依頼者のご子息(20代学生)が、過去に2回、それぞれ別の未成年女性と性行為に及んだとして、青少年育成条例違反の容疑で逮捕・勾留されました。他にも3~4件の余罪について取り調べを受けている状況でした。逮捕された当日、ご両親が当事務所に来所され、ご子息の将来を案じてご依頼されました。
受任後、まず弁護士は勾留決定に対する準抗告を申し立て、これが認められたことで、被疑者は逮捕から数日後に釈放されました。早期の身柄解放により、在宅での捜査が進められることになりました。その後、主任弁護士は2名の被害者それぞれと示談交渉を開始しました。被害者様の中に未成年がおられたことや複数の余罪があったことから、当初は示談が成立しても罰金刑などの刑事処分が検討されていました。しかし、弁護士が意見書や反省を示す上申書を提出し、検察官に寛大な処分を求めました。その結果、諸事情が考慮され、最終的に不起訴処分となりました。
弁護活動の結果、被害者2名とそれぞれ示談金50万円、20万円で示談が成立し、宥恕(許し)を得ることができました。検察官も弁護士の主張を受け入れ、最終的に2件とも不起訴(起訴猶予)処分となりました。これにより、ご子息は前科がつくことを回避できました。準抗告による早期の身柄解放と、粘り強い検察官への働きかけによって、学生であるご子息の社会生活への影響を最小限に抑えることができた事案です。
突然の出来事で戸惑ったけれど相談をして安堵しました。

この度は、大変お世話になりました。法律事務所を訪れたのは初めての事で、何にをどう相談したらよいのかも分かりませんでした。事件を起こした息子の親という事で、どんな目で見られても仕方がないと思っておりましたが、親切にていねいに今後の事、弁護士の役割などを説明して頂き、とつ然おこったことへの戸惑いから少し安堵感を覚えました。結果的に先生のご努力により、息子も人生を棒に振る事なく、就活に励んでおります。息子には初めて接見にいらした先生に会った時の気持ちも忘れないで欲しいと願っています。本当にありがとうございました。