1. »
  2. »
  3. »
  4. ケース3484

路上で拾った財布から現金を抜き取った占有離脱物横領の事例

事件

占有離脱物横領

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・渋谷勇気弁護士が担当した占有離脱物横領の事例。750万円で示談が成立し、結果として不起訴処分を獲得しました。

事件の概要

依頼者は40代の会社員の男性です。路上で財布を拾い、その場では交番に届けようと考えましたが、中身を確認したところ、現金約16万円が入っていたため、これを抜き取ってしまうという占有離脱物横領(遺失物横領)事件を起こしました。財布には現金のほか、交通系ICカードなども入っていました。
事件現場の周辺には防犯カメラが設置されていることを認識しており、発覚を恐れていました。また、既婚者で家族がおり、仕事を失うことへの強い不安を感じていました。このままではいけないと自首を検討する一方で、自身が今後どうなるのか、どう対応すべきかが分からず、当事務所に相談されました。

罪名

遺失物横領

時期

事件化前の依頼

弁護活動の内容

依頼者は自首を検討しており、事件化を回避したいという強いご希望がありました。受任後、弁護士は被害者との示談交渉を開始しました。 当初、被害者は高額請求の意思はないと述べていましたが、後に態度を硬化させ、事件による仕事上の損害を理由に、極めて高額な示談金を要求してきました。 依頼者は、被害者と直接会った際に恐怖を感じ、高額であっても支払うことで示談が成立したいと強く希望されるようになりました。弁護士は、法的な観点から示談金の相場について説明しましたが、最終的には依頼者の「穏便に解決したい」という意思を最大限尊重し、交渉をまとめる方針を取りました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

粘り強い交渉の結果、最終的に示談金750万円を支払うことで被害者との間で示談が成立し、被害者の許し(宥恕)を得ることができました。 この示談成立が検察官に評価され、本件は刑事事件として起訴されることなく、不起訴処分となりました。これにより、依頼者は前科がつくことを回避でき、懸念していた仕事を失うという最悪の事態も免れました。 本件は、被害者からの請求額が一般的な相場を大きく超えるものでしたが、依頼者の「金額を問わず解決したい」という強い意向を汲み取り、弁護活動を行った結果、不起訴処分という最良の結果に繋がった、極めて特殊な事例です。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

刑事事件でお困りの方へ
無料相談予約をご希望される方はこちら
24時間365日いつでも相談予約受付中 0120-204-911

※ 無料相談の対象は警察が介入した事件の加害者側です。警察未介入のご相談は原則有料となります。

占有離脱物横領の関連事例

コンビニで拾った現金約20万円を着服した遺失物横領の事例

依頼者の息子である20代の男性(医療関係者)は、ある日コンビニエンスストアで、現金約20万円が入った封筒を拾いました。男性は、その現金を自分の銀行口座に入金してしまいました。事件から約1週間後、警察から依頼者である父親に「息子さんが横領の容疑で取り調べを受けている」と連絡が入りました。男性は取り調べを受けたものの、逮捕されることなくその日は帰宅しました。男性は最近結婚したばかりであり、両親は息子の将来を案じ、なんとか穏便に事件を解決できないかと、今後の対応について弁護士に相談することを決め、来所されました。

弁護活動の結果不起訴処分

ATMに置き忘れられた通帳で現金を引き出した窃盗・占有離脱物横領の事例

依頼者の母親である80代の女性が、ショッピングセンターのATMに置き忘れられていた通帳を窃取し、現金約30万円を引き出した窃盗・占有離脱物横領の事案です。事件から約半年後、警察が自宅に家宅捜索に訪れ、事情聴取を受けました。その後、検察からの呼び出しを待つ状況となり、今後の流れや被害者への対応に不安を感じた依頼者(娘)が、当事者である母親とともに相談に来られました。当事者である母親は事件後に脳梗塞を患っており、事件当時の記憶が不鮮明な状態でした。

弁護活動の結果不起訴処分

公園で拾ったカードを使用し、遺失物横領と詐欺に問われた事例

依頼者は40代の学校関係者です。公園で他人のカードを拾い、その数か月後にガソリンスタンドで約2000円分を使用してしまいました。事件から約1年後、警察から連絡を受けて3日間の取り調べを受けました。依頼者は学校関係者であるため、懲戒処分や実名報道がなされることを大変心配しており、不起訴処分を獲得して穏便に事件を解決したいと強く希望され、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

カラオケ店のトイレで財布を拾い現金を抜き取った遺失物横領の事例

依頼者は20代の会社員の男性です。一人で訪れたカラオケ店で飲酒しており、男子トイレの棚に財布が置き忘れられているのを発見しました。魔が差してしまい、その財布から現金3万8,000円を抜き取りました。しかし、店員が防犯カメラを確認している様子を見て怖くなり、抜き取った現金をトイレの個室の水洗タンクの中に隠して店を出ました。翌日、警察官が自宅を訪れ、任意同行を求められました。警察署で父親と共に事情聴取を受け、正直に犯行を認めました。自身に前科・前歴がなかったことから、前科が付くことを何としても避けたいと考え、被害者との示談による不起訴処分を目指し、ご両親が当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

大学構内で学生の財布を持ち去ったとされる逸失物横領の事例

依頼者は60代の男性で、大学構内で清掃業に従事していました。大学構内のソファーの上にあった学生の財布を持ち去ったとして窃盗の疑いをかけられ、警察から2度にわたり取り調べを受けました。依頼者は一貫して容疑を否認していましたが、警察から防犯カメラの映像を提示されるなど捜査が進む中、今後の対応に不安を感じ、2回目の取り調べ当日に当事務所へ相談し、弁護を依頼されました。

弁護活動の結果不起訴処分