偽ブランド品を販売した商標法違反と詐欺の事例
依頼者は20代の会社員の男性。海外旅行の際に購入した偽物のブランド時計などを、インターネット掲示板で正規品と偽って販売した。購入者からの被害届により、警察官が自宅を家宅捜索し、依頼者は商標法違反と詐欺の容疑で逮捕されました。逮捕当日、ご両親が「今後どうなるのか知りたい」と当事務所に相談され、状況把握のため初回接見をすることになりました。
弁護活動の結果略式罰金50万円
事件
商標法違反
逮捕・勾留あり
罰金で実刑回避

逮捕で身柄拘束

刑務所に入らずに解決
名古屋支部・庄司友哉弁護士が担当した商標法違反の事例です。被害企業との示談は不成立でしたが、罰金20万円の略式命令で終了しました。
依頼者は30代の女性です。海外から輸入した有名ブランドのロゴに類似した商標を付したキーホルダーなどを、インターネットのオークションサイトで販売していました。出品の際、「正規品ではない」旨を記載していましたが、これが商標権を侵害する行為とみなされました。この出品は、警察署で職業体験をしていた高校生がサイバーパトロール中に発見したことを端緒に捜査が開始されました。警察官が商品を購入して偽物と鑑定し、後日、依頼者の自宅を訪問。依頼者は、偽ブランド品を販売目的で所持していたとして、商標法違反の疑いで現行犯逮捕されました。逮捕当日、当事者の母親から当事務所に相談の電話がありました。依頼者には幼い子どもがいるため、身柄の早期解放を強く望んでおり、電話で初回接見の依頼を受けました。
商標法違反
逮捕後の依頼
依頼者の最大の希望は、幼い子どもの入学式や入園式に出席するため、早期に身柄を解放してもらうことでした。逮捕後、勾留が決定されたため、弁護士は直ちに勾留決定に対する準抗告を申し立てました。この申し立てが認められたことで、依頼者は早期に釈放され、子どもの大切な行事に出席するという希望をかなえることができました。並行して、被害者である商標権者の企業と示談交渉を行いましたが、企業の方針により刑事処分が確定する前の示談には応じてもらえませんでした。そこで、処分後に賠償を行う旨の誓約書を作成し、検察官に意見書として提出しました。また、すでに商品を販売した購入者に対しては、代金を返還する対応を取りました。
活動後...
弁護活動の結果、勾留決定に対する準抗告が認められ、依頼者は早期に釈放されました。被害企業との示談交渉は、先方の方針により刑事処分が確定する前には成立しませんでした。検察官には、購入者への返金対応や賠償の意思があることを意見書で伝えましたが、最終的な処分は罰金20万円の略式命令となりました。商標法違反の事案では、被害企業との示談成立は難しい場合が多いですが、本件では準抗告による早期の身柄解放を実現できたことに大きな意義がありました。これにより、依頼者は子どもの行事へ出席でき、日常生活への影響を抑えることができました。
略式罰金20万円
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。
※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。
依頼者は20代の会社員の男性。海外旅行の際に購入した偽物のブランド時計などを、インターネット掲示板で正規品と偽って販売した。購入者からの被害届により、警察官が自宅を家宅捜索し、依頼者は商標法違反と詐欺の容疑で逮捕されました。逮捕当日、ご両親が「今後どうなるのか知りたい」と当事務所に相談され、状況把握のため初回接見をすることになりました。
弁護活動の結果略式罰金50万円
依頼者は、キャラクター商品の製造販売を行う会社の40代の社長です。人気パズルゲームのキャラクターを模倣したぬいぐるみ商品を海外で製造・輸入し、自社のクレーンゲーム景品などとして販売していました。大手量販店の知財部門の審査を通過していたため問題ないと考えて販売を継続した結果、売上は約3000~4000万円、利益は1000万円を超える規模になっていました。<br /> ある日、ゲームの権利者側からクレーム文書が届きました。依頼者は当初、権利者に対して既存商品を並行輸入しただけだと虚偽の説明をしてしまいましたが、事態の悪化を懸念。刑事事件になることを極度に恐れており、今後の対応について相談するため、当事務所に来所されました。第一の希望は刑事事件化の回避であり、賠償金は支払う意向でした。
弁護活動の結果事件化せず
依頼者は、30代の会社役員の男性です。海外から有名ブランド腕時計の偽物を輸入し、販売目的で倉庫に保管していたとして、商標法違反の容疑で現行犯逮捕されました。共犯者として別の会社役員やアルバイトを含む複数名が同時に逮捕されています。逮捕後、勾留と勾留延長が決定し、接見禁止も付されました。当初は国選弁護人が選任されていましたが、その活動に不安を感じた依頼者の妻が、今後の弁護活動について相談するため来所されました。
弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年、罰金50万円
依頼者の夫(50代男性・通販サイト経営者)が、家庭用ゲーム機の海賊版をインターネットで販売したとして、著作権法違反および商標法違反の容疑で逮捕された事例です。男性は、有名なゲームソフトのデータが内蔵されたゲーム機を自身のサイトで販売していました。過去にも同様の行為で警告を受けたことがありましたが、在庫処分のつもりで販売を継続していたとのことです。逮捕当日、事務所と自宅が家宅捜索を受けました。逮捕の連絡を受け、すぐにでも弁護士に接見に行ってほしいと、ご家族(妻と義理の妹)が弊所に相談に来られました。
弁護活動の結果略式罰金40万円
依頼者は50代の会社員の女性です。コロナ禍で経営が苦しくなった知人の韓国人男性を助けるため、男性から送られてくる商品を日本の友人や店の常連客に発送する手伝いをしていました。商品の中にはブランドのコピー品が含まれていると認識していましたが、自身は直接的な利益を得ていませんでした。購入者から預かった代金は、まとめて韓国人男性に送金する予定でした。<br /> ある日、商品の送り先であった友人の家に警察の捜査が入り、その後、依頼者の自宅も警察による家宅捜索を受け、携帯電話や通帳などを押収されました。依頼者は、今後行われるであろう警察の取り調べへの対応や、刑事処分がどうなるのかという点に強い不安を覚え、当事務所に相談されました。
弁護活動の結果懲役1年6か月 執行猶予3年、罰金30万円