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  4. ケース3852

路上に駐輪された電動自転車を盗んだ窃盗の事例

事件

窃盗

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・田端孝司弁護士が受任した窃盗の事例。被害者との示談は不成立でしたが、弁護活動の結果、不起訴処分を獲得しました。

事件の概要

依頼者は就職活動中の大学4年生(20代)です。ある日、立ち寄ったスーパーマーケットの外に鍵がかかっていない状態で停められていた電動自転車を見つけ、目的地まで行こうと考え、そのまま乗って走り去りました。しかし、自転車にはGPSが取り付けられており、所有者である被害者が追跡してきたため、公園付近で取り押さえられました。その後、通報により駆け付けた警察官によって警察署へ連行され、事情聴取を受けました。その日のうちに帰宅を許されたものの、後日改めて出頭するよう指示されたため、今後の対応に不安を覚えたご両親が、当事務所に相談に来られました。

罪名

窃盗

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

受任後、弁護士は直ちに被害者との示談交渉を開始しました。しかし、被害者の処罰感情は非常に強く、「刑罰を受けてほしい」との意向で、交渉は難航しました。最終的に、大学や就職先に事件のことを伝えるという条件を提示されましたが、依頼者の将来に与える影響が甚大であるため、これを受け入れることはできないと伝え、示談は不成立に終わりました。検察官は当初、被害額が10万円強と高額であることや、少年時に同種前歴が2件あることから公判請求も視野に入れていました。しかし、弁護士は示談交渉が不成立に至った経緯を詳細に報告するとともに、本人が深く反省していること、就職が決まっている将来有望な青年であることなどを主張した意見書を提出し、不起訴処分を強く求めました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

示談は成立しませんでしたが、検察官は弁護士が提出した意見書や示談交渉の経過報告書を考慮し、「大学4年生で就職が決まっている将来のある者に前科をつけることが本当に更生に繋がるのか疑問に感じている」との見解を示しました。その結果、検察官は本件を不起訴処分としました。示談不成立という不利な状況ではありましたが、示談成立に向けて粘り強く誠実な活動を行ったこと、そして依頼者の反省と更生の可能性を説得的に主張したことが、今回の結果に繋がりました。これにより、依頼者は前科がつくことなく、大学卒業後、予定通り内定先の企業に就職することができました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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