1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース1204

求人サイト経由で詐欺の受け子にされ逮捕された詐欺未遂の事例

事件

詐欺

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕で身柄拘束

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

北千住支部・竹原宏征弁護士が担当した詐欺未遂の事例です。一貫して無実を主張し、示談交渉は行わず、不起訴処分で前科なく解決しました。

事件の概要

依頼者はアルバイトで生計を立てる20代の男性です。インターネットの求人サイトで見つけた高時給のバイク便の仕事に応募し、面接を経て採用されました。しかし、初出勤日に「実地試験」と称され、バイク便とは異なる荷物の受け取りを指示されます。不審に思いつつも、指示通りに高齢女性宅へ向かい、現金が入った封筒を受け取った直後、張り込んでいた警察官に振り込め詐欺の「受け子」として現行犯逮捕されてしまいました。依頼者自身は詐欺行為に加担している認識は全くなく、仕事の試験だと思い込んでいました。逮捕後、事件は実名で報道もされました。逮捕の翌日、ご両親が当事務所に電話で相談され、弁護を依頼されました。

罪名

詐欺未遂

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は一貫して「詐欺とは知らなかった」と無実を主張しており、その供述に不自然な点はありませんでした。弁護士は受任後すぐに接見し、依頼者の話を詳細に聴取。依頼者が詐欺グループに利用された被害者でもあると判断し、全面的に無実を主張する方針を固めました。勾留決定後は、身柄の早期解放を目指して準抗告を申し立てました。また、検察官には意見書を提出し、依頼者の供述の裏付け捜査を早急に行うよう求めました。依頼者は厳しい取り調べで精神的に追い詰められていましたが、弁護士が頻繁に接見して励まし、一貫した供述を維持できるようサポートを続けました。

活動後...

  • その他

弁護活動の結果

本件は無実を主張する否認事件であったため、被害者との示談交渉は行いませんでした。弁護活動の結果、依頼者は逮捕から約20日間勾留された後、処分保留のまま釈放されました。その後の捜査で、依頼者の供述の裏付けが取れ、詐欺グループに騙されて利用されたことが明らかになりました。最終的に、検察官は依頼者を起訴せず、不起訴処分としました。これにより、依頼者は前科が付くことなく、社会生活に復帰することができました。アルバイトの応募をきっかけに詐欺事件に巻き込まれ、実名報道までされてしまいましたが、無実を証明し、解決に至った事例です。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

お客様の声

依頼者の気持に寄り添う姿勢ををみて信頼することが出来ました。

お手紙

巻き込まれたとはいえ、犯人扱いをされて親としてはどうしてよいか分からずにおりました時に、24時間対応で即ご相談にのっていただきました事、私共を、○○様と呼んで下さった事、大変有難かったです。不安とみじめな気持ちを味わっておりましたので、依頼者の気持ちに添って下さろうとする姿勢に、お任せしたいと思いました。先生も親身になって下さり、どんな細かいお願いも可能な限りきいて頂けました事、詳しく経過報告して下さいました事心より感謝致します。今回は不起訴となり、先生のご尽力に心より感謝致します。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

詐欺の関連事例

振り込め詐欺の受け子として逮捕された詐欺未遂の事例

依頼者は20代の男性で、教員免許の取得を目指していました。生活費に困り、携帯ゲームで知り合った人物から「電話で指示を受けてお金を運ぶ簡単な仕事」を紹介され、これに応じました。犯罪かもしれないという認識はあったものの、詐欺とは知らず、一度都内で現金を受け取る仕事を実行。その後、再び指示役から「どうしても出てくれ」と頼まれ、偽名を名乗って都内の公園で被害者女性から現金を受け取ろうとしました。しかし、これは警察の「騙されたふり作戦」であり、通報を受けて警戒していた警察官に現行犯逮捕されました。逮捕、勾留後に詐欺未遂罪で起訴された段階で、ご両親が今後の刑事裁判に強い不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予5年

ライブ会場で偽の当たり券を誤って提示した詐欺未遂の事例

依頼者は30代の女性です。大阪府内で開催されたライブのイベント会場で、グッズについてくる当たり引換券を偽造し、それを誤ってスタッフに提示して景品を受け取ろうとした詐欺未遂の事案です。依頼者は、当たり券を多数所持しているという優越感に浸るため、個人的に楽しむ目的で偽物の当たり券を複数枚作成していました。行使する意図はなかったものの、本物の当たり券に紛れ込んでいた偽物を誤って提示してしまいました。スタッフに偽物であることを見破られそうになり、依頼者はパニックになってその場から立ち去りました。景品は受け取っていません。自身の行為が刑事事件に発展することを強く恐れ、事件化を防ぐために当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果事件化せず

土地が呪われていると欺き不動産をだまし取ったとされる詐欺事件の事例

依頼者の夫(70代男性)は、約7年前に「土地は呪われている」と偽り被害者から不動産をだまし取ったとして、詐欺の容疑をかけられました。この件では過去に民事訴訟で敗訴した経緯がありました。ある日、警察が自宅の家宅捜索に訪れ、後日警察署での取調べも予定されている状況でした。当事者本人は心筋梗塞で入院していましたが、被害者との示談を強く望んでおり、退院当日に妻が今後の対応について相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

高齢者宅を訪問しキャッシュカードをすり替えた特殊詐欺(窃盗)の事例

依頼者は30代の男性です。氏名不詳者らと共謀し、銀行協会の職員になりすまして高齢者宅を訪問する、いわゆる特殊詐欺の受け子役を担いました。犯行の手口は、被害者にキャッシュカードを封筒に入れさせ、目を離した隙に別の物が入った封筒とすり替えてキャッシュカードを盗むというもので、2件の窃盗事件で起訴されました。ある日、警察署から依頼者の妻のもとに、夫を特殊詐欺の窃盗容疑で逮捕したという連絡が入りました。妻は詳しい状況が分からず、今後どうなるのか不安に思い、弁護士に初回接見を依頼しました。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予4年

百貨店員を装い高齢女性からキャッシュカードをだまし取った詐欺事件

依頼者の息子であるAさん(20代・学生)は、特殊詐欺の「受け子」として犯行に加担しました。氏名不詳者らと共謀の上、百貨店員などを装って80代の女性に「あなたのカードが偽造されているので交換が必要だ」などと嘘の電話をかけました。その後、銀行協会の職員を装って女性宅を訪問し、キャッシュカード2枚をだまし取りました。直後に共犯者がそのカードを使い、駅構内のATMで現金100万円を引き出して盗んだとして、詐欺と窃盗の容疑で逮捕・勾留されました。逮捕の報道を見たご両親が、今後の対応に不安を感じ、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果懲役3年 執行猶予5年