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コロナ関連の助成金を不正受給した詐欺事件の事例

事件

詐欺

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

新宿支部・満生貫太弁護士が担当した詐欺事件です。被害額を全額弁済し、懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を得ました。

事件の概要

依頼者は建設会社の代表取締役を務める30代の男性です。知人から紹介された人物に依頼し、コロナ禍における雇用調整助成金を申請しました。しかし、実際には休業させていない従業員の休業手当を支払ったかのように装い、合計約1244万円を国から不正に受給しました。その後、主犯格とみられる人物が詐欺容疑で逮捕されたことを受け、警察が依頼者の自宅を訪問。任意同行を求められ、事情聴取を受けることになりました。依頼者自身は不正受給という認識がなかったため、突然の事態に困惑。同行された当日に、今後の刑事処分の見通しなどを心配した妻から当事務所へ相談があり、即日依頼に至りました。

罪名

詐欺

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

本件は、国を被害者とする組織的な給付金詐欺であり、被害額も1000万円を超える高額な事案でした。実刑判決の可能性も十分にある中、弁護活動の焦点は被害弁償と反省の情を示すことにありました。依頼者は詐取した金銭の一部を会社の資材購入に充てていました。幸いにもその資材価格が上昇したため、売却によって弁済資金を確保することができました。弁護方針として、会社を清算し、不正受給した全額に違約金などを加えた金額を国に返還することを決定。これにより、依頼者の深い反省と、被害回復への真摯な姿勢を検察官や裁判官に示すことを目指しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不可

弁護活動の結果

被害者が国であるため示談は行わず、依頼者自身で東京労働局に対し、不正受給額に違約金などを加えた合計約1617万円を全額弁済しました。公判では、検察官から懲役3年6か月の実刑が求刑される厳しい状況でした。しかし、弁護側は、被害弁償が完了している点や、詐取金を個人的な遊興費ではなく事業資金に充てていた点などを主張しました。最終的に、これらの情状が裁判所に認められ、懲役2年6か月、執行猶予4年の判決が下されました。高額な詐欺事件であったものの、真摯な対応と全額の被害弁償が実刑回避につながった事例です。

結果

懲役2年6か月 執行猶予4年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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詐欺の関連事例

特殊詐欺に加担し犯罪収益を収受した組織犯罪処罰法違反の事例

依頼者は20代の男性です。特殊詐欺(いわゆるオレオレ詐欺)グループにおいて、被害者からだまし取った現金を運ぶ「運び屋」としての役割を担っていました。複数回にわたり、犯罪によって得られた収益を別の口座へ振り込むなどして収受しました。本件により、依頼者は詐欺罪および窃盗罪の容疑で逮捕・勾留され、その後、組織的犯罪処罰法違反で起訴され、被告人勾留が続くとともに接見禁止命令も付されました。起訴後、ご両親が国選弁護人から私選弁護人への切り替えを検討され、当事務所へご相談に来られました。国選弁護人との連絡が少なく、事件の見通しがはっきりしない点に不安を感じておられました。

弁護活動の結果懲役2年 執行猶予3年

振り込め詐欺グループの一員として高齢女性から現金をだまし取った詐欺事件

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弁護活動の結果懲役3年 執行猶予4年

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弁護活動の結果懲役1年4か月

フリマアプリで商品を偽り販売した詐欺事件で不起訴を獲得した事例

依頼者は30代の男性です。フリマアプリでスマートフォンと偽り、中身を金属板に入れ替えた箱を販売した詐欺の容疑で逮捕されました。逮捕の連絡を受けたご両親が、今後の刑事手続きの見通しや取り調べへの対応について不安を抱き、当事務所へ相談に来られ、依頼に至りました。逮捕前に、依頼者は被害者から連絡を受けて被害弁償として40万円を支払っていましたが、その後、被害届が提出されて逮捕されたという経緯でした。また、家宅捜索では他人名義のカード類なども見つかっており、余罪についても厳しい追及が予想される状況でした。

弁護活動の結果不起訴処分

公共交通機関の職員が遺失物システムを悪用した詐欺の事例

依頼者のご子息(20代男性)は、公共交通機関の職員でした。勤務先の遺失物検索システムを悪用し、遺失者を装って複数回にわたり金品をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。被害は、ブランド品のキーケースやネックレス、現金16万円が入った財布など計9点に及びました。逮捕当日、警察が自宅に来て家宅捜索を行い、ご子息を連行する様子を依頼者(ご両親)が目撃しました。本人は事実を認めており、事件発覚後に懲戒解雇されていました。突然の逮捕に混乱したご両親から、事件の詳細の確認と本人へのアドバイスを希望され、当事務所に初回接見のご依頼がありました。

弁護活動の結果懲役2年6か月 執行猶予4年