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  4. ケース2694

船内清掃中に財布を盗んだと疑われた高齢女性の窃盗事件

事件

窃盗

逮捕の有無

逮捕・勾留あり

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕で身柄拘束

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

福岡支部・成瀬潤弁護士が担当した窃盗の事例です。一貫して否認を続けた結果、2件の窃盗容疑について不起訴処分を獲得しました。

事件の概要

依頼者は80代の女性で、当時、船内の清掃パートとして勤務していました。業務中、乗客の忘れ物の財布2件を盗んだとして窃盗の容疑をかけられました。会社から防犯カメラの映像を根拠に追及され、自主退職。その後、警察が自宅を訪れ、家宅捜索の末に逮捕されました。逮捕の連絡を受けた依頼者の娘様が、今後の手続きに大きな不安を感じ、当事務所に相談されました。依頼者は一貫して容疑を否認しており、「ウエストポーチに付けていた携帯電話を直しただけだ」と主張していました。

罪名

窃盗

時期

逮捕後の依頼

弁護活動の内容

依頼者は一貫して容疑を否認していたため、弁護方針として黙秘を徹底することとしました。受任後、直ちに接見に向かい、被疑者である母親に取調べでは黙秘するか、供述調書への署名押印を拒否するよう助言しました。勾留決定に対しては、不服を申し立てる準抗告を行いました。勾留期間中、弁護士は繰り返し接見を行い、被疑者が黙秘を続けられるよう精神的にサポートしました。1件目の勾留満期で処分保留となり、別件で再逮捕されたため、同様に黙秘を貫く方針で弁護活動を継続しました。

活動後...

  • 不起訴で釈放

弁護活動の結果

弁護士の助言通り、被疑者が取調べに対して黙秘を貫いた結果、検察官は起訴するための十分な証拠を揃えることができませんでした。1件目の事件で勾留満期を迎えた際に処分保留で釈放され、在宅で捜査が続けられましたが、最終的に2件の窃盗容疑のいずれも不起訴処分となりました。逮捕から約2か月で、前科が付くことなく事件は解決しました。否認事件において、取調べにどう対応するかは極めて重要です。本件では、早期に弁護士が介入し、適切な取調べ対応を助言したことで、不起訴処分という結果を得ることができました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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