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  4. ケース825

接骨院の施術費用を巡り保険金詐欺を疑われ、示談により事件化を回避した事例

事件

詐欺

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

事件化回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

大阪支部の弁護士が受任した詐欺の事例です。保険会社との間で示談が成立し、被害届が出されることなく事件化を回避しました。

事件の概要

依頼者は、専門職として自身の接骨院を経営する30代の男性です。交通事故に遭った親族の施術を行っていたところ、加害者側の保険会社から弁護士と探偵を伴って来訪を受けました。その場で、施術回数を水増しして保険金を不正に請求したのではないかと追及され、威圧的な雰囲気に押されて、不正を認める内容の念書に署名してしまいました。しかし、実際には施術は適切に行っており、診療記録も保管していました。相手方からは、念書の内容を履行すれば刑事事件にしないと言われたものの、刑事事件化する可能性に強い不安を感じ、今後の対応について相談されました。

罪名

詐欺

時期

事件化前の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最も強い要望は、刑事事件化を避け、早期に問題を解決することでした。そのため、弁護士は受任後すぐに相手方保険会社の代理人弁護士と交渉を開始しました。本件は、診療記録に基づいて施術の正当性を主張し、威圧的な状況で書かされた念書の無効を訴え、徹底的に争うことも可能な事案でした。しかし、依頼者の「早期解決」という意向を最優先し、示談による解決を目指す方針を採りました。交渉においては、依頼者が書いた念書の効力や、施術の正当性について主張しつつも、円満な解決に向けた落としどころを探りました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護士による交渉の結果、相手方の保険会社との間で示談が成立しました。示談内容は、依頼者側が保険会社に調査費用として約90万円を支払う一方で、①既に支払われた施術費用は返還しなくてよい、②まだ請求していない費用は請求権を放棄する、③施術を受けた親族は自賠責保険の範囲で保険金請求が認められる、というものでした。この示談契約には、賠償義務を履行した際には刑事告訴や被害届の提出をしないという宥恕条項が含まれていました。これにより、依頼者の希望通り早期に紛争を解決し、警察が介入する前に事件化を完全に回避することができました。

結果

事件化せず

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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