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  4. ケース233

百貨店員を装い高齢女性からキャッシュカードをだまし取った詐欺事件

事件

窃盗、詐欺

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

大阪支部の弁護士が担当した詐欺・窃盗事件です。示談は不成立でしたが、実刑を回避し、懲役3年・執行猶予5年の判決を獲得しました。

事件の概要

依頼者の息子であるAさん(20代・学生)は、特殊詐欺の「受け子」として犯行に加担しました。氏名不詳者らと共謀の上、百貨店員などを装って80代の女性に「あなたのカードが偽造されているので交換が必要だ」などと嘘の電話をかけました。その後、銀行協会の職員を装って女性宅を訪問し、キャッシュカード2枚をだまし取りました。直後に共犯者がそのカードを使い、駅構内のATMで現金100万円を引き出して盗んだとして、詐欺と窃盗の容疑で逮捕・勾留されました。逮捕の報道を見たご両親が、今後の対応に不安を感じ、当事務所に相談されました。

罪名

詐欺, 窃盗

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

受任後、弁護士は直ちに接見に向かいました。当初Aさんは容疑を認めていましたが、第1回公判を前にして、詐欺の故意はなかったとして否認に転じました。そのため、弁護活動の方針も全面的に見直すことになりました。捜査段階で警察・検察によって作成された自白調書が存在したため、公判ではこれらの調書の信用性を弾劾することが主な活動となりました。しかし、公判でAさんが行った弁解は裁判所に認められませんでした。一般的に、特殊詐欺事件で否認に転じることは実刑判決のリスクを著しく高めます。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 示談不成立

弁護活動の結果

本件では被害者との示談は成立しませんでした。しかし、盗まれた現金100万円は警察に押収され、被害者の方に全額が還付されたため、実質的な被害は回復されていました。公判で検察官は懲役3年を求刑しましたが、判決は懲役3年、執行猶予5年、保護観察付きとなりました。否認に転じた特殊詐欺事件では実刑判決が下される可能性が非常に高い中、本件では実刑を回避することができました。これは、実質的な被害回復がなされていたことや、Aさんが若年であったことなどが裁判所に考慮された結果と言えます。執行猶予判決を得たことで、Aさんは社会復帰への道を歩むことが可能となりました。

結果

懲役3年 執行猶予5年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果不起訴処分

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弁護活動の結果懲役1年 執行猶予4年

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弁護活動の結果事件化せず

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弁護活動の結果懲役2年 執行猶予◯年

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弁護活動の結果懲役3年 執行猶予5年