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信号無視でバイクを転倒させ重傷を負わせた過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

執行猶予で実刑回避

逮捕なし

刑務所に入らずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・木村隆輔弁護士が受任した過失運転致傷の事例。示談は不成立でしたが、執行猶予付き判決を獲得し、実刑を回避しました。

事件の概要

依頼者は70代の男性です。早朝、路上で自動車を運転中、前のトラックが発進したため青信号と誤信し、赤信号のまま交差点を右折しました。その結果、対向車線を直進してきたバイクが、衝突を避けるために急ブレーキをかけて転倒しました。この非接触事故により、バイクの運転手は足の骨を折るなどの重傷を負い、100日を超える長期の入院を余儀なくされました。依頼者は逮捕されることなく在宅で捜査を受け、検察庁での聴取を経て起訴されました。裁判所から弁護士選任に関する書類が届いた段階で、今後の見通しに不安を感じ、当事務所へ相談、依頼に至りました。

罪名

過失運転致傷

時期

起訴後の依頼

弁護活動の内容

本件は被害者の怪我が重く、依頼者の信号無視という過失も明らかであったため、実刑判決の可能性も十分に考えられる事案でした。弁護活動は起訴後から始まり、執行猶予付き判決の獲得を目標としました。被害者には民事の代理人弁護士が就いていたため、その代理人を通じて被害者の意思を確認し、依頼者が作成した反省文を送付して謝罪の意を伝えました。また、再発防止策として、高齢の依頼者に免許の自主返納を勧めましたが、仕事上の必要性から運転は継続する意向でした。そのため、趣味のための運転を極力減らすという具体的な方策を立て、再犯防止の環境を整えていることを裁判で主張しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談不成立

弁護活動の結果

公判は2回開かれ、検察官からは禁錮1年が求刑されました。被害者との示談は成立しませんでしたが、裁判では依頼者の深い反省の情や、趣味の運転を控えるといった具体的な再犯防止策を講じている点を主張しました。その結果、弁護側の主張が考慮され、判決は禁錮1年、執行猶予3年となりました。依頼者の過失が大きく被害結果も重大でしたが、執行猶予が付いたことで実刑を回避し、刑務所に収監されることなく社会生活を続けることができました。なお、被害者への損害賠償については、依頼者が加入していた任意保険を通じて対応が進められました。

結果

拘禁1年 執行猶予3年

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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