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歩行者と接触後に立ち去ったひき逃げ(過失運転致傷等)の事例

事件

ひき逃げ、過失運転致死傷、道路交通法違反

逮捕の有無

逮捕なし

事件の結果

事件化回避

逮捕なし

前科がつかずに解決

解決事例まとめ

横浜支部・野尻大輔弁護士が受任した過失運転致傷・ひき逃げの事案。被害者と示談が成立し、警察から検察へ事件送致されることなく解決しました。

事件の概要

依頼者は40代の女性会社員です。夜間に雨の中、車を運転していたところ、対向車を避けるためにハンドルを切った際、歩行していた男性と接触しました。接触音は認識しましたが、傘が当たった程度だと思い、一度通り過ぎた後に現場に戻りました。男性が普通に歩いている様子を見て、声をかけずにそのまま帰宅してしまいました。翌日、被害者からの通報により警察から連絡があり、ひき逃げの疑い、具体的には過失運転致傷と道路交通法違反(救護義務違反、報告義務違反)で捜査が開始されました。警察署に呼ばれ、捜査が進む状況に不安を感じ、当事務所に相談、依頼に至りました。

罪名

過失運転致傷, 道路交通法違反(救護義務違反), 道路交通法違反(報告義務違反)

時期

警察呼出し後の依頼

弁護活動の内容

本件では、依頼者が事故現場に戻っていることから、救護義務違反の成立が争点となりました。ひき逃げ事案では、警察は故意に逃げたとみなしがちですが、弁護士は依頼者の「怪我はないと判断したため声かけをしなかった」という認識に基づき、救護義務違反の故意はなかったと主張しました。活動の最重要点として、被害者との迅速な示談交渉に着手しました。幸いにも被害者の方は怪我もなく、損害賠償も求めないという意向でした。弁護士はすぐに被害者と連絡を取り、迷惑料として3万円をお支払いすることで、刑事処罰を望まない旨を記した上申書を取得することに成功しました。

活動後...

  • 逮捕なし
  • 示談成立

弁護活動の結果

弁護士が迅速に活動した結果、依頼から短期間で被害者との示談が成立しました。迷惑料3万円をお支払いし、処罰を望まない旨の宥恕付き上申書を取得しました。この上申書を捜査機関に提出したところ、被害者の処罰感情がないことや、実質的な被害がないことが考慮されました。その結果、本件は検察庁に送致されることなく、警察限りで捜査が終了し、事件化が回避されました。これにより、依頼者は前科がつくことなく、早期に事件の不安から解放され、日常生活を取り戻すことができました。

結果

事件化せず

※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
※罪名と量刑は解決当時の法令に則り記載しています。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

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弁護活動の結果懲役2年2か月 執行猶予5年

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弁護活動の結果事件化せず

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弁護活動の結果懲役1年2か月 執行猶予3年

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弁護活動の結果略式罰金75万円

酒酔い運転で物損事故と当て逃げを起こした道路交通法違反の事例

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弁護活動の結果懲役10月 執行猶予3年

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弁護活動の結果禁錮1年2か月 執行猶予3年

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弁護活動の結果略式罰金70万円

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弁護活動の結果不起訴処分

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依頼者は50代の運送会社役員の男性です。仕事でトラックを運転中、国道で道路上に横臥していた男性を轢いてしまいました。依頼者は何か物を踏んだ程度の認識しかなく、人であるとは気づかずに十数キロメートルにわたり走行を続けました。その後、異常音に気づいて駐車場に停車したところ、車体の下に人が挟まっているのを発見し、警察に通報しました。しかし、轢かれた男性はすでに死亡していました。依頼者は、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で現行犯逮捕されました。逮捕の2日後、今後の見通しや対応に不安を感じた依頼者の妻が弊所に相談に来られ、弁護活動を開始することになりました。

弁護活動の結果不起訴処分

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依頼者は50代の男性です。深夜、社用車を運転中に居眠りをしてしまい、左側を走行していた自転車に後ろから接触しました。依頼者は接触に気づかず、そのまま現場を走り去ってしまいました。この事故により、自転車に乗っていた70代の男性は顔面挫創など全治約10日間の傷害を負いました。<br /> 事故から2日後、警察が依頼者の会社を訪れたことをきっかけに、依頼者は警察と連絡を取りました。自宅に来た警察官が、車の破損したライトカバーの破片と事故現場の遺留物が一致することを確認し、依頼者は警察署へ任意同行を求められました。取り調べの後、ひき逃げ(道路交通法違反)と過失運転致傷の容疑で逮捕されましたが、翌日に勾留はされず釈放されました。釈放後、今後の刑事処分に大きな不安を感じた依頼者は、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果略式罰金10万円

道路交通法違反の関連事例

飲酒運転で人身事故を起こし危険運転致傷の疑いで逮捕された事例

依頼者は60代の男性です。ある日の夜、飲酒後に自家用車を運転し、交差点を右折する際に自転車2台と衝突し、乗っていた10代の少年2名に打撲などの怪我を負わせました。事故直後、依頼者は一度その場を離れようとしましたが、周囲に引き留められました。その後、現場に駆け付けた警察官によって逮捕されましたが、取り調べの翌日には釈放され、在宅事件として捜査が継続されることになりました。後日、警察から再度呼び出しを受けたため、今後の刑事手続きや被害者への対応に大きな不安を感じたご家族が、減刑の可能性などについて相談するために当事務所へ来所されました。

弁護活動の結果懲役10か月 執行猶予3年

自転車との接触事故後に現場を去った過失運転致傷・ひき逃げの事例

依頼者は30代の会社員の男性です。自動車で交差点を右折しようとした際、対向から直進してきた自転車と接触しました。依頼者は衝突した認識がなく、被害者の自転車もその場を去ってしまったため、一度は現場を離れました。しかし、気になって現場に戻ったところ誰もいなかったため、そのまま帰宅しました。翌日、警察から連絡があり、被害者が未成年であったため、被害者の自宅で両親も交えて話をしました。被害者は打撲の怪我を負っていると聞かされ、警察からは後日改めて連絡すると言われました。依頼者は過失運転致傷や報告義務違反(ひき逃げ)に問われるのではないかと不安になり、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果不起訴処分

交差点で歩行者に衝突し負傷させ、その場を去ったひき逃げの事例

依頼者は40代の男性です。車を運転中、見通しの悪い交差点を右折する際に歩行者2名に接触し、うち1名に加療約1か月を要する外傷性くも膜下出血等の傷害を負わせました。衝突音に気づき5分後に現場に戻ったものの、被害者を救護するなどの措置を講じなかったため、過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で在宅捜査を受けました。検察から公判請求(起訴)される見込みだと聞き、被害者との示談もできていない状況であったため、今後の刑事処分、特に執行猶予が付くかどうかに強い不安を抱き、当事務所へ相談に来られました。

弁護活動の結果懲役1年 執行猶予3年

飲酒後バイクを運転し人身事故、危険運転致傷で逮捕された事例

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弁護活動の結果略式罰金50万円

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弁護活動の結果事件化せず