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  4. ケース698

切手取引をめぐる詐欺で、不起訴処分を獲得した事例

事件

詐欺

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・赤井耕多弁護士が受任した、詐欺の事例です。被害会社との示談はしませんでしたが、検察官に働きかけ、不起訴処分となりました。

事件の概要

依頼者は50代の男性で、切手売買を行う会社の創設者であり、実質的な経営者として中心的立場にいました。会社が自転車操業に陥っていたところ、ある企業から切手購入代金として多額の入金を受けましたが、商品を納品しませんでした。この件で、会社の代表者との共謀による詐欺を疑われました。以前、参考人として警察に呼ばれ、調書を作成されました。その後、警察から自宅に連絡があり、再度連絡を取りたがっていると聞き、逮捕されるのではないかと不安を抱きました。今後の取調べにどう対応すべきか、相談を希望して当事務所に来所されました。依頼者に前科前歴はありませんでした。

罪名

詐欺, 不正競争防止法違反

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は今後の取調べ対応に強い不安を抱えていたため、弁護士はまず警察に連絡を取り、詐欺の共謀を疑われていることを確認しました。その上で、取調べのポイントとなると想定される「契約時に切手を用意することが可能だったか」「会社の資金の流れ」などについて、依頼者と綿密に打ち合わせを行いました。想定される質問と回答をまとめた書面を事前に用意することで、依頼者が落ち着いて取調べに臨めるようサポートしました。弁護士は取調べでの供述調書への署名押印を拒否するよう助言しましたが、依頼者は自身の判断で署名押印しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

弁護士との綿密な打ち合わせを経て、依頼者は落ち着いて警察の取調べに対応することができました。被害会社との示談交渉は行いませんでしたが、弁護活動の結果、本件は検察官により不起訴処分と判断されました。これにより、依頼者は刑事裁判を受けることなく、前科が付くのを回避することができました。会社役員としての社会生活への影響を最小限に抑え、事件は無事に解決に至りました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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詐欺の関連事例

投資目的で預かった金銭をめぐり詐欺を疑われた事例

依頼者は10代の男性です。投資目的で知人女性から合計約650万円を預かり、バイナリーオプションや仮想通貨で運用していました。運用にあたり、LINEで元本保証はできないことなどを説明していました。しかし、相手の女性から「連絡を無視していないのに、返してくれないのは詐欺だ」と主張され、「預けた金銭(マイナスになった分も)を返せ」という内容証明郵便が届きました。依頼者は、詐欺と言われることに納得がいかないものの、警察が介入する事態は避けたいと考え、当事務所へ相談に来られました。なお、依頼者は聴覚に障害があるため、ご相談の際は手話通訳士の方に同伴いただきました。

弁護活動の結果事件化せず

百貨店員を装い高齢女性からキャッシュカードをだまし取った詐欺事件

依頼者の息子であるAさん(20代・学生)は、特殊詐欺の「受け子」として犯行に加担しました。氏名不詳者らと共謀の上、百貨店員などを装って80代の女性に「あなたのカードが偽造されているので交換が必要だ」などと嘘の電話をかけました。その後、銀行協会の職員を装って女性宅を訪問し、キャッシュカード2枚をだまし取りました。直後に共犯者がそのカードを使い、駅構内のATMで現金100万円を引き出して盗んだとして、詐欺と窃盗の容疑で逮捕・勾留されました。逮捕の報道を見たご両親が、今後の対応に不安を感じ、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予5年

特殊詐欺の受け子として現行犯逮捕された詐欺未遂の事例

依頼者は20代の男性です。特殊詐欺グループの「受け子」として、息子を装った犯行グループの指示で高齢女性から現金200万円を受け取ろうとしたところ、張り込み中の警察官に現行犯逮捕されました。逮捕後、詐欺未遂罪で勾留され、裁判所から勾留通知を受け取ったご両親が、事件の詳細や今後の見通しを知りたいと当事務所にご相談されました。依頼者は当時無職でした。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予4年

助成金申請を代行し不正受給させた社会保険労務士の詐欺の事例

依頼者は40代で社会保険労務士として活動する男性です。助成金の申請代行業務において、受給要件を満たすように雇用契約書の内容を改変するなどの手口で、複数の依頼主の会社に助成金を不正に受給させていました。余罪は20~30件あり、被害総額は数千万円から1億円規模にのぼる可能性がありました。警察の捜査が始まり、在宅のまま4回ほど取り調べを受けましたが、このままでは起訴されるのではないかと不安になり、今後の対応について相談するため、当事務所へ来所されました。

弁護活動の結果不起訴処分

勤務先の経費を不正請求した詐欺(業務上横領)の事例

依頼者は30代の会社員の方でした。勤務先において、個人で使用した電化製品などの領収書を経費として不正に請求し、金銭をだまし取ったという詐欺の事案です。税務調査をきっかけに不正が発覚し、依頼者は退職届を提出しました。会社の顧問弁護士からは懲戒免職にはならないだろうとの見解が示されていましたが、警察沙汰になることを避け、穏便に退職したいとの強い希望から、当事務所に示談交渉についてご相談されました。

弁護活動の結果事件化せず