拘束

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・赤井耕多弁護士が受任した、覚せい剤取締法違反(所持)の事例。一貫して容疑を否認し、検察官を説得した結果、不起訴処分となりました。

事件の概要

依頼者は30代の会社員の男性です。過去の住居侵入・窃盗事件で懲役刑の執行猶予中でした。ある日、警察の家宅捜索を受け、自宅から覚せい剤約0.63gが発見されました。尿検査では陰性でしたが、後日、押収された結晶から覚せい剤が検出されたとして、警察から逮捕する旨の連絡を受けました。依頼者は、その結晶が覚せい剤であるとの認識はなかったと主張しており、執行猶予中であることから実刑判決となることを強く懸念し、当事務所に相談されました。

罪名

覚せい剤取締法違反(所持)

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は執行猶予期間中であったため、起訴されれば実刑判決が濃厚な状況でした。そのため、弁護活動の目標を不起訴処分の獲得に絞り、一貫して所持の故意を否認する方針で臨みました。弁護士は、依頼者から「過去に合法薬物として購入したもので、覚せい剤だとは知らなかった」「結晶はシリカゲルのようだと思い、薬物と思わなかった」という事情を聴取しました。検察官との面談では、依頼者の彼女が購入時の状況を知っている可能性を伝え、彼女を巻き込みたくないという思いから供述を躊躇していたという依頼者の心情を説明し、否認供述に合理性があることを主張しました。

活動後...

  • 不起訴で釈放
  • 被害者なし

弁護活動の結果

依頼者は逮捕・勾留されましたが、弁護士は頻繁に接見を行い、取調べへの対応を助言しました。最後の検察官による取調べで、依頼者が涙ながらに彼女を庇っていた事情を供述したところ、検察官もその供述に真実味を感じた様子でした。その結果、検察官は本件を不起訴処分としました。依頼者は勾留満期で釈放され、前科が付くことなく、執行猶予が取り消されることもなく事件は終了しました。執行猶予中に自宅から覚せい剤が発見された事案での不起訴処分は非常に珍しいケースですが、一貫した否認と、その主張を裏付ける弁護活動が功を奏した結果です。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果懲役1年4か月 執行猶予3年

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弁護活動の結果懲役3年 執行猶予4年

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弁護活動の結果懲役8月 執行猶予3年

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果懲役1年6か月 執行猶予3年