1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース1045

特殊詐欺(オレオレ詐欺)の受け子として4件に関与した事例

事件

詐欺

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・射場智也弁護士が受任した詐欺の事例です。被害者4名全員と示談が成立し、懲役3年執行猶予5年の判決を獲得しました。

事件の概要

依頼者は20代の会社員の男性です。勤務先の先輩に誘われ、1件10万円の報酬で特殊詐欺(オレオレ詐欺)の「受け子」を始めました。被害者宅に電話をかける「かけ子」役と共謀し、弁護士を装って被害者から現金を受け取るという役割を担っていました。警察が会社の寮に現れ、詐欺の容疑で逮捕されました。逮捕の連絡を受けたご両親が、詳しい状況が分からずどうすればよいか分からないと不安に思い、当事務所にご相談、即日依頼されることになりました。

罪名

詐欺

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

ご依頼後、弁護士はすぐに警察署へ接見に向かい、ご本人から詳しく事情を聴きました。本人は「受け子」として4件の詐欺事件に関与し、被害総額は1050万円にのぼることを認めました。弁護活動の方針として、起訴された事件の被害者全員との示談成立を目指すこととしました。被害額が高額であったため交渉は難航も予想されましたが、弁護士が粘り強く交渉を重ねました。その結果、被害者4名全員とそれぞれ50万円で示談が成立し、同時に「寛大な処分を求める」という宥恕文言付きの示談書を取り交わすことに成功しました。また、ご家族との面会ができない接見等禁止決定に対し、一部解除を申し立て、ご両親との面会が認められるよう尽力しました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護活動の結果、起訴後には保釈が認められ、身体拘束から解放されました。裁判では、検察官から懲役4年が求刑されました。しかし、被害者4名全員との示談が成立し、宥恕(加害者を許し、寛大な処分を求めること)を得られていたこと、本人が深く反省していることなどを弁護士が強く主張しました。その結果、判決では懲役3年、執行猶予5年が言い渡され、実刑を回避することができました。被害額が1000万円を超える特殊詐欺の受け子事案で執行猶予を獲得できたことは、重要な成果といえます。

結果

懲役3年 執行猶予5年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

息子に何回も会ってくれ、複数の示談を全て締結してくれました。

お手紙

この度は、息子の事件でたいへんお世話になりました。突然の事でものすごく動揺し、何が息子に起きたのか、しばらくわからず、そんな中で電話をさせていただきました。それからは、先生からの連絡、助言などに助けていただき、とても心強く思う日々でした。息子にも、何回も会いに行っていただき、息子自身もたいへん心強かったようです。調べが進むにつれて、4件も、事件にかかわっていたとわかり、たいへんショックを受けましたが、先生がすべて示談の手続きをしていただき、厳しい中、執行猶予の判決を受ける事ができました。本当にありがとうございました。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

詐欺の関連事例

偽ブランド腕時計を販売した商標法違反・詐欺で事件化を回避した事例

依頼者は20代で自営業を営む男性です。以前、ブランド品に類似する腕時計を譲渡した件で商標法違反および詐欺の疑いがありましたが、警察の捜査は進展せず未解決のままでした。そんな中、ある日、被害者と思われる人物から突然、依頼者の実家に電話がありました。依頼者は過去の件をすべて清算し、安心して就職活動に臨みたいとの思いから、示談交渉による早期解決を希望し、ご両親が当事務所に相談されました。

弁護活動の結果事件化せず

友人と共謀し後輩から金銭をだまし取った詐欺事件の事例

依頼者は20代の会社員です。約2年前、当時同居していた友人と共謀し、会社の同僚である被害者に対し「飲食店で汚したソファーの弁償代を立て替えた」などと嘘をつき、2回にわたって合計33万円をだまし取りました。被害者は事件後、早い段階で警察に相談。その後、依頼者は退職していましたが、事件から約2年が経過したある日、突然自宅に警察が来て逮捕されてしまいました。逮捕の連絡を受けたご両親が、今後の見通しや、解雇を避けるための会社への対応方法などについて知りたいと、当事務所にご相談くださいました。

弁護活動の結果不起訴処分

持続化給付金を不正に受給した詐欺事件で執行猶予を獲得した事例

依頼者の息子である20代男性が、持続化給付金詐欺の容疑で逮捕されたとの連絡を警察から受けたご両親から相談がありました。当事者は自営業を営んでおり、数年前から実家を離れて大阪市内で暮らしていましたが、ご両親は事件の詳細を全く把握できていない状況でした。息子が逮捕・勾留されているため、まずは弁護士が直接面会し、事件の詳しい内容や本人の状況を確認してきてほしいとのことで、初回接見の依頼に至りました。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予4年

古本屋で値札を貼り換えて商品を購入した詐欺の事例

依頼者は40代の学校関係者の男性です。市内の古本屋で、過去9回にわたり商品の値札を安いものに貼り換えて購入する行為を繰り返していました。被害総額は約2万円にのぼります。最後に犯行に及んだ際、店主に疑われているように感じ、会員登録から身元が割れることを懸念しました。被害届が出されるかもしれないと不安になり、当事務所に相談に来られました。

弁護活動の結果事件化せず

ゴルフクラブの破損を偽り保険金を請求しようとした詐欺未遂の事例

依頼者は20代の会社員の方です。ゴルフプレイ中にゴルフクラブにできたへこみについて、保険金を請求しようとしました。しかし、実際に事故が起きたゴルフ場とは別のゴルフ場で事故証明書を取得して保険会社に提出。さらに、事故を目撃していない父親を目撃者として虚偽の申告をしました。これらの不正が保険会社に発覚し、詐欺未遂の疑いで追及されることになりました。保険会社側の弁護士も交えた話し合いが行われ、依頼者は事実を認めていました。金融機関に勤務していることから、刑事事件化して職場に知られることを何としても避けたいと考え、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果事件化せず