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大麻取締法違反で執行猶予中に再び大麻を所持した事例

事件

大麻

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

一部執行猶予

解決事例まとめ

横浜支部・野尻大輔弁護士が担当した大麻取締法違反の事例。被害者がいないため示談はなく、一部執行猶予付きの懲役刑判決となりました。

事件の概要

依頼者のご子息は20代の会社員の男性です。過去に大麻取締法違反(幇助)で懲役1年、執行猶予3年の判決を受けていましたが、その執行猶予期間中に再び事件を起こしてしまいました。市内の路上において、大麻約0.43グラムを所持していたところ、大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。逮捕から2日後には勾留が決定し、身柄拘束が続くことになりました。ご子息の逮捕を知ったご両親が、以前にもご子息の件で当事務所にご依頼いただいた経緯から、お電話にてご相談くださいました。執行猶予中の再犯であり、実刑判決の可能性が極めて高い状況であったため、ご両親は即日、弁護を依頼されました。

罪名

大麻取締法違反

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

本件は執行猶予期間中の再犯であり、実刑判決が避けられない極めて厳しい事案でした。弁護方針として、まずは取調べにおいて、余罪等について最もダメージの少ないストーリーを構築し、依頼者にアドバイスしました。依頼者の希望を受け、薬物専門病院への入院を条件とするなど万策を尽くして保釈請求を行いましたが、裁判所はこれを認めませんでした。そこで公判では、刑を少しでも軽くするため、情状弁護に注力しました。具体的には、前回の事件で黙秘していた売人の名前を明らかにさせ、更生意欲の強さをアピールしました。また、ご両親との手紙のやり取りや、釈放後の具体的な更生計画を証拠として提出し、再犯防止に向けた環境が整っていることを主張。最終的に、一部執行猶予付きの判決を求めて弁論を行いました。

活動後...

  • その他
  • 被害者なし

弁護活動の結果

本件は薬物事件であり、被害者が存在しないため、示談交渉は行っていません。公判では、被告人質問や情状証人の尋問を入念に準備し、依頼者の反省の情とご家族の監督体制を具体的に裁判官に伝えました。弁護人としては、検察官の懲役1年という求刑に対し、一部執行猶予付きの寛大な判決を求めました。その結果、判決は懲役10月、うち2月の執行を2年間猶予するという、弁護人の主張に沿ったものとなりました。求刑よりも短い期間であり、依頼者にとって予想より有利な結果でした。執行猶予中の再犯という厳しい状況下で、全部実刑を回避し、社会復帰への道筋を残す一部執行猶予判決を獲得できたことは、一連の弁護活動が功を奏した結果といえます。

結果

懲役10月、うち懲役2月の執行を2年間猶予

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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大麻の関連事例

自宅で微量の大麻を所持し逮捕された大麻取締法違反の事例

依頼者は20代の学生でした。専門分野の資格取得に向けた国家試験などを控える中、大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕されました。警察が自宅を家宅捜索した際、以前友人から預かっていた乾燥大麻が発見されたことによるものです。逮捕の連絡を受けたご両親は、今後の刑事処分はもちろん、学業や将来の資格取得への影響を大変心配され、当事務所にご相談されました。特に、早期の身柄解放と、前科がつくことによる資格への影響を回避したいとのご希望が強くありました。

弁護活動の結果不起訴処分

共犯者と大麻を営利目的で所持・譲渡した事件

依頼者は20代の会社員の男性です。友人と共謀し、営利目的で複数回にわたり大麻を譲渡、所持したとして大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。被疑事実は知人への大麻の譲渡2件と、営利目的での所持1件の計3件でした。依頼者は3回にわたって逮捕・勾留されるという厳しい状況に置かれました。最初の逮捕後、警察署から当事務所に接見要請があり、弁護士が接見に向かいました。その後、依頼者のご家族が事務所に来られ、正式に弁護活動を依頼されました。依頼者は捜査段階で黙秘を続けました。

弁護活動の結果懲役2年 執行猶予3年、罰金20万円

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依頼者は30代の公務員。過去に大麻を譲渡した知人が逮捕されたことをきっかけに、警察の家宅捜索を受けました。その際、部屋の段ボール箱の中から20年以上前のものと思われる大麻の葉片約0.225グラムが発見されました。警察からは、科学捜査研究所の鑑定で成分が出たら逮捕すると告げられていました。依頼者は公務員という立場から、何としても不起訴処分を獲得したいと強く希望し、当事務所に相談しました。

弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果懲役2年6か月 執行猶予4年

路上での職務質問で大麻所持が発覚した大麻取締法違反の事例

依頼者は20代の男性です。路上で警察官から注意を受けた際に行われた持ち物検査で、大麻ジョイント1本の所持が発覚しました。そのまま警察署に任意同行され、事情聴取や尿検査を受けましたが、逮捕されることなくその日のうちに帰宅となりました。依頼者は、SNSを通じて知り合った人物から大麻を購入し、使用していたことを認めていました。当時、依頼者は就職の内定が決まっており、まもなく新社会人として勤務を開始する予定でした。逮捕や前科により内定が取り消されることを危惧したご両親が、今後の対応について相談に来られ、当事務所に弁護をご依頼されました。

弁護活動の結果不起訴処分