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  4. ケース4848

大学生が起こした人身事故、90代被害者が骨折した過失運転致傷の事例

事件

過失運転致死傷

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

不起訴で前科回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

大阪支部・狩野祐二弁護士が担当した過失運転致傷の事例。見舞金10万円で示談が成立し、不起訴処分を獲得しました。

事件の概要

依頼者は、教職を志望する20代の大学生です。自動車を運転中、信号のない府内の交差点で、横断してきた90代男性が乗る自転車と衝突する事故を起こしました。衝突時は減速していたものの、被害者の男性は転倒により骨盤を骨折する重傷(加療3か月)を負い、手術のため入院することになりました。事故後、警察による現場検証が行われました。依頼者は将来の就職への影響を懸念し、刑事処分、特に前科が付くことを回避したいと強く望んでいました。複数の法律事務所に相談した上で、不起訴処分を目指す当事務所の方針に賛同し、ご両親が相談に来られ、依頼に至りました。

罪名

過失運転致傷

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

被害者は加療3か月の重傷であり、過失運転致傷罪では公判請求(裁判)や略式罰金となる可能性が高い事案でした。依頼者の「不起訴処分で前科を回避したい」という強い希望を叶えるため、弁護士はまず被害者側との示談交渉に着手しました。被害者のご家族は非常に寛大で、当初は依頼者の刑事処分を望んでおらず、見舞金の受け取りも辞退される意向でした。しかし、弁護士は、そのお気持ちに感謝しつつも、不起訴処分を獲得するためには示談の成立と明確な宥恕の意思を示す嘆願書が極めて重要であることを丁寧に説明しました。粘り強い交渉の末、最終的に見舞金10万円を受け取っていただき、処罰を望まない旨を記載した嘆願書に署名・捺印をいただくことができました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護士は、被害者の宥恕意思が明確に示された嘆願書を検察官に提出し、依頼者を寛大に処分するよう求めました。被害者の怪我は重いものでしたが、検察官は示談が成立していること、被害者が依頼者の処罰を望んでいないことを重視し、最終的に本件を不起訴処分としました。これにより、依頼者は公判請求や罰金刑を免れ、前科が付くことなく事件を解決することができました。教職に就くという将来の目標に対しても、刑事手続上の不利益を回避することができ、平穏な日常生活を取り戻されました。

結果

不起訴処分

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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過失運転致死傷の関連事例

バイクと接触し立ち去ったひき逃げ(道路交通法違反)の事例

eyecatch kasitsuunten carMotorcycle

依頼者は50代の男性です。市内の交差点で自動車を運転中、並走していたバイクと接触しました。依頼者は後方で大きな音がしたため接触したかもしれないと思いましたが、バックミラーで転倒などが確認できなかったため、そのまま走り去りました。しかし、実際にはバイクの運転手は転倒し、左半身を打撲する怪我を負っていました。後日、警察がひき逃げ事件として捜査を開始し、依頼者は事情聴取を受け、被害者が診断書を提出すれば人身事故となり、救護義務違反に問われると説明を受けました。刑事処分を不安に思い、弁護士に相談されました。

弁護活動の結果事件化せず

横断歩道で自転車と接触し走り去ったひき逃げ(過失運転致傷等)の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者は50代の公務員の男性です。自動車を運転中、市道の交差点を右折した際、横断歩道を走行していた自転車に接触し、乗っていた高校生を転倒させました。被害者がすぐに立ち上がって去っていったため、大丈夫だと判断し、救護措置等を行わずにその場を離れてしまいました。約20日後、警察が自宅を訪れ事件が発覚し、在宅のまま捜査が進められました。事故から約4か月後、過失運転致傷と道路交通法違反の罪で起訴され、起訴状が届きました。被害者との示談が成立しておらず、不安を感じ、当事務所に相談されました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

駐車場内で自転車事故を誘発し立ち去った過失運転致傷・ひき逃げの事例

eyecatch kasitsuunten drunkDriving man

依頼者は80代の医療従事者の男性です。駐車場内で乗車のため車を動かしたところ、後方から来た自転車2台が衝突する非接触事故を誘発しました。依頼者の車と自転車の接触はなかったものの、1台が転倒し、乗っていた女性が打撲などの怪我を負いました。依頼者は、転倒した女性が自力で起き上がったのを見て問題ないだろうと判断し、警察に報告することなくその場を立ち去りました。後日、警察官が自宅を訪れ、ひき逃げ(救護義務違反・報告義務違反)および過失運転致傷の疑いで捜査を受けていることを知らされました。その後、検察での取調べを経て在宅のまま起訴された後、裁判に備えたいとのことで当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

先行車に続き女性をひき逃げし死亡させた過失運転致死等の事例

eyecatch kasitsuunten driving man

依頼者の弟(20代男性・学校関係者)が、深夜に車で国道を走行中、前を走っていたタクシーがはねた80代女性に気づかず、路上に倒れていた女性をひいてしまう事故を起こしました。事故後、男性はパニックになりその場から逃走してしまいました(ひき逃げ)。被害者の女性はその後、搬送先の病院で死亡が確認されました。事故当日の夕方、警察官が男性の自宅を訪れ、男性は過失運転致死と道路交通法違反(救護義務違反等)の容疑で逮捕されました。逮捕の知らせを受けた依頼者(男性の兄)は、今後の手続きの流れや弟がどうなるのかという深い懸念から、当事務所に相談しました。

弁護活動の結果略式罰金30万円

路地から出る際に自転車と接触し相手に怪我をさせた過失運転致傷の事例

eyecatch kasitsuunten carBicycle

依頼者は30代の女性で、資格・専門職として働いていました。自家用車を運転中、ある路地から大通りに出ようとした際、左側から走行してきた自転車に気付かずに接触し、相手の方に手のひらを骨折する怪我を負わせてしまいました。事故後、依頼者自身が警察に通報し、臨場した警察官から事情を聴かれました。後日、警察署と検察庁でそれぞれ取調べを受け、検察庁では略式起訴に関する書類にサインをしました。しかし、資格職であるため前科が付くことへの強い懸念を抱き、起訴の取り下げを希望して当事務所に相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金15万円