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  4. ケース1285

ネットオークションで偽ブランド品を販売した商標法違反の事例

事件

商標法違反

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

罰金で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

名古屋支部・庄司友哉弁護士が担当した商標法違反の事例です。被害企業との示談は不成立でしたが、罰金20万円の略式命令で終了しました。

事件の概要

依頼者は30代の女性です。海外から輸入した有名ブランドのロゴに類似した商標を付したキーホルダーなどを、インターネットのオークションサイトで販売していました。出品の際、「正規品ではない」旨を記載していましたが、これが商標権を侵害する行為とみなされました。この出品は、警察署で職業体験をしていた高校生がサイバーパトロール中に発見したことを端緒に捜査が開始されました。警察官が商品を購入して偽物と鑑定し、後日、依頼者の自宅を訪問。依頼者は、偽ブランド品を販売目的で所持していたとして、商標法違反の疑いで現行犯逮捕されました。逮捕当日、当事者の母親から当事務所に相談の電話がありました。依頼者には幼い子どもがいるため、身柄の早期解放を強く望んでおり、電話で初回接見の依頼を受けました。

罪名

商標法違反

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

依頼者の最大の希望は、幼い子どもの入学式や入園式に出席するため、早期に身柄を解放してもらうことでした。逮捕後、勾留が決定されたため、弁護士は直ちに勾留決定に対する準抗告を申し立てました。この申し立てが認められたことで、依頼者は早期に釈放され、子どもの大切な行事に出席するという希望をかなえることができました。並行して、被害者である商標権者の企業と示談交渉を行いましたが、企業の方針により刑事処分が確定する前の示談には応じてもらえませんでした。そこで、処分後に賠償を行う旨の誓約書を作成し、検察官に意見書として提出しました。また、すでに商品を販売した購入者に対しては、代金を返還する対応を取りました。

活動後...

  • 早期釈放
  • 示談不成立

弁護活動の結果

弁護活動の結果、勾留決定に対する準抗告が認められ、依頼者は早期に釈放されました。被害企業との示談交渉は、先方の方針により刑事処分が確定する前には成立しませんでした。検察官には、購入者への返金対応や賠償の意思があることを意見書で伝えましたが、最終的な処分は罰金20万円の略式命令となりました。商標法違反の事案では、被害企業との示談成立は難しい場合が多いですが、本件では準抗告による早期の身柄解放を実現できたことに大きな意義がありました。これにより、依頼者は子どもの行事へ出席でき、日常生活への影響を抑えることができました。

結果

略式罰金20万円

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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商標法違反の関連事例

偽ブランド品販売による商標法違反と組織犯罪処罰法違反の事例

依頼者の妻である40代女性が逮捕されたとのことで、夫が相談に来られました。当事者の女性は、海外でブランド品の偽物を販売している人物に頼まれ銀行口座を貸した件で、事件の約半年前から警察の聴取を受けていました。その件は終了したと認識していましたが、その後の捜査で、当事者自身が2019年頃から偽ブランド品をオークションサイトで多数販売していたことが発覚。商標法違反の容疑で逮捕されるに至りました。当事者は会社員になったばかりであり、今後の刑事手続きや会社への影響を心配した夫が、妻の逮捕翌日に来所し、即日依頼となりました。

弁護活動の結果懲役1年2か月 執行猶予3年、罰金20万円

友人の商標法違反事件で共犯の嫌疑をかけられた事例

依頼者は30代の医療従事者の方です。依頼者は、知り合いの社長と組んで、海外から仕入れた商品を国内で販売する副業を行っており、自身の口座を提供して入金管理などをしていました。その後、お金に困っていた知人にこの副業を紹介しました。しばらくして、その知人が偽ブランド品を販売した商標法違反の容疑で逮捕されました。逮捕された知人は、警察の取り調べに対し「依頼者から指示されてやった」という趣旨の供述をしたため、依頼者も共犯者として捜査の対象となりました。警察から指示の事実を否定する証拠を出すよう求められ、出頭要請を受けた依頼者は、逮捕の可能性を恐れて当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不送致

偽ブランド腕時計を販売した商標法違反・詐欺で事件化を回避した事例

依頼者は20代で自営業を営む男性です。以前、ブランド品に類似する腕時計を譲渡した件で商標法違反および詐欺の疑いがありましたが、警察の捜査は進展せず未解決のままでした。そんな中、ある日、被害者と思われる人物から突然、依頼者の実家に電話がありました。依頼者は過去の件をすべて清算し、安心して就職活動に臨みたいとの思いから、示談交渉による早期解決を希望し、ご両親が当事務所に相談されました。

弁護活動の結果事件化せず

人気ゲームのキャラクター商品を無断で製造販売した著作権法違反の事例

依頼者は、キャラクター商品の製造販売を行う会社の40代の社長です。人気パズルゲームのキャラクターを模倣したぬいぐるみ商品を海外で製造・輸入し、自社のクレーンゲーム景品などとして販売していました。大手量販店の知財部門の審査を通過していたため問題ないと考えて販売を継続した結果、売上は約3000~4000万円、利益は1000万円を超える規模になっていました。<br /> ある日、ゲームの権利者側からクレーム文書が届きました。依頼者は当初、権利者に対して既存商品を並行輸入しただけだと虚偽の説明をしてしまいましたが、事態の悪化を懸念。刑事事件になることを極度に恐れており、今後の対応について相談するため、当事務所に来所されました。第一の希望は刑事事件化の回避であり、賠償金は支払う意向でした。

弁護活動の結果事件化せず

海賊版ゲーム機をネット販売した著作権法・商標法違反の事例

依頼者の夫(50代男性・通販サイト経営者)が、家庭用ゲーム機の海賊版をインターネットで販売したとして、著作権法違反および商標法違反の容疑で逮捕された事例です。男性は、有名なゲームソフトのデータが内蔵されたゲーム機を自身のサイトで販売していました。過去にも同様の行為で警告を受けたことがありましたが、在庫処分のつもりで販売を継続していたとのことです。逮捕当日、事務所と自宅が家宅捜索を受けました。逮捕の連絡を受け、すぐにでも弁護士に接見に行ってほしいと、ご家族(妻と義理の妹)が弊所に相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金40万円