勤務先の経費を不正請求した詐欺(業務上横領)の事例
依頼者は30代の会社員の方でした。勤務先において、個人で使用した電化製品などの領収書を経費として不正に請求し、金銭をだまし取ったという詐欺の事案です。税務調査をきっかけに不正が発覚し、依頼者は退職届を提出しました。会社の顧問弁護士からは懲戒免職にはならないだろうとの見解が示されていましたが、警察沙汰になることを避け、穏便に退職したいとの強い希望から、当事務所に示談交渉についてご相談されました。
弁護活動の結果事件化せず
事件
横領/背任
逮捕なし
事件化回避

逮捕なし

前科がつかずに解決
大阪支部・貞祐有一弁護士が担当した業務上横領の事例です。被害会社との間で約1705万円の示談が成立し、事件化を回避しました。
依頼者は50代の女性で、勤務先の会社で経理を担当していました。約5年間にわたり、同僚と共謀して自分たちの給料を水増しする方法で、それぞれ約800万円、合計で約1700万円を横領しました。二人が自己都合で退職した後、挨拶のために会社を訪れた際に事態が発覚し、横領の事実を自白しました。後日、会社側から警察に被害届を提出したと連絡を受けたため、今後の刑事手続きや示談交渉について不安を感じ、同僚とともに弁護士事務所へ相談に来られました。
業務上横領
事件化前の依頼
依頼者と同僚の2名からの依頼でしたが、共犯事件であるため、利益相反に関する同意を得た上で受任しました。依頼者の最も大きな要望は、刑事事件化を回避することでした。弁護士は直ちに被害会社との示談交渉を開始しました。被害額が合計約1700万円と高額であったため、被害の全額弁償が交渉の絶対条件となりました。弁護士が会社の代理人と複数回にわたり協議を重ね、具体的な返済方法やスケジュールを調整し、示談の合意形成を目指しました。
活動後...
弁護士による粘り強い交渉の結果、被害総額である約1705万円を全額弁済することで、被害会社との示談が成立しました。示談書には、依頼者らを許し、処罰を求めないという宥恕文言も盛り込むことができました。この示談成立を受け、被害届は取り下げられたものとみられ、警察による本格的な捜査が行われることなく、事件化を回避して解決に至りました。結果として、依頼者は刑事処罰や前科がつくことを免れ、社会生活への影響を最小限に抑えることができました。
事件化せず
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。
※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。
依頼者は30代の会社員の方でした。勤務先において、個人で使用した電化製品などの領収書を経費として不正に請求し、金銭をだまし取ったという詐欺の事案です。税務調査をきっかけに不正が発覚し、依頼者は退職届を提出しました。会社の顧問弁護士からは懲戒免職にはならないだろうとの見解が示されていましたが、警察沙汰になることを避け、穏便に退職したいとの強い希望から、当事務所に示談交渉についてご相談されました。
弁護活動の結果事件化せず
依頼者は20代の会社員男性です。勤務先の家電量販店において、商品であるスマートフォンなどを複数回にわたり横領し、売却して金銭に換えていました。事件が発覚して警察に通報され、被害額は合計で約1,000万円に上るとされました。警察署で事情聴取を受けた後、逮捕はされず在宅事件として捜査が進められることになりました。当事者のご両親が、今後の刑事手続きや会社との対応、そして実刑判決の可能性に大きな不安を感じ、今後の対応について弁護士に相談されました。
弁護活動の結果不起訴処分
依頼者は30代の会社員で、都内のバス運行会社に運転手として勤務していました。退職を決意した後、約2か月にわたり、乗客から運賃を受け取る際に料金設定を不正に操作し、差額を着服する手口で横領を繰り返していました。本人の申告では被害総額は4~5万円程度でした。<br /> ある日、会社から呼び出され、ドライブレコーダーの映像を基に犯行を追及されました。依頼者は事実を認めたものの、会社側が警察への通報も検討していると示唆したため、刑事告訴されることを恐れました。前科前歴はなく、警察が介入する前に問題を解決したいとの思いから、当事務所に相談に来られました。
弁護活動の結果不起訴処分
依頼者は40代の会社員の女性です。2015年から2018年にかけて、勤務先で業務用の印紙を不正に経理から受け取り、金券ショップで換金して着服を繰り返していました。被害総額は約1389万円にのぼりました。当初は上司の指示で始まったものの、次第に自身の意思で犯行を重ねていたとのことです。この事実は国税の調査によって発覚し、依頼者は今後の刑事手続きや会社からの処分に大きな不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。
弁護活動の結果事件化せず
依頼者は30代男性で、コンビニエンスストアの店長として勤務していました。依頼者は総額500万円ほどの借金を抱えており、その返済に充てるため、約2年前から勤務先の売上金を横領するようになりました。横領額が220万円に達した時点でオーナーに発覚しましたが、このときはオーナーの判断で貸付金として処理され、事件化は免れました。しかし、依頼者はその後も横領を続け、さらに205万円を着服。最終的に、本部への送金額が不足して破綻し、横領の事実を隠しきれなくなりました。オーナーから連絡が来た後、仕事を放棄した状態で、今後の対応について相談するため当事務所に来所されました。
弁護活動の結果事件化せず