1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース294

飲酒後に人身事故を起こし逃走した過失運転致傷・ひき逃げの事例

事件

ひき逃げ、過失運転致死傷、道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

埼玉大宮支部・藤垣圭介弁護士が担当した過失運転致傷・ひき逃げの事案。示談不成立でしたが、懲役10か月、執行猶予3年の判決を獲得しました。

事件の概要

依頼者は30代の会社員の男性です。飲酒した直後に車を運転し、交通整理の行われていない交差点で、20代の被害者が運転する車と衝突事故を起こしました。この事故で被害者に全治約2週間の頸椎捻挫等の傷害を負わせたにもかかわらず、依頼者は怖くなってしまい、救護措置や警察への報告をせずにその場から逃走しました。後日、車の修理のために保険会社に連絡した際、当初は嘘の説明をしていましたが、調査会社の調査で矛盾が発覚し、事実を話すに至りました。調査会社から警察への出頭を勧められた依頼者は、逮捕されることや会社に知られることを強く懸念し、今後の対応について当事務所に相談されました。

罪名

過失運転致傷,道路交通法違反

時期

事件化前の依頼

弁護活動の内容

ご依頼を受け、弁護士はまず依頼者と共に警察署へ出頭しました。依頼者の最も大きな懸念は逮捕による身体拘束と、それに伴う会社への発覚でした。弁護士は出頭に同行し、依頼者が深く反省しており、逃亡や証拠隠滅の恐れがないことを捜査機関に説明しました。その結果、依頼者は逮捕されることなく在宅のまま捜査が進められました。また、本件は依頼者が出頭する前に警察が事故を認知していたため、法律上の自首には該当しませんでした。捜査段階で、事故当時に飲酒していた事実もありましたが、弁護活動の結果、酒気帯び運転での立件は見送られました。公判では、全面的に罪を認める方針を採りました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

本件は、過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)で起訴され、公開の法廷で審理されることになりました。被害者との示談交渉は試みましたが、成立には至りませんでした。しかし、公判では、依頼者が深く反省していること、弁護士の助言のもと自ら出頭したこと、前科・前歴がなかったことなどを主張しました。その結果、裁判所はこれらの事情を考慮し、懲役10か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。執行猶予が付いたことで、実刑を回避することができました。また、弁護士のサポートにより逮捕されることなく捜査が進んだため、依頼者は勤務先に事件を知られることなく、社会生活を維持したまま刑事手続きを終えることができました。

結果

懲役10か月 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

ひき逃げの関連事例

飲酒運転で追突、逃走した過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者のご子息(30代・アルバイト)は、飲酒後に会社の車を運転中、市内の道路で信号待ちをしていた原付バイクに追突し、運転手に全治10日程度の怪我を負わせました。しかし、救護措置をとらずにその場から逃走しました(ひき逃げ)。これは、飲酒運転の発覚を免れる目的もあったとされています。事故から約5時間後、ご本人が自宅から警察に通報。駆け付けた警察官による呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されました。その後、警察の捜査により、飲酒運転の発覚を免れるために逃走した疑いが強まったとして逮捕され、勾留されるに至りました。ご本人の逮捕・勾留を受け、今後の見通しや弁護活動について不安に思ったご両親が、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年2か月 執行猶予3年

高速道路での接触事故後、現場を離れ救護義務違反も疑われた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は30代の会社員の男性です。高速道路を走行中、車線変更をした際に後方の車両と接触し、相手方に怪我を負わせてしまいました。事故の直後、動揺してしばらく走行を続けてから停止したため、警察からは過失運転致傷罪に加えて、救護義務違反(ひき逃げ)や報告義務違反の疑いもかけられていました。相手方が入院する事態となり、今後の刑事手続きや処分に大きな不安を感じた依頼者は、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

車線トラブル後のひき逃げを疑われ、示談で事件化を回避した事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は50代の男性で、学習塾を経営していました。自動車を運転中、車線変更をめぐり他の車とトラブルになりました。相手の車に後をつけられたり幅寄せされたりし、停車したところ、相手の運転手が車から降りてきて、依頼者の車のドアや窓ガラスを叩いてきました。身の危険を感じて車を発進させた際、ドアミラーが相手に接触した可能性がありました。依頼者は相手が「イテッ」と叫んだのを聞きましたが、その場を立ち去らせるための演技だと思っていました。後日、警察署から出頭を求める通知書が届いたため、警察署への出頭前に今後の対応について相談するため来所されました。依頼者は、逆恨みを恐れており、穏便な金銭解決を強く希望されていました。

弁護活動の結果事件化せず

交差点で歩行者をひき逃げし死亡させた過失運転致死の事例

eyecatch kasitsuunten carMan

依頼者は70代の自営業を営む男性です。仕事でトラックを運転中、交差点を右折する際に、横断歩道を歩いていた被害者と衝突しました。依頼者は衝突音を聞き、車から降りて周囲を確認したものの、人身事故とは認識せずにその場を立ち去りました。しかし、被害者はこの事故により頭部を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。<br /> 翌日、警察が自宅を訪れ、目撃情報などから依頼者が被疑者として浮上。過失運転致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕されました。当事者は当初「ぶつかった記憶はない」と容疑を否認していました。逮捕の知らせを受けたご家族が、今後の手続きや見通しが全く分からず不安に思い、当事務所にご相談され、弁護士がすぐに接見に向かうことになりました。

弁護活動の結果懲役2年6か月

酒気帯び運転で人身事故後、逃走した過失運転致傷等の事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は40代の男性です。飲酒後に自家用車を運転中、被害者3名が乗車する車両に衝突する人身事故を起こしました。事故の認識が薄く、縁石に乗り上げた程度に思い、救護措置などを取らずにその場を走り去りましたが、その後警察官に発見され、呼気検査で基準値を大幅に超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕から2日後、検察官による勾留請求が裁判官によって却下されたため釈放されました。釈放後、今後の捜査への対応や、被害者との示談交渉を弁護士に依頼するため、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年8か月 執行猶予3年

過失運転致死傷の関連事例

バイク事故における無免許運転と過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten motorcycleMotorcycle

依頼者は30代の自営業の男性です。バイクの免許がないにもかかわらずバイクを運転中、前方のバイクに衝突する事故を起こし、相手の方に全治2週間の怪我を負わせました。事故現場では警察官に免許を持っていると嘘をつきましたが、その後の取調べで無免許であったことを認めました。後日、無免許過失運転致傷罪で起訴され、裁判所から弁護士選任に関する通知が届いたため、今後の刑罰や裁判の準備について不安を感じ、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役6月 執行猶予3年

左折時に横断歩道の歩行者に衝突し重傷を負わせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は40代の会社員男性です。早朝、自家用車で交差点を左折する際、横断歩道を渡っていた高齢の女性を見落として衝突し、全治約6か月で後遺障害も残る大怪我を負わせてしまいました。事故後、依頼者はすぐに救急車と警察を呼び、誠実に対応しました。警察と検察庁で複数回の取り調べを受けた後、在宅のまま過失運転致傷罪で起訴されました。依頼者には前科前歴はありませんでしたが、被害者の怪我が非常に重かったため、公判請求(正式な裁判)となりました。起訴状が届き、このままでは実刑判決を受けるのではないかと強い不安を抱いた依頼者は、私選弁護人をつけることを決意し、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果禁錮1年4月 執行猶予3年

バスに衝突し乗客を負傷させた過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は20代の外国人留学生です。日本で初めて車を運転した日に、公共交通機関であるバスに接触する事故を起こしました。その際、パニックになり軽微な事故だと思い現場を離れてしまいましたが、帰宅後に事の重大さに気づき、翌日に警察へ自首しました。この事故でバスの乗客1名が軽傷を負いました。後日、警察から事情聴取のため呼び出しの連絡があり、今後の処分や在留資格への影響を不安に思い、処分を軽くしたいと当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金15000円

丁字路を右折時に原付と衝突し、相手に重傷を負わせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は30代の会社員男性です。普通乗用車を運転中、見通しの悪い丁字路を右折しようとしたところ、優先道路を直進してきた原動機付自転車と衝突しました。この事故により、相手方の男性は顔面多発性骨折など、後遺障害の残る重傷を負いました。事故後は逮捕されることなく在宅で捜査が進められ、事故から約5か月が経過した頃、検察庁に呼び出されました。検察官から「次は裁判所から連絡がある」と告げられたことで、今後の刑事手続きや処分に強い不安を抱き、減刑を目指したいとの思いで当事務所に相談に来られました。

弁護活動の結果禁錮1年4月 執行猶予3年

大学生が起こした人身事故、90代被害者が骨折した過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者は、教職を志望する20代の大学生です。自動車を運転中、信号のない府内の交差点で、横断してきた90代男性が乗る自転車と衝突する事故を起こしました。衝突時は減速していたものの、被害者の男性は転倒により骨盤を骨折する重傷(加療3か月)を負い、手術のため入院することになりました。事故後、警察による現場検証が行われました。依頼者は将来の就職への影響を懸念し、刑事処分、特に前科が付くことを回避したいと強く望んでいました。複数の法律事務所に相談した上で、不起訴処分を目指す当事務所の方針に賛同し、ご両親が相談に来られ、依頼に至りました。

弁護活動の結果不起訴処分

道路交通法違反の関連事例

接触の有無で口論後、警察を呼ばず立ち去ったひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者は20代の工場に勤める男性です。夜間に自動車を運転し駐車場へ入ろうと右折した際、歩行者の男性と接触しそうになりました。依頼者は接触を避けることができたと認識していましたが、相手の男性から「当たったから警察を呼んでほしい」と言われました。依頼者が接触を否定すると、相手は「今回はなかったことにする」と言い立ち去りましたが、その際にナンバープレートを確認されているようでした。帰宅後、証拠となるはずのドライブレコーダーの映像が上書きされていることに気づき、後日ひき逃げとして通報されるのではないかと不安になり、今後の対応について相談に来られました。

弁護活動の結果事件化せず

飲酒・逆走でバイクと衝突、過失運転致傷等で起訴された事例

eyecatch kasitsuunten motorcycleMotorcycle

依頼者は30代の会社員男性です。県内の道路で、飲酒後にオートバイを運転中、一方通行を逆走してバイクと接触し、相手の方に鎖骨骨折などの怪我を負わせてしまいました。事故後、酒酔い運転および過失運転致傷の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕の翌日、遠方に住むご父親から当事務所に相談があり、ご契約に至りました。ご本人は県内在住のため、大阪支部の弁護士が担当することになりました。警察からは当初、より重い危険運転致傷罪が適用される可能性も示唆されていました。

弁護活動の結果懲役1年6か月 執行猶予3年

電動自転車で人身事故を起こした無免許運転・過失運転致傷の少年事件

eyecatch kasitsuunten motorcycleBicycle

依頼者の息子である10代の少年は、学生でした。少年は、法律上は原動機付自転車にあたるフル電動の自転車を、免許が不要な特定小型原付と誤認し、無免許で運転していました。また、ご両親も原付扱いとは知らず、自賠責保険にも加入していませんでした。少年が市内の商店街を走行中、60代の男性が乗る自転車と出会い頭に衝突し、男性にむちうちなどの怪我を負わせる事故を起こしました。事故後、警察からは被害者の怪我の程度によっては危険運転致傷罪での立件も示唆されていました。今後の刑事処分の見通しや、被害者との示談について不安を抱いたご両親が、当事務所に相談に来られました。少年はADHDの診断を受けており、過去に別の事件で家庭裁判所の審判を受けた経験がありました。

弁護活動の結果保護観察

酒気帯び運転で追突事故を起こし、2名に怪我を負わせた事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は40代の男性です。睡眠導入剤と缶チューハイを飲んだ後、意識が朦朧とした状態で車を運転し、買い物からの帰り道で、赤信号で停車していた車に追突する事故を起こしてしまいました。この追突により、相手の車に乗っていたご家族のうち2名が、全治約1週間のむち打ち等の怪我を負いました。依頼者は、被害者からの通報で駆け付けた警察官により、過失運転致傷と道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕されました。その後釈放されたものの、実名報道されることを強く懸念し、今後の刑事処分の見通しについて相談するため、当事務所に来所されました。

弁護活動の結果略式罰金33万円

先行車に続き女性をひき逃げし死亡させた過失運転致死等の事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者の弟(20代男性・学校関係者)が、深夜に車で国道を走行中、前を走っていたタクシーがはねた80代女性に気づかず、路上に倒れていた女性をひいてしまう事故を起こしました。事故後、男性はパニックになりその場から逃走してしまいました(ひき逃げ)。被害者の女性はその後、搬送先の病院で死亡が確認されました。事故当日の夕方、警察官が男性の自宅を訪れ、男性は過失運転致死と道路交通法違反(救護義務違反等)の容疑で逮捕されました。逮捕の知らせを受けた依頼者(男性の兄)は、今後の手続きの流れや弟がどうなるのかという深い懸念から、当事務所に相談しました。

弁護活動の結果略式罰金30万円