1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース1347

特殊詐欺の受け子として実刑判決後、控訴審から弁護し減刑した事例

事件

詐欺

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

実刑判決

解決事例まとめ

名古屋支部・中村弘人弁護士が担当した詐欺、詐欺未遂の事案。控訴審から受任し被害者1名と示談が成立し、第一審の懲役2年4か月から懲役2年へ減軽しました。

事件の概要

ご依頼者の弟である20代男性が、特殊詐欺の受け子として2つの事件(被害額300万円の詐欺既遂、詐欺未遂)に関与したとして逮捕・起訴されました。第一審では懲役2年4か月の実刑判決が下されたため、この結果に納得がいかず、控訴審で弁護士を変更したいとのご希望でした。執行猶予の獲得、それが難しい場合でも少しでも刑を軽くしたいという思いから、遠方にお住まいのご家族(姉)が当事務所にご相談されました。

罪名

詐欺, 詐欺未遂

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

ご依頼は第一審判決後であったため、弁護活動は控訴審から開始しました。ご家族の「刑を軽くしてほしい」というご要望に応えるため、まずは被害者との示談交渉を最優先に進めました。第一審では示談活動が行われていませんでした。弁護士が粘り強く交渉した結果、被害額300万円の詐欺事件の被害者とは、被害弁償と損害金をお支払いすることで示談が成立することができました。もう一方の詐欺未遂事件の被害者からは示談を拒否されたため、贖罪寄付を行うことで反省の意を示しました。これらの活動を元に保釈請求も行い、認められました。

活動後...

  • 起訴後に保釈
  • 示談成立

弁護活動の結果

控訴審では、新たに成立した示談などの有利な事情を主張しました。その結果、判決では第一審の懲役2年4か月から4か月短い、懲役2年の実刑判決が言い渡されました。特殊詐欺への厳しい処罰傾向や、控訴審が第一審の判断を尊重する傾向が強い中、刑期を短縮できたことは大きな成果でした。執行猶予の獲得には至りませんでしたが、示談成立と刑の減軽という形で、ご家族のご希望に一定程度応えることができました。ご本人もこの結果を受け入れ、上告はしませんでした。

結果

懲役2年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

詐欺の関連事例

求人サイト経由で詐欺の受け子にされ逮捕された詐欺未遂の事例

依頼者はアルバイトで生計を立てる20代の男性です。インターネットの求人サイトで見つけた高時給のバイク便の仕事に応募し、面接を経て採用されました。しかし、初出勤日に「実地試験」と称され、バイク便とは異なる荷物の受け取りを指示されます。不審に思いつつも、指示通りに高齢女性宅へ向かい、現金が入った封筒を受け取った直後、張り込んでいた警察官に振り込め詐欺の「受け子」として現行犯逮捕されてしまいました。依頼者自身は詐欺行為に加担している認識は全くなく、仕事の試験だと思い込んでいました。逮捕後、事件は実名で報道もされました。逮捕の翌日、ご両親が当事務所に電話で相談され、弁護を依頼されました。

弁護活動の結果不起訴処分

携帯電話の不正契約に関与、詐欺の共犯として逮捕された事例

依頼者の夫(30代・会社員)は、携帯電話の販売応援業務に従事していました。ある日、出張販売イベントにおいて、客を紹介してきた外国人が他人の身分証明書を用いて不正にSIMカードを契約したことが発覚。依頼者の夫は、この外国人と共謀した詐欺の疑いで逮捕されてしまいました。逮捕の連絡を受けた妻は、夫が詐欺に一切加担していないと否認しており、今後の刑事手続の流れや弁護活動について話を聞きたいと、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

他人のカード情報を不正利用しネット決済した詐欺の事例

依頼者は40代の会社員男性です。酔っていた際に、道で他人のクレジットカード情報が記載されたものを見つけ、自身のスマートフォンで撮影しました。後日、その情報を使って海外のオンラインストレージの購入手続き(約4万3千円分)を行いました。決済は結果的に無効となっていましたが、数週間後にクレジットカード会社から「不正利用の疑いがある。期日までに連絡がなければ警察に被害届を出す」との内容のメールが届きました。依頼者は刑事事件になることを大変不安に思い、今後の対応について相談するために来所されました。

弁護活動の結果事件化せず

公園で拾ったカードを使用し、遺失物横領と詐欺に問われた事例

依頼者は40代の学校関係者です。公園で他人のカードを拾い、その数か月後にガソリンスタンドで約2000円分を使用してしまいました。事件から約1年後、警察から連絡を受けて3日間の取り調べを受けました。依頼者は学校関係者であるため、懲戒処分や実名報道がなされることを大変心配しており、不起訴処分を獲得して穏便に事件を解決したいと強く希望され、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

整骨院経営者が施術費用を水増し請求した詐欺の事例

依頼者は30代で、整骨院を経営する方です。複数の患者について通院日数を水増しし、複数の保険会社に対して施術費用を不正に請求していました。ある保険会社から、患者への聞き取り調査を経て不正請求の疑いを指摘され、近々連絡するとの通知を受けました。依頼者は、返金や未払い分の請求取下げによって刑事事件化を防ぎたいと考え、当事務所に相談されました。相談当初は、意図的な不正ではなく記載を間違えただけだと説明していました。

弁護活動の結果事件化せず